Ron Carter

Posted by moonrainbow on 08.2016 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
The Shadow Of Your Smile

量子効果「真空複屈折」

Posted by moonrainbow on 08.2016 科学   0 comments   0 trackback
不可思議な量子効果「真空複屈折」を示唆する初の観測成果(RAS

中性子星からの光が真空空間を移動する間に直線偏光して地球に届く様子を示したイラスト
中性子星からの光が真空空間を移動する間に直線偏光して地球に届く様子を示したイラスト(提供:ESO/L. Calçada)

強力な磁場を持つ超高密度天体である中性子星の観測から、80年前に予測された量子効果「真空複屈折」の証拠となる現象が初めて観測的に示されたとする研究成果が発表されました

中性子星とは、太陽の10倍程度以上の質量を持つ星が一生の終わりに超新星爆発を起こした後に残る高密度天体です。その磁場は太陽の数十億倍と強力で、中性子星周辺の宇宙空間にも影響が及ぶが、宇宙空間は通常真空なので、中性子星から放たれた光は変化を起こさずにそのまま進むと考えられます

しかし、量子電磁力学(quantum electorndynamics; QED)、つまり光子と電子などとの相互作用を記述する量子論によれば、空間は絶えず消滅したり出現したりする仮想粒子でいっぱいだとされています。そして、とても強力な磁場はこの空間に変化をもたらし、そこを通過する光の偏光にも影響を及ぼします。「QEDによると、強力な磁気を帯びている真空は『真空複屈折』として知られる、光の伝搬に対するプリズムのような役割を果たします」(伊・国立宇宙物理研究所 Roberto Mignaniさん)。

Mignaniさんたちの研究チームはヨーロッパ南天天文台の大型望遠鏡「VLT」を使って、みなみのかんむり座の方向400光年彼方に位置する中性子星「RX J1856.5-3754」を観測しました。そのデータから、約16%におよぶ直線偏光が検出されました。「この直線偏光は、QEDが予測する真空複屈折による効果を考慮に入れなければ、簡単に説明できるものではありません」(Mignaniさん)。

QEDによる多くの予測のうち、真空複屈折は80年前に予測されて以降、これまで直接の検出例はなかったのです。「真空複屈折は、たとえば中性子星の周囲など非常に強力な磁場のもとでなければ検出されません。中性子星は、いわば自然の基本法則を調べるための貴重な実験室なのです」(伊・パドゥーワ大学 Roberto Turollaさん)。

「今回の研究は、極度に強力な磁場のもとで起こるQED効果の予測を支持する、初めて成果となりました」(英・ムラード宇宙科学研究所/ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン Silvia Zaneさん)。

2016年12月1日
Astro Artsより


SOPHIE MILMAN

Posted by moonrainbow on 07.2016 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
My One And Only Love

欧・露のミッション「エクソマーズ(ExoMars)」

Posted by moonrainbow on 07.2016 火星   0 comments   0 trackback
火星周回探査機「TGO」の試験撮影好調

「TGO」搭載のカメラ「CaSSIS」による初映像の静止画
「TGO」搭載のカメラ「CaSSIS」による初映像の静止画。「動画はこちらから」提供:ESA/Roscosmos/ExoMars/CaSSIS/UniBE、以下同)

2016年10月19日に火星周回軌道へ入った欧・露のミッション「エクソマーズ」の周回探査機「TGO」が観測機器のテストを行った。無事に性能が確かめられ、初画像が公開されました

周回探査機「TGO」は現在、火星上空230~310km、1周9800kmの楕円軌道を4.2日かけて周回しています。11月20~28日にかけて、搭載されている観測機器を火星到着後初めて試験稼働させました

TGOの主目的は大気の1%以下を占めるガス(メタン、水蒸気、一酸化窒素、アセチレンなど)の詳細な一覧を作成することで、なかでも興味深いのは、地球上では主に微生物の活動によって作られるメタンです。メタンはさらに、量こそ少ないものの熱水作用のような地質学的プロセスでも作られることが知られています

