探査機「ニューホライズンズ」の活躍

Posted by moonrainbow on 22.2018 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
探査機「ニューホライズンズ」が28年ぶりに史上最遠撮影記録を更新

「ペイル・ブルー・ドット(Pale Blue Dot)
「ボイジャー1号」がとらえた「ペイル・ブルー・ドット(Pale Blue Dot)」(提供:NASA/JPL)

探査機「ニューホライズンズ」が2017年12月に撮影したカイパーベルト天体の画像が公開されました。地球から最も遠い場所で行われた撮影の記録を約28年ぶりに更新するものです

1990年2月14日、NASAの探査機「ボイジャー1号」は地球から約60.6億kmの彼方で地球の方向を振り返り、遠ざかる太陽系の姿を60枚の画像に収めました。そのときに撮影された1枚は「ペイル・ブルー・ドット(Pale Blue Dot)」と呼ばれ、地球が淡く青い点として写されています

それから約28年後の2017年12月5日、NASAの探査機「ニューホライズンズ」は当時のボイジャー1号よりもさらに遠い、地球から約61.2億kmの距離に到達し、長焦点カメラ「LORRI」を使って、りゅうこつ座の方向にある散開星団「願いの井戸星団(NGC 3532)」を撮影しました。この画像は、これまでで地球から最も離れた場所で撮影された歴史的な一枚となりました

散開星団「願いの井戸星団(NGC 3532
散開星団「願いの井戸星団(NGC 3532)」(提供:NASA/JHUAPL/SwRI、以下同)

ニューホライズンズはその2時間後にはカイパーベルト天体「2012 HZ84」と「2012 HE85」も撮影し、早くも自らの記録を更新しています

天体「2012 HZ84」(左)と「2012 HE85」(右)
ニューホライズンズがとらえたカイパーベルト天体「2012 HZ84」(左)と「2012 HE85」(右)の擬似カラー画像。2012 HE85撮影時のニューホライズンズから天体までの距離は約5100万km

2015年7月に冥王星系の探査を行ったニューホライズンズは太陽系の外惑星の軌道を越えた史上5機目の探査機であり、撮影以外にも数多くの最遠記録を打ち立てています。2017年12月9日には、次の探査目標天体であるカイパーベルト天体「2014 MU69」(以下MU69)への接近に向けて軌道修正を目的としたエンジン噴射を行いましたが、これは史上最も地球から離れた場所での軌道修正です。MU69への接近通過は2019年1月1日の予定で、このミッションは人類の宇宙探査史上で最も遠い天体との遭遇となります

2017年に始まったニューホライズンズの延長ミッションでは、20個以上の天体の観測を目指しています。ターゲットにはカイパーベルト天体や準惑星、ケンタウルス族天体(かつてカイパーベルト天体だったが、海王星などの摂動によってこれらの惑星より内側に入る不安定な軌道を持つようになったもの)が含まれています。この延長ミッションで、研究者たちは目標天体の画像から天体の形や表面の特徴、衛星や環の有無を明らかにしようとしています。同時に探査機は、飛行経路上のプラズマや塵、中性ガスについても継続観測を続けています

ニューホライズンズの状態は良好で、現在は冬眠モードにあります。米・ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所のミッション管制官たちは2018年6月4日に探査機を冬眠から復帰させ、探査機のシステムチェックなどを開始してMU69への接近に備える予定です

2018年2月19日
AstroArtsより

星間宇宙旅行

Posted by moonrainbow on 15.2018 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
アインシュタインの相対性理論は、星間宇宙旅行が不可能であることを示唆しているわけではない。

星間宇宙旅行

「あらゆるものは、光より早く動くことはできない」とは、アルバート・アインシュタインは相対性理論でそう説明しています

 では星間宇宙旅行が不可能ということなのか?

 実は逆です。相対性理論は星間旅行の実現を手助けしてくれるのです。少なくとも人間の寿命の範囲においてはそうです

加速による重力に耐えられない体

 その理由は加速です

 人間はかなり脆弱な生き物で、極端な加速に耐えられないのです。加速によって、人体に長時間1G以上がかかると、さまざまな健康問題が生じます。それが10Gにもなれば、即座に失神し、死亡します

 どこかへ行くには、まず移動速度まで加速して、それから減速せねばならないのです。仮に我々が1.5Gしか長時間耐えられないのだとすれば、非相対論的ニュートン学派の世界においては大問題となります

