探査機ニューホライズンズが冥王星の次に目指す天体「MU69」

Posted by moonrainbow on 05.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
太陽系のはしっこに、謎の赤い天体「MU69」があるようです

謎の赤い天体

探査機ニューホライズンズが、冥王星の次に目指すもの。2015年に冥王星上空を飛んだNASAの探査機ニューホライズンズは、冥王星も含めた太陽系の端のほうにあるいろんな天体、「太陽系外縁天体」の観測を目的としています。そしてニューホライズンズは今、海王星の外側の天体の密集するカイパーベルトにある「MU69」という天体を目指しています

最新のハッブル宇宙望遠鏡での観測で、初めてMU69の色がわかったのです。先日アメリカ天文学会の惑星科学部会で、表面が強い赤みを帯びていることが発表されました。さらにそれが、2015年ニューホライズンズが見つけた冥王星の斑点よりも赤いかもしれないとのことです

その赤っぽい色は、冥王星とその衛星カロンがそうであるように、地表にソリンがあることを示しています。ソリンとは、メタンやエタンといった有機化合物に紫外線があたることでできる物質です。ソリンは地球上には自然の状態では存在しませんが、太陽系の外縁では珍しくありません。ちなみにMU69は、カイパーベルト天体の中で色が測定された天体としては最小になります

謎の赤い天体1
MU69大きさ比較。球体がMU69のイメージ、その右下がチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星。米国ボストンの近く、「ケープコッド湾にすっぽり入るくらい」っていうローカルな説明。(Image: New Horizons/NASA)

MU69の直径はおよそ20〜30マイル(約30〜45km)で、冥王星の16億マイル(約26億km)奥にあります。2019年1月1日にニューホライズンズがMU69の近くを通過するとき、その位置は地球と比べて太陽から43.3倍離れたところになります。そして、冥王星の近くを通ったときよりもさらに近くの上空を飛んでいくことになりそうです

ニューホライズンズが飛んだ軌跡と、冥王星(Pluto)とMU69それぞれの軌道
ニューホライズンズが飛んだ軌跡と、冥王星(Pluto)とMU69それぞれの軌道。(Image: NASA/Johns Hopkins)

ギズモード・ジャパンより
2016年11月1日

宇宙国家(Space Nation)「アスガルディア( Asgardia)」計画

Posted by moonrainbow on 21.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
宇宙国家「アスガルディア」計画をAIRCが宣言、現在国民と国歌を募集中

宇宙国家「アスガルディア」計画
 
ウィーンに本拠地を置くAerospace International Research Center(AIRC)は、衛星軌道上の宇宙国家(Space Nation)「アスガルディア( Asgardia)」の設立計画を宣言しました。このアスガルディアは独自に運営され、他国の影響を受けないというまさに「新国家」を目指したものです
 
アスガルディアの計画では、この国家は1つ以上の中心となる「コア・サテライト」と、それを取り巻くクラスター状の衛星や保護プラットフォームから成り立ちます。またこれ以上の宇宙国家の構造についての詳しい言及は避けられましたが、それは「将来的な参加者を増やすためだ」と説明されています
 
パリで開催されたカンファレンスにて、プロジェクトリーダーのIgor Ashurbeyli氏はアスガルディアの創立哲学や法規、それに科学的な目的を宣言。さらに「地球人」に対して国民としての参加や、国旗などのデザインの協力を求めました
 
宇宙国家「アスガルディア」計画1
 
Ashurbeyli氏によると、「これは母なる地球を離れ、生活圏を宇宙に広げるという人類の永遠の夢の実現なのです。アスガルディアの精神は地球人類をデジタル化し、国家や宗教、人種から開放された人間性を宇宙へと移植させることなのです。つまりアスガルディアの中で、我々はすべてが区別のないただの『人間』となるのです」とのこと
 
さらにアスガルディアは宇宙国家最初の国民も募集しています。応募はAsgardiaのウェブサイトから可能で、最初の10万人には特権が与えられるとのこと。また同時に、国旗や標章、国歌も広く募集しています
 
