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米・宇宙企業ブルーオリジンが宇宙旅行に成功

Posted by moonrainbow on 22.2021 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
米・宇宙企業ブルーオリジン、顧客を乗せ高度100kmの宇宙旅行に成功

ブルーオリジン
「ニューシェパード」の打ち上げ(提供:ブルーオリジンのライブ中継動画「Replay - New Shepard First Human Flight」より、以下同)

米・宇宙企業ブルーオリジンは、7月20日に宇宙船「ニューシェパード」を打ち上げた。顧客を含む4名が搭乗したカプセルは高度107kmに到達し、同社初の有人宇宙飛行に成功した

米・宇宙航空企業ブルーオリジンの再利用型・準軌道飛行用ロケット「ニューシェパード(New Shepard)」が、日本時間7月20日22時ごろに米・テキサス州の発射場から打ち上げられた

ロケットに搭載された完全自動操縦のカプセルには、ブルーオリジンを創業したジェフ・ベゾスさんと弟のマーク・ベゾスさん、1960年代に女性飛行士候補だったウォーリー・ファンクさん(宇宙旅行の最年長記録)、旅費を支払う初の顧客であるオリバー・デーメンさん(宇宙旅行の最年少記録)の4人が搭乗した。打ち上げから約3分後にカプセルは高度100km付近でロケットから切り離され、高度107kmの宇宙空間へ到達し、船内は約5分間無重力となった

ブルーオリジン1
ロケットに取り付けられたカメラが上空からとらえた画像

その後、カプセルは大気圏に再突入し、打ち上げから約10分後にパラシュートを開いて地上へ着陸した。一方、打ち上げロケットは垂直状態で地球へ帰還し、そのまま発射場へ着地した

ブルーオリジン2
パラシュートで降下中のカプセル

ブルーオリジン3
垂直状態で発射場へ戻り着地するロケット
ロケットが垂直状態で発射場へ戻り着地する様子

カプセルから降り、喜ぶベゾス氏(左)=ブルーオリジン提供・ロイター
カプセルから降り、喜ぶベゾス氏(左)=ブルーオリジン提供・ロイター.より

民間企業による顧客を乗せた有人飛行で、上空100kmの「カーマンライン」と呼ばれる高度(国際的に宇宙との境界とされる高度)を越えたのは、今回が世界初である。また、82歳のファンクさんは宇宙飛行の最年長記録を、18歳のデーメンさんは最年少記録をそれぞれ更新した

ブルーオリジンでは年内にさらに2回の宇宙飛行を予定しているほか、2022年にはより多くの宇宙飛行を計画している

Replay - New Shepard First Human Flight


ライブ中継動画「Replay - New Shepard First Human Flight」(提供:BLUE ORIGIN)

Blue Origin NS-12 New Shepard Rocket Flight and Landing




2021年7月21日
AstroArtsより

恒星間宇宙航行・プロジェクト「ブレイクスルー・スターショット(Breakthrough Starshot)」

Posted by moonrainbow on 15.2021 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
目標は「ケンタウルス座アルファ星」 恒星間宇宙航行に挑戦するプロジェクト

レーザー推進で飛行する宇宙船を描いたイメージ図
【▲ レーザー推進で飛行する宇宙船を描いたイメージ図(Credit: Breakthrough Initiatives)】

太陽系から一番近い約4.3光年先にある恒星「ケンタウルス座アルファ星」に向けて超小型の宇宙船を飛ばす。そんな野心的なプロジェクト「ブレイクスルー・スターショット(Breakthrough Starshot)」が、ロシア生まれの資産家ユーリ・ミルナー氏の出資によってスタートした「ブレイクスルー・イニシアチブ」のもとで進められています

オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームは、ブレイクスルー・スターショットで計画されている恒星間宇宙航行のために、新しいタイプの推進システムを設計しました。

ブレイクスルー・スターショットでは、宇宙船をアルファ・ケンタウリへ送り込むためにレーザー光の圧力を利用する「レーザー推進」が用いられます。切手サイズの宇宙船に取り付けられた1メートル四方のごく薄い帆に向けてレーザー光を照射すると、ほんの数分で宇宙船の速度を光速の20パーセントまで加速できるといいます。現在用いられている化学反応を利用した推進システムでは3万年ほどかかるアルファ・ケンタウリも、レーザー推進なら約20年で到達できるとされています。

