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初期の地球や火星でのアミノ酸

Posted by moonrainbow on 15.2020 地球   0 comments   0 trackback
初期の地球や火星では隕石衝突時にアミノ酸が生成されていた可能性

生命誕生前の海に落下した隕石を描いた想像図
生命誕生前の海に落下した隕石を描いた想像図(Credit: Tohoku University/ Yoshihiro Furukawa)

生命にとって欠かせない水や有機物などは地球に衝突した天体によって宇宙からもたらされたと考えられており、地球に落下した隕石からアミノ酸や糖が見つかったり、彗星から複雑な有機物が検出されたりしています。ところが今回、生命の誕生につながった有機物が隕石の衝突によって地球上で生成された可能性を示した研究成果が発表されています

■実験では二酸化炭素、窒素、水、隕石に含まれる鉱物の反応でアミノ酸が生成された

古川善博氏(東北大学)らの研究グループは、生命誕生前の地球における大気や海に隕石が衝突した際の化学反応を、物質・材料研究機構(NIMS)の一段式火薬銃を使って再現する実験を行いました。当時の大気を構成していたと考えられている二酸化炭素と窒素、海水の主成分である水、それに隕石に含まれる鉱物(鉄、ニッケルなど)を反応させた結果、グリシンやアラニンといったアミノ酸が生成されたとしています。

研究グループは、生命の材料となる有機物は宇宙からもたらされたと考えられてきたものの、地球へと運ばれた有機物の種類や量については定かではないと指摘。当時の大気から有機物が生成された可能性についてはこれまで放電にもとづく研究のみが報告されていたといいますが、今回の実験は隕石が高速で衝突したときのエネルギーによって二酸化炭素と窒素をもとに有機物が生成された可能性を示唆する結果となりました。

このことから研究グループは、生命誕生以前の地球では従来の予想とは異なる有機物の生成反応が起きていたことが示されたとしています。また、衝突によって生成された有機物は衝突地点の周辺に濃く分布することから、生命の誕生につながる化学進化において有利な条件となった可能性にも触れています。

さらに、このような有機物の生成は地球だけでなく、初期の火星においても起きていた可能性があると研究グループでは考えています。火星の大気にもかつては二酸化炭素と窒素が多く含まれており、その表面には海があったとみられることから、隕石の衝突によってアミノ酸が生成される段階までは進んでいた可能性に言及しています


Image Credit: Tohoku University/ Yoshihiro Furukawa

2020-06-10
Soraeより

地球の磁場が弱まる怪現象

Posted by moonrainbow on 09.2020 地球   1 comments   0 trackback
2つに分裂する可能性も(ESA

地球の磁場

欧州宇宙機関(ESA)が公開した衛星データによれば、地球の磁場(地磁気)が弱まっている領域は相変わらず成長しており、やがては2つに分裂する可能性もあるという

 特に問題となっている地磁気が弱い領域は「南大西洋異常帯」だ。ヴァン・アレン帯における異常構造で、南アメリカからアフリカ南西部にかけて広がっている

南米から西へ成長する地磁気の異常帯
 
1970年代以来、毎年20キロずつ西へ勢力を拡大してきた「南大西洋異常帯」だが、ESAの人工衛星「SWARM」の最新データからは、ここ5年の間に、その中に特に地磁気が弱い2つ目の中心が出現しつつあることが示されている。

 このプロセスがこのまま進めば、南大西洋異常帯はやがて分裂し、南アメリカ中部に中心を持つものと、アフリカ南西部沿岸に中心を持つものの2つに分かれる可能性もあるようだ


South Atlantic Anomaly impact radiation


過去200年で磁力が9%低下

 地球から発生している「地磁気」は、磁極の位置を定めているほか、一種のバリアとして作用し、太陽風や宇宙線から私たちを守ってくれている。

 そのために、一見私たちにはまったく無関係に思える地磁気の強さの変化が、地球での暮らしに大きな影響を与えたとしてもおかしくはない。

 南大西洋異常帯のもっとも磁力が弱い部分は、ここ50年で2万4000ナノテスラから2万2000ナノテスラに低下し、さらに地球全体で見た場合も、過去2世紀で地磁気の強さが平均9%低下しているのだという。

 とは言っても、現時点でそれほど警戒すべきことはなさそうだ。ESAによれば、今の段階でのもっとも大きな影響は、人工衛星や宇宙船に搭載されている機器の誤作動におおむね限られるとのこと。

 そうした機器については、南アメリカや南大西洋上空を通過する際に、より多くの電荷粒子にさらされることもあるだろう


地球の磁場1
South Atlantic Anomaly impact radiation

地磁気の逆転は起きるのか?
 