機器のうち、「Atmospheric Chemistry Suite」は火星の大気の大部分を占めている二酸化炭素に焦点を当てて観測を行いました。また「Nadir and Occultation for Mars Discovery instrument」は水を観測し、どちらの装置も高感度で大気のスペクトルを取得できることを示しました。さらに、火星の表面における中性子の流れを計測する中性子検出器「FRENDO」は、火星の表層やその地下の組成を調べることができ、とくに水や氷が注目されています

一方、カラー撮像器「Colour and Stereo Surface Imaging System」は11月22日の接近飛行で11枚の画像を取得し、上空235kmからヘベス谷をとらえたり、ノクティス迷路の一部の立体画像を作成したりしています

立体的に再現されたノクティス迷路の一部
立体的に再現されたノクティス迷路の一部

2017年の終わり頃には、TGOは高度400kmのほぼ円形軌道上を周回するようになります。「機器が順調でとても幸せです。このすばらしい周回機が今後どんなことを成し遂げてくれるのか楽しみです」(TGOプロジェクトサイエンティスト Håkan Svedhemさん)。

2016年11月30日
Astro Artsより

Fernando Pereira

Posted by moonrainbow on 06.2016 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
Piano In The Forest

227恒星の公式名称

Posted by moonrainbow on 06.2016 ニュース   0 comments   0 trackback
227恒星の公式名称をIAUが決定

227恒星の公式名称
 
星の呼び方は国や地域によってさまざまです。例えばこと座α星の「ベガ」は日本ではおりひめ星としても知られていますが、もちろん西洋でこれは通じません。そんな不都合を解消するため、国際天文学連合(IAU)は227個の星の公式名称を決定しました
 
IAUによれば、星の名前は呼び方だけでなく年代によってスペルが異なることもあるそうです。そこで、IAUは一つの恒星に対応する1つの公式名称を決定。例えば地球から最も近い恒星系の「ケンタウルス座α星(英名ではAlpha Centauriと呼ばれることも)」は、今後は公式には「リギル・ケンタウルス(Rigil Kentaurus)」に統一されます。ただし、ケンタウルス座α星C(プロキシマ・ケンタウリ)の名前は変わりません
 
また、ほとんどの星の名前は以前と変わりません。たとえば恒星「ベガ」は、ベガがようやく正式名称となりました。そして、数字とアルファベットの組み合わせで星を指定する名称についても特に変更はありません
 
227個の星の正式名称の一覧はIAUのホームページに掲載されています
 
Image Credit: ESO/Digitized Sky Survey 2

2016/11/29
Soraeより

Danny Wright

Posted by moonrainbow on 05.2016 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
Everlasting Love

太陽系外惑星「K2-3d」をトランジット現象でとらえた

Posted by moonrainbow on 05.2016 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
生命がいるかもしれない惑星のトランジットを地上から観測

研究成果の概要イラスト
研究成果の概要イラスト。地球に近い大きさと温度をもつ系外惑星K2-3d(左上、想像図)が主星(右上、想像図)の手前を通過する様子と、その際に見られた減光の様子(提供:国立天文台)

ハビタブルゾーンに位置する太陽系外惑星「K2-3d」が主星の前を横切るトランジット現象が、初めて地上の天体望遠鏡でとらえられました。惑星の公転周期が高精度で測定されたことにより、将来の観測で惑星の大気を調査できる見通しが高まり、地球外生命探索に繋がる重要な足がかりが得られたといえます

太陽系外の惑星が主星(中心星)の手前を通過する「トランジット」現象を観測すると、主星が暗くなる様子から惑星の存在を検出できます。さらに、その減光の大きさを様々な波長の光で精密に測定することによって、惑星の大気の成分を調べることもできます