なお、AIRCのメンバーは最初の衛星を2017年に打ち上げるとしています。アスガルディアへの参加は氏名とメールアドレスだけで可能です
 
Image Credit: James Vaughan/Asgardia

2016/10/15
Soraeより

中国の「観光用スペースプレーン計画」

Posted by moonrainbow on 10.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
中国が20人乗りの「観光用スペースプレーン計画」発表

中国の20人乗りの「観光用スペースプレーン計画」

中国のロケット製造業者「中国運載火箭技術研究院(CALT)」はメキシコで開催された国際宇宙会議(IAC)にて、最大20人が搭乗できる観光用スペースプレーン計画を明かしました。これが実現すれば、商業用のスペースプレーンとしては最大級のものとなります
 
上の画像は、同研究院が公開したスペースプレーン計画の小型バージョンのものです。実際にはこれをスケールアップして、最大20人までの乗客に対応するとしてます

中国の20人乗りの「観光用スペースプレーン計画」1
 
発表によると、このスペースプレーンは自力で地上から垂直に飛び立ち、宇宙空間に到達したあとは自動で着陸もこなします。推進剤として利用するのは、液体メタンと液体酸素です
 
機体は2バージョンが想定されています。まず小型な10トンバージョンは翼長が6mで、5人を載せて地上100kmまで飛び立ちます。最高飛行スピードはマッハ6で、2分間の無重力体験が可能です。そして大型な100トンバージョンは翼長が12メートルで20人を載せ、地上130kmまで到達します。最高速はマッハ8で、4分間の無重力体験が可能です。さらに大型バージョンではロケットステージを追加して小型人工衛星の投入も可能となります
 
なお、このような計画をすすめている、あるいはすでに機体を所有している企業は複数あります。たとえばヴァージン・ギャラクティック社のスペースシップ・ツー(6人乗り)やXCORのLynx(パイロット含め2人乗り)などです。またアマゾンのジェフ・ベゾス率いるブルー・オリジンも、「ニュー・シェパード」ロケットでの6人乗りの宇宙船を開発しています。しかし、中国キャリアロケット技術研究院のHan Pengxinリーダーは「宇宙観光のニーズはもっと大きい」ともくろんでいるのです
 
中国キャリアロケット技術研究院によると、すでに地上施設でのテストは順調にすすんでおり、テスト飛行も2年以内に行われます。そして2020年には貨物を搭載しての飛行も開始される予定です。宇宙飛行の予想チケット価格は20万ドル〜23万ドル(約2000万円〜2500万円)。
 
Image Credit: New Scientist

2016/10/05
Soraeより

80日間で2000万円で火星へ

Posted by moonrainbow on 02.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
イーロン・マスク氏が火星開拓と宇宙船の詳細公開 

新たな火星開拓計画とその宇宙船

2016年9月27日、宇宙開発企業のスペースXを率いるイーロン・マスク氏は「新たな火星開拓計画とその宇宙船」を発表しました
 
正式名称はまだ決まっていないものの、火星開拓に利用される宇宙船は「Heart of Gold」と呼ばれています。これは、SF小説家のダグラス・アダムズ氏の著書「銀河ヒッチハイク・ガイド」に登場する宇宙船にちなんだものです
 
新たな火星開拓計画とその宇宙船1

このHeart of Goldは約100人を一気に火星へと輸送する能力があります。さらに、将来的には200人以上を搭乗させることで「コストの低下」を狙う計画もあるのです。Heart of Goldは火星までたったの80日〜150日で到着し、将来的には移動時間を30日にまで切り詰めることも視野に入れています。また、旅費は20万ドル(約2000万円)かそれ以下に抑えたいそうです

 新たな火星開拓計画とその宇宙船2

ロケットの全長が122メートル、ブースターの直径が12メートル。宇宙船の荷物積載量は最大450トンにも達し、この重量は燃料の積載量によって変わります。さらにロケットは再利用が可能で、宇宙船は軌道上で燃料を補給することになります。また帰りの旅では火星で燃料補給し、地球に帰還することも想定に入れています。ただし、これを実現するには火星に燃料があり、さらにプラントを建造する必要があります
 