南大西洋異常帯が分裂しつつある原因は謎に包まれている。

 地球の地磁気は、外核内部に溜まっている溶けた鉄が移動することで電流が生じ、そこから発生していると考えられている。こうした地磁気は、一定期間に区切れば安定しているかのように見えるが、長いタイムスパンではまったくそうではない。

 流動的であるばかりか、およそ数十万年に1度の周期で向きが逆になり、北極と南極が入れ替わることすらある(なお、地球の自転軸が反転する、いわゆる「ポールシフト」とは別物)。

 ただし、地磁気逆転と現時点で南大西洋異常帯で観測されている現象とに関係があるのかどうかは分からない。

 一説によれば、南大西洋異常帯は、アフリカ大陸の下にある密度の高い岩石(アフリカ大規模S波低速度領域/African Large Low Shear Velocity Province)が原因で、こうした地磁気の崩壊は数百年ごとに定期的に起きている可能性もあるようだ


2020年06月03日
カラパイアより

小惑星「1998 OR2

Posted by moonrainbow on 12.2020 地球   0 comments   0 trackback
小惑星「1998 OR2」が4月29日、地球に最接近する

小惑星「1998 OR2」
地球に接近する天体の想像図。1998 OR2は月と地球の16倍の距離を通過する

2020年4月29日に小惑星「1998 OR2」が地球に最接近することが判明しています

1998 OR2は1.8〜4.1kmの小惑星で、地球に衝突すると多大な影響を与える可能性のある潜在的に危険な天体の1つとしてカテゴリーされています。しかし、最接近時は月と地球の距離の約16倍の距離(630万km)を通過すると計算されており、衝突する可能性は非常に低く”驚異を感じるものでない”とNASAの天文学者は述べています。

1998 OR2」を合成した画像
3月30日に30分間隔で2枚撮影した「1998 OR2」を合成した画像(Credit: Gianluca Masi/The Virtual Telescope Project)

現在ではVirtual Telescope Projectが3月20日に捉えた実際の画像が公開されています。この時点ではドットの様にしか見えない1998 OR2ですが、最接近時には10〜11等星ほどになる予測され、天候が良ければ口径8インチ程度の天体望遠鏡で観測することができるかもしれません。

なお、天体望遠鏡を持っていなくても、Virtual Telescope Projectが当日にライブ配信を行うことを告知していますので、興味と時間のある方は要確認です


Image: Родион Журавлёв– Pixabay

2020-04-06
Soraeより

超音速飛行機「タロンA」「タロンZ」

Posted by moonrainbow on 05.2020 地球   1 comments   0 trackback
ストラトローンチが超音速機を世界最大の飛行機から打ち上げ

ストラトローンチ

ストラトローンチは超音速飛行機「タロンA」「タロンZ」や、スペースプレーン「ブラック・アイス」の計画を公開しました

まずタロンAは、全長8.5メートルかつ重量約2.7トンの飛行機で、マッハ6での航行が可能。また、機体は再使用が可能です。

タロンAの目的は、超高速での長時間飛行と、滑走路への自律的な滑空による水平着陸の実証です。また、自力で離陸することもできます。一方、タロンZの詳細は明かされていません。

そしてブラック・アイスも再使用が可能なスペースプレーンで、軌道上への高度な輸送能力と、物資の持ち帰りを目標としています。また、最初は貨物輸送用として始まり、後に乗員輸送が可能なバリエーションも計画されています。

ストラトローンチは、以前にもスペースプレーンを含む4種類の衛星打ち上げシステムを発表しています。また、ストラトローンチの母機は2019年4月に一度、テスト飛行に成功しています


Image: ストラトローンチ

2020-04-01
Soraeより

惑星協会の「ライトセイル2号」が撮影した地球と自身の帆

Posted by moonrainbow on 03.2020 地球   0 comments   0 trackback
ライトセイル2号が捉えた地球と自身の帆

惑星協会の実証機「ライトセイル2号」

惑星協会の実証機「ライトセイル2号」が撮影した、自身の帆と地球の画像が公開されました

ライトセイル2号は太陽の光を受けて航行するソーラー・セイルの実証機で、2019年6月に打ち上げられました。本体からは、上画像のような32平方メートルの帆が展開されます。

すでに軌道上を8ヶ月にわたり飛行している、ライトセイル2号。飛行データからは、太陽電池を実証機の両サイドに設置すべきだったなどの改善報告があげられています。

ライトセイル2の予定運用期間は約1年。この技術が実証されれば、将来的には探査機や人工衛星の推進力などとしての応用が期待されています


Image: The Planetary Society

2020-02-2
Soraeより
 

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