 目的地に行くまで我々の寿命が保たないのです。これを克服するにはさらに加速するしかないのです。したがってロボットなど、人体のようなデリケートな水袋よりも頑丈なものを送らねばならないのです


相対性理論がその手助けをしてくれる

 ところが相対性理論がその手助けをしてくれます

 光速に近づけば、宇宙船で流れる時間は遅くなり、ニュートン学派的宇宙のそれよりも(宇宙船の中では)ずっと早く目的地に到達できるようになる(宇宙船の乗員の視点からは、距離が縮まって感じられる。その効果は同じで、ずっと早く到着する)。

 以下は、先ほどの人体が1.5Gまでの加速なら耐えらえるという仮定に基づいて作成した表です。道筋の半分をその割合で加速し、残り半分をその割合で減速した場合に目的地に到着するまでの年月を示しています

n星間宇宙旅行1
image credit:quora

目的地が遠いほど大きな恩恵がもたらされる

 目的地が50光年離れた場所になると、相対性が大きな恩恵をもたらすことが分かります。さらに1000光年を超えると、我々が生きている間に目的地に到着できるのは相対性があってこそのことです

 この表にはないのですが、さらに遠い距離まで考察するなら、相対性の効果のおかげで、実に目で見ることのできる宇宙の隅々(約470億光年)まで生きているうちに(約28年)たどり着くことができます。

 つまり相対性を利用すれば、我々はどこでも好きな場所に行けそうだということです

星間宇宙旅行2

だが実現するには2つの問題が

 しかし、そうは問屋が卸さない。2つ問題があります

 まず、相対性の効果は旅行者にしか得られないのです。地球時間ではずっと早く時間が経過している(大雑把に言うと、帰還までの地球時間の年数は、表内の光年数を2倍して、0.25を加える)。つまり彼らが地球に帰還すると数千年が経過していることになります

 したがって、たとえ調査隊を派遣したとしても、地球に残る者たちがその成果を知ることは決してないのです。しかし、宇宙旅行のついでに、時間旅行までしたいという人なら構わないのかもしれません

 2つ目の問題は、より直接的・実践的な問題です。相対性の効果を得られるまで加速するには、文字通り天文学的なエネルギーを要します。仮にかに星雲へ向かうとすれば、宇宙船1キログラムあたり7×10^20ジュールの運動エネルギーが必要になります
 
 膨大なエネルギー量ですが、手にすることは可能です。太陽の出力は3 × 10^26ワットです。したがって理論上は宇宙船を必要な速度まで加速させるには、太陽エネルギー数秒分で事足ります

 なお、ここではこうしたエネルギーを質量を増大させることなく宇宙船の加速力に転換できると仮定しています(例えば、レーザーの利用など)

 もし宇宙船に化学燃料あるいは物質/反物質燃料を搭載し、それもまた加速させねばならないのだとすれば、”ロケット公式の暴君”に直面して、お手上げとなる。燃料を搭載するために、さらに何桁も多くの燃料が必要になるからです

星間宇宙旅行3

 しかし、これらは楽しい技術的課題です。光速まで加速できさえすれば、星間旅行を試みる我々を相対性が助けてくれます。直感には反しますが本当のことです

2018年02月01日
カラパイアより

次世代大型ロケット「BFR(Big Falcon Rocket)」

Posted by moonrainbow on 09.2018 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
スペースX社は次世代大型ロケット「BFR()Big Falcon Rocket」開発に今後は集中へ

次世代大型ロケット「BFR」

bfr1.jpg
 
大型ロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げを成功させ世界の度肝を抜いたスペースX社ですが、同社はすでにその次を見据えています。スペースXを率いるイーロン・マスク氏はプレスイベントにて、「今後は次世代大型ロケット『BFR(Big Falcon Rocket)』開発に集中する」と発言しています
 
BFRは再使用可能なブースターと宇宙船を組み合わせた宇宙輸送機で、全長106m、直径9mと超大型ロケットに相当。31基の「ラプター」エンジンを搭載します。宇宙船部分は全長48m、直径9m、重量85トン、ペイロードは150トン。4基のラプターエンジンと2基の「シー・レベル」エンジンを搭載し、有人宇宙船として利用すればほぼ100人が搭乗可能です
 
さらに、マスク氏はBFRのテスト打ち上げを2019年にも実施する可能性があると述べています。このテスト打ち上げは小規模なものとなり、フルスケールのテスト打ち上げは3〜4年後になると表明しています。また、今後も並行して「ファルコン9」やファルコン・ヘビーの運用が続けられます
 