 新たな火星開拓計画とその宇宙船3

ロケットはフロリダ州ケープ・カナベラルのケネディ宇宙センター第39複合発射施設から打ち上げを予定。ロケットのブースターの推進力は2873万ポンドで、打ち上げ後にブースターと宇宙船は分離します

SpaceX Interplanetary Transport System


 
そしてブースターはファルコン9ロケットと同じように20分以内に地上に着地します。次にブースターは宇宙船のための燃料タンクを上部に搭載し、この燃料タンクを軌道上に打ち上げ。そして宇宙船は燃料タンクと合体し、燃料を補給して火星へと旅立つのです。この燃料タンクは3〜5回程度の利用が可能となっています
 
燃料を満載した宇宙船は、マスク氏によれば火星への「楽しい旅路」を楽しむことになります。宇宙船の中では映画やゲームを楽しんだり、レストランで食事をしたり、何よりも無重力を楽しむことができるのです
 
新たな火星開拓計画とその宇宙船4
 
宇宙船が火星へと到達すると、宇宙船は搭載したロケットエンジンで静かに火星地表へと着地。そして火星にあらかじめ送っておいた乗り物や施設を利用し、火星滞在を楽しみます。マスク氏によれば、40年〜100年のうちに20〜50回宇宙船を送り込むことによって、火星に100万人が生活する完全に自給自足が可能なコロニーを建造できるとしています
 
マスク氏は火星のどの地点にコロニーを作るのか、また食料をどのように調達するのか、さらには低重力下での人体への影響についての詳細については触れていません。また、太陽からの放射による人体への影響も気になります。マスク氏はこの件について「解決可能な問題だ」としており、もしかしたら宇宙船に何らかのシールドを張り巡らせるのかもしれません
 
宇宙船の乗員は「数日間の訓練」で搭乗可能です。ただし、当面は子供の搭乗は見送られる予定です。スペースXによる火星への最初の有人宇宙船の打ち上げは2024年を予定
 
Image Credit: Space X

2016/09/28
Soraeより

中国・宇宙ステーション・モジュール「天宮2号」

Posted by moonrainbow on 29.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
中国が宇宙ステーション・モジュール「天宮2号」を打ち上げました(Phys.Org

天宮2号
天宮2号を搭載したロケット「長征7号」の打ち上げ(提供:Chinatopix via AP)

2016年9月15日、中国が宇宙ステーションの実験モジュール「天宮2号」を打ち上げ、予定の軌道に投入することに成功しました

9月15日の「中秋節」(中国における中秋の名月の日)に、中国の宇宙ステーションの実験モジュール「天宮2号」が内モンゴル自治区の酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、天宮2号は予定どおりの地球周回軌道へと投入され、打ち上げは成功しました

天宮2号は宇宙飛行士の宇宙滞在に利用され、薬品に関する室内実験や様々な技術実験が行われます。2016年10月には早速宇宙船「神船11号」で2名の宇宙飛行士が天宮2号に向かい、1か月間宇宙に滞在する予定となっています

中国が初の有人宇宙ミッションを実施したのは2003年のことで、ロシア(旧ソ連)、アメリカに続き自国の宇宙飛行士を自国の輸送手段で宇宙へ送った世界で3番目の国となりました(現在もこの3国しかない)。その後も、2011年に宇宙ステーション「天宮1号」を打ち上げたり、月探査計画の「嫦娥計画」で探査車「玉兎」を月に送り込んだりと、宇宙開発や宇宙探査を進めています

中国の宇宙開発プログラムの発展は凄まじく、合計20のミッションが本年中に計画されているほか、天宮2号の構成部分などを打ち上げることができる大型ロケット「長征5号」の開発も進められています。また、2020年までには探査車を火星に送る計画もあるとのことです

2016年9月21日
Astro Artsより
 

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