NASAの系外惑星探査衛星「ケプラー」はトランジットの観測で、2000個以上の系外惑星を発見してきました。そのうち、「ハビタブルゾーン」(惑星の表面に水が液体の状態で存在できる温度領域)に存在する惑星は30個近く見つかっており、これらの惑星の大気を調べられれば生命活動の証拠が得られる可能性があります。その観測のためには、いつトランジットが起こるかを正確に知ることが不可欠となります

国立天文台の福井暁彦さんたちの研究チームは、岡山天体物理観測所の口径188cm天体望遠鏡と系外惑星観測用装置「MuSCAT(マスカット)」を利用して、しし座の方向に位置する太陽系外惑星「K2-3d」のトランジットをとらえることに成功しました。この惑星による減光率はわずか0.07%しかないが、3つの波長帯で同時かつ高精度に観測ができるというMuSCATの高い能力が活かされました

今回の観測データなどを解析したところ、K2-3dの公転周期(約45日)を誤差18秒という極めて高い精度で測定することができました。これにより、将来のトランジット予測時刻の精度が大幅に高められたことになります

K2-3dまでの距離は約140光年で、上記の約30個の系外惑星のなかでは最も太陽系に近い。そのトランジットが高精度で予測できるようになったことで、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やTMTなど次世代の大型望遠鏡によりベストなタイミングでトランジットを観測することが可能となり、近い将来、この惑星の大気を詳細に観測できる見通しが高まりました。将来の地球外生命探索に向けて大きな足がかりが得られたといえます

2016年11月29日
Astro Artsより

Miles Davis Quintet

Posted by moonrainbow on 04.2016 癒しの音楽   2 comments   0 trackback
'Round Midnight

土星「Fリング」の観測

Posted by moonrainbow on 04.2016 太陽系   0 comments   0 trackback
探査機カッシーニ、土星「Fリング」の接近観測へ 

土星「Fリング」

1997年にNASAとESA(欧州宇宙機関)によって打ち上げられ、2004年から土星の観測を開始していた探査機「カッシーニ」。そのカッシーニが、いよいよ最後のミッションとして「土星の環(Fリング)」のへの接近観測を開始します
 
これまでも土星を周回しながら観測を行ってきたカッシーニですが、2016年11月30日から2017年4月22日(予定)までは毎週1回、合計20回も土星の環のそばを通過する軌道へと推移します。そして氷と岩石からなる土星の環をこれまでにないレベルで詳細に観測する予定です。下の画像はカッシーニが撮影した土星の環と衛星「ミマス」の画像ですが、今後も同探査機はこのような素晴らしい画像を地球へと送ってくれるはずです
 
 土星「Fリング」1

このように特に土星を特徴づけるその環ですが、その起源はいまだ正確にはわかっていません。そこでカッシーニはその謎を解き明かすために最初にヤヌス/エピメテウス環を通過し、その後内側のF環の観測に移行します。このF環はおよそ幅500kmの不安定な環で、その構成と形は常に変化しています。カッシーニは搭載した観測機器によって、Fリングの粒子とガスを採取する予定です
 
NASAのジェット推進研究所のLinda Spilker氏は、「我々はこのミッションを『Ring-Grazing Orbits』と呼んでいます。カッシーニはミッションの最中に、土星の環の外側を通過するからです」と語っています。ただしカッシーニはF環から5,000マイル(約8,000km)離れた地点を通過するので、環の粒子への衝突の危険性は低いはずです
 
もちろん、カッシーニは土星の環の高解像度写真の撮影も行います。そのなかで、まだ視覚的に観測されていないFリングの「小衛星(moonlet)」の観測にも期待が寄せられているのです。最終的には土星の大気圏に突入してその生涯を終えるカッシーニですが、今後もさまざまな土星の新たな顔を我々に教えてくれそうです
 
Image Credit: Slash Gear

2016/11/29
Soraeより
 

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