BFRは2022年に無人の火星着陸ミッション、そして2024年には有人機と無人機による火星着陸ミッションを予定しており、さらには宇宙ステーションへの補給や人工衛星などの打ち上げ、月面探査にも利用される予定です。また、初号機の製造は2017年9月の発表時では6〜9ヶ月後に始まるとされていました
 
マスク氏はその他にも、ファルコン9やファルコン・ヘビー、「ドラゴン」補給船や「ドラゴン2(有人版ドラゴン)」の開発がほぼ完了しており、一方ではBFRの宇宙船部分の開発が非常に難しいことなどを明かしています
 
Image Credit: スペースX

SpaceX to Mars: Awe-Inspiring Video Shows Vision for Red Planet Exploration



2018/02/08
Soraeより

スペースX「ファルコン・ヘビー」打ち上げ

Posted by moonrainbow on 01.2018 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
スペースX「ファルコン・ヘビー」は2018年2月6日にケネディ宇宙センターより初打ち上げへ

ファルコンヘビー

宇宙開発企業のスペースX社で代表を務めるイーロン・マスク氏は、超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」を2018年2月6日に打ち上げると公式ツイッターにて表明しています。なお、場所はケネディ宇宙センターの第39A発射台になります

ファルコン・ヘビーはスペースXの「ファルコン9」ロケットの第1段を3本束ねたような形状をした2段式の液体燃料ロケットで、ロケット第1段に「マーリン」エンジンを27基、第2段に同エンジンを1基搭載。全長は70メートルで全幅は12.2メートルとなり低軌道(LEO)に約64トン、静止トランスファ軌道(GTO)に約27トン、そして火星に約17トンの打ち上げ能力を持ちます。そして、3つのブースターは全て再使用される予定です
 
その打ち上げスケジュールは延期を重ねていましたが、2018年1月25日にはとうとうエンジン点火テスト(スタティック・ファイア・テスト)に成功。2月6日の打上へとつながりました。なお、ファルコン・ヘビーのペイロードとしてはデヴィット・ボウイの「スペース・オディティ」を車内で流す「テスラ・ロードスター」が搭載され、火星周辺の軌道へと投入される予定です
 
なお、マスク氏は以前に「ファルコン・ヘビーの初打ち上げは発射台に損傷を与えなければ成功だろう」とも発言しており、失敗する可能性も十分にあります。彼のテスラ・ロードスターが無事火星に到達するのか、注目が集まりそうです
 
今回の打ち上げは試験飛行で、火星と太陽の間の周回軌道を目指します

尚、同社は年内にも同ロケットで、2人が乗った宇宙船を月軌道に送る計画を発表しています

Image Credit: スペースX

2018/01/28
Soraeより

宇宙開発企業「ブルー・オリジン(Blue Origin)」の宇宙旅行

Posted by moonrainbow on 18.2018 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
約10分間の宇宙旅行をノーカット動画

Mannequin Skywalker’s ride to space onboard Crew Capsule 2.0



2017年12月12日(現地時間)に宇宙開発企業のブルー・オリジンが実施した、民間宇宙旅行を見据えた「ニュー・シェパード(New Shepard )」ロケットのテスト打ち上げ。その宇宙船には大型の窓と内部カメラが設置されており、まさに遠くない将来私達が体験するであろう宇宙空間への弾道飛行が10分ほど体験できます

今回打ち上げられたニュー・シェパードはブースターも宇宙船も新造されており、宇宙船カプセル「Crew Capsule 2.0」には0.7×1.1メートルの大型の窓が設置されています。これは2018年から始まる商業打ち上げの宇宙船と同じ仕様になっており、乗員は中から美しい宇宙空間を眺めることができます

さらに、宇宙船の内部にはマネキン人形の「マネキン・スカイウォーカー」が搭乗。地上に降り立ったマネキン・スカイウォーカーの様子を見るに、特に打ち上げ時や着陸時のダメージは負っていない模様

ニュー・シェパードのチケットの価格は公開されていませんが、代表のジェフ・ベゾス氏は「普通の人でも買えるくらいにしたい(10万〜20万ドルくらい?)」と意気込みを語っています。あと5年か10年、あるいはもう少し後には、誰もが当たり前に宇宙旅行が楽しめる日がくるかもしれません

Soar with Blue Origin



Image Credit: ブルー・オリジン

2017/12/19
Soraeより
 

プロフィール

moonrainbow

Author:moonrainbow
昔、"地球の旅人"の頃




服と鞄と雑貨の販売をしています

カテゴリ

カレンダー

01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード