宇宙基地「Deep Space Gateway」と探査船「Deep Space Transport」

Posted by moonrainbow on 20.2017 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
ボーイング社が月や火星の探査基地や探査船「Deep Space Gateway/Transport」コンセプトを発表

宇宙基地「Deep Space Gateway」

現在NASAがすすめる、火星の有人探査計画。そのための打ち上げロケットの開発も行われていますが、それに合わせてボーイング社は月や火星を探査するための宇宙基地「Deep Space Gateway」や探査船「Deep Space Transport」のコンセプトを発表しました
 
NASAによる大型打ち上げロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」では、月の近くに居住区「Deep Space Gateway」を運搬します。このDeep Space Gatewayは研究目的で利用したり、あるいは国家間や商業組織による月探査にも利用される予定です
 
このDeep Space Gatewayは、2020年代前半に打ち上げられるSLSロケットの4回の打ち上げにて全体が宇宙空間へと運搬されます。またソーラー電気推進システム(SEP)も搭載される予定です

 探査船「Deep Space Transport」

さらに、Deep Space Gatewayは将来的な火星探査の基地としても使われる可能性があります。ここには人類を火星へと運搬する探査船「Deep Space Transport」が接続され、同探査船は火星に近づくと着陸機を展開したり、火星周回軌道上で科学的なミッションを遂行するのです
 
また、このDeep Space Transportにも居住区間が設けられ、搭乗員を宇宙環境から守ることになります。そしてこちらもSEPによって移動します
 
このコンセプトは、NASAと民間による深宇宙探査プログラム「NextSTEP」の一環として作成されました。NextSTEPには2016年の段階で6社が参加しており、今後もアイディアのコンペが進められる予定です
 
Image Credit: Boeing

2017/04/05
Soraeより

探査機「ニューホライズンズ」が目的地の太陽系外縁天体「2014 MU69」の中間点を超えた!

Posted by moonrainbow on 15.2017 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
探査機「ニューホライズンズ」は次の目標までの旅は残り半分の距離まで到着(Johns Hopkins Applied Physics Laboratory

ニューホライズンズが今年1月28日にとらえた「2014 MU69」周囲の領域
ニューホライズンズが今年1月28日にとらえた「2014 MU69」周囲の領域。黄色い◇が2014 MU69の予想位置だが、遠すぎるため写っていない(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Southwest Research Institute)

探査機「ニューホライズンズ」が2017年4月3日、冥王星から次の探査目標である太陽系外縁天体「2014 MU69」までの旅程の中間点を通過しました。到着予定は2019年1月1日の予定です

探査機「ニューホライズンズ」は日本時間(以下同)2017年4月3日午前9時に、冥王星から7億8245万kmのポイントを通過しました。冥王星と、ニューホライズンズの次の目標である太陽系外縁天体「2014 MU69」(以降、MU69と表記)との中間点を越えたことになります。

2017年4月8日午前6時24分には、ニューホライズンズは冥王星最接近時(2015年7月14日午後8時48分)からMU69到達時(2019年1月1日午後3時予定)までの、時間での中間に到達します。時間上の中間に到達するのが距離上の中間通過より5日ほど後になるのは、ニューホライズンズの速度が少しずつ遅くなっているためです

その2時間前からニューホライズンズは157日間の新たな休眠期間に入ります。つまり、探査機は眠った状態で時間上の中間に到達することになります

2015年7月の冥王星最接近の約半年前となる2014年12月6日から約2年半にわたり、ニューホライズンズはずっと稼動し続けてきました。冥王星系の探査データを16か月間かけて送信してきただけでなく、12個のカイパーベルト天体を遠方から観測して塵や荷電粒子といったカイパーベルトの環境に関するデータを集め、太陽圏に満ちる水素ガスを調査しました

「もちろん2019年1月のMU69フライバイは次の大きなイベントですが、ニューホライズンズはカイパーベルトをもっと広く探査するミッションです。MU69に加え、20個以上ものカイパーベルト天体と、カイパーベルト全体の荷電粒子や塵を調べる計画です」(ニューホライズンズ・プロジェクトサイエンティスト Hal Weaverさん)。「ニューホライズンズは現在、地球から57億kmの距離にあり、通信には片道5時間20分かかります。探査機の全システムは正常に稼動しており、探査機はMU69フライバイに向けて正しい進路にあります」。

2017年4月6日
Astro Artsより

ブルー・オリジン社(Blue Origin )のロケット「ニュー・シェパード」

Posted by moonrainbow on 06.2017 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
ブルー・オリジン(Blue Origin )が「宇宙旅行カプセル」の内部デザインを初公開

ブルー・オリジン

アマゾンCEOのジェフ・ベゾス氏が率いる、宇宙開発企業のブルー・オリジン(Blue Origin )。現在同社はロケット「ニュー・シェパード(New Shepard)」での宇宙旅行を計画していますが、新たにそのカプセルの内部デザインが初めて公開されました
 
 ブルー・オリジン1

ニュー・シェパードは再利用可能なロケットで、地上100kmの宇宙空間での数分間〜10分ほどの無重力体験の提供を計画しています。すでにロケットは5回の打ち上げと着陸を経験しており、またカプセルの脱出テストなども完了しています。そして現在、実際に旅客を乗せての打ち上げを2018年に予定しているのです
 
今回公開されたカプセルの内部デザインですが、旅客の搭乗を意識してなのかどこか親しみやすい、あまりメカニックさを感じないものとなっています。この点は、ISSへの宇宙飛行士の輸送をになうスペースXの宇宙船「ドラゴン2(有人版ドラゴン)」とは目的が異なっていることの現れでしょう
 
ベゾス氏はメールにて、「すべてのシートはウィンドウに面しており、またそのウィンドウのサイズも史上最大級です」と語っています。リクライニングが可能なシートです
 
なお、このカプセルのモックアップは2017年4月3日〜6日にコロラドスプリングズにて開催される、第33回スペースシンポジウムで展示される予定です
 
Image Credit: Blue Origin

2017/03/30
Soraeより

探査機ニューホライズンズが冥王星の次に目指す天体「MU69」

Posted by moonrainbow on 05.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
太陽系のはしっこに、謎の赤い天体「MU69」があるようです

謎の赤い天体

探査機ニューホライズンズが、冥王星の次に目指すもの。2015年に冥王星上空を飛んだNASAの探査機ニューホライズンズは、冥王星も含めた太陽系の端のほうにあるいろんな天体、「太陽系外縁天体」の観測を目的としています。そしてニューホライズンズは今、海王星の外側の天体の密集するカイパーベルトにある「MU69」という天体を目指しています

最新のハッブル宇宙望遠鏡での観測で、初めてMU69の色がわかったのです。先日アメリカ天文学会の惑星科学部会で、表面が強い赤みを帯びていることが発表されました。さらにそれが、2015年ニューホライズンズが見つけた冥王星の斑点よりも赤いかもしれないとのことです

その赤っぽい色は、冥王星とその衛星カロンがそうであるように、地表にソリンがあることを示しています。ソリンとは、メタンやエタンといった有機化合物に紫外線があたることでできる物質です。ソリンは地球上には自然の状態では存在しませんが、太陽系の外縁では珍しくありません。ちなみにMU69は、カイパーベルト天体の中で色が測定された天体としては最小になります

謎の赤い天体1
MU69大きさ比較。球体がMU69のイメージ、その右下がチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星。米国ボストンの近く、「ケープコッド湾にすっぽり入るくらい」っていうローカルな説明。(Image: New Horizons/NASA)

MU69の直径はおよそ20〜30マイル(約30〜45km)で、冥王星の16億マイル(約26億km)奥にあります。2019年1月1日にニューホライズンズがMU69の近くを通過するとき、その位置は地球と比べて太陽から43.3倍離れたところになります。そして、冥王星の近くを通ったときよりもさらに近くの上空を飛んでいくことになりそうです

ニューホライズンズが飛んだ軌跡と、冥王星(Pluto)とMU69それぞれの軌道
ニューホライズンズが飛んだ軌跡と、冥王星(Pluto)とMU69それぞれの軌道。(Image: NASA/Johns Hopkins)

ギズモード・ジャパンより
2016年11月1日

宇宙国家(Space Nation)「アスガルディア( Asgardia)」計画

Posted by moonrainbow on 21.2016 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
宇宙国家「アスガルディア」計画をAIRCが宣言、現在国民と国歌を募集中

宇宙国家「アスガルディア」計画
 
ウィーンに本拠地を置くAerospace International Research Center(AIRC)は、衛星軌道上の宇宙国家(Space Nation)「アスガルディア( Asgardia)」の設立計画を宣言しました。このアスガルディアは独自に運営され、他国の影響を受けないというまさに「新国家」を目指したものです
 
アスガルディアの計画では、この国家は1つ以上の中心となる「コア・サテライト」と、それを取り巻くクラスター状の衛星や保護プラットフォームから成り立ちます。またこれ以上の宇宙国家の構造についての詳しい言及は避けられましたが、それは「将来的な参加者を増やすためだ」と説明されています
 
パリで開催されたカンファレンスにて、プロジェクトリーダーのIgor Ashurbeyli氏はアスガルディアの創立哲学や法規、それに科学的な目的を宣言。さらに「地球人」に対して国民としての参加や、国旗などのデザインの協力を求めました
 
宇宙国家「アスガルディア」計画1
 
Ashurbeyli氏によると、「これは母なる地球を離れ、生活圏を宇宙に広げるという人類の永遠の夢の実現なのです。アスガルディアの精神は地球人類をデジタル化し、国家や宗教、人種から開放された人間性を宇宙へと移植させることなのです。つまりアスガルディアの中で、我々はすべてが区別のないただの『人間』となるのです」とのこと
 
さらにアスガルディアは宇宙国家最初の国民も募集しています。応募はAsgardiaのウェブサイトから可能で、最初の10万人には特権が与えられるとのこと。また同時に、国旗や標章、国歌も広く募集しています
 
なお、AIRCのメンバーは最初の衛星を2017年に打ち上げるとしています。アスガルディアへの参加は氏名とメールアドレスだけで可能です
 
Image Credit: James Vaughan/Asgardia

2016/10/15
Soraeより
 

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