研究チームによると、ブレイクスルー・スターショットを実現する上で最も重要なのは、星間空間を航行する宇宙船の帆を照らし続けるレーザーアレイの開発です。ANUのRobert Ward氏によると、宇宙船の加速に必要なレーザー光の総出力はおよそ100ギガワットと見積もられています。

この出力を実現するためには1億ものレーザー発振器が必要になるとWard氏は語っており、設置されたすべてのレーザー発振器が協調して機能するようにシステムを設計しなければならないといいます。そこで研究チームは、大量のレーザー発振器で構成されるレーザーアレイと、司令塔の役割を果たすガイド衛星からなるシステムを考案しました。ガイド衛星は地球の周回軌道上に配置され、地上に建設されたレーザーアレイ全体をまとめ上げる役割を果たします。

地上にレーザーアレイを配置した場合に問題となるのが、大気の影響です。地上から星間空間を飛行する宇宙船に向けてレーザー光を照射しようとすると、地球の大気による屈折や揺らぎによってレーザー光が逸れてしまい、宇宙船の帆を照らせないかもしれません。研究チームが考案したシステムでは、軌道上のガイド衛星から地上に向けてレーザー光を照射して大気の影響を測定し、レーザーアレイから照射されるレーザー光を補正するアルゴリズムが用いられます。これは天体の像を鮮明に捉えるために大型望遠鏡で利用されている「補償光学(Adaptive Optics)」に似た仕組みです。

研究チームでは次のステップとして、実験室で基本的な構成要素のテストを行うことを予定しています。これにはレーザーを統合するシステムや大気の影響を補正するアルゴリズムが含まれているといいます。恒星間宇宙航行に挑戦する壮大なプロジェクト、とてもわくわくする話題ですね


Image Credit: Breakthrough Initiatives

2021-07-08
Soraeより

有人宇宙船「VSS Unity(スペースシップツー)」

Posted by moonrainbow on 11.2021 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
ヴァージン、初めて6人で宇宙飛行へ リチャード・ブランソン氏も搭乗 日本時間11日夜

ヴァージン・ギャラクティックの有人宇宙船
【▲ ヴァージン・ギャラクティックの有人宇宙船VSS Unity(Crredit: Virgin Galactic)】

ヴァージン・ギャラクティックは、日本時間2021年6月11日に有人宇宙船「VSS Unity(スペースシップツー)」の有人飛行試験「Unity 22」を実施します

今回初めて、運用時の搭乗人数である6人での試験となり、ヴァージン・ギャラクティックのファウンダーであるリチャード・ブランソン氏も宇宙船に乗り込みます。試験飛行の様子は日本時間11日午後10時から同社のYoutubeチャンネルやTwitter、Facebookで中継される予定です。全世界に向けて中継を行うのは、初めての試みです。なお、当日の飛行場周辺の天気や機体の不具合などにより時間が変更となる可能性があります。

このミッションは同社にとって22回目のVSS Unityの試験飛行となり、4回目の有人飛行です。宇宙船には2人のパイロットと4人のミッションスペシャリストが乗り込みます。パイロットはDave Mackay(デイブ・マッケイ)氏とMichael Masucci(マイケル・マスッチ)氏が務めます。またミッションスペシャリストとしてBeth Moses(ベス・モーゼス)氏、Colin Bennett(コリン・ベネット)氏、Sirisha Bandla(シリシャ・バンドラ)氏、Richard Branson(リチャード・ブランソン)氏が搭乗します


Introducing Virgin Galactic Unity 22 Crew



VSS Unityはアメリカ・ニューメキシコ州にあるスペースポート・アメリカから空中発射母船「ホワイトナイト2」に搭載されて離陸します。その後、上空で切り離されて高度80kmから100km上空を目指し、到達後地球へ帰還する「サブオービタル飛行(弾道飛行)」を行います。なお、どこからが宇宙かという定義は、国際的な定義では高度100km以上ですが、アメリカ空軍の場合高度80km以上としています。

空中発射母機「ホワイトナイトツー」
【▲ 空中発射母機「ホワイトナイトツー」の真ん中に位置するVSS Unity(Credit: Virgin Galactic)】

なお、ヴァージンギャラクティックと同様にサブオービタル飛行の宇宙旅行を計画しているブルーオリジン社は7月20日に初めての有人飛行試験を行う予定です

Image Credit: Virgin Galactic

2021-07-10
Soraeより

金星探査ミッション「EnVision」

Posted by moonrainbow on 19.2021 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
欧州宇宙機関が金星探査ミッション「EnVision」の選定を発表!

「EnVison」
【▲ ESAが選定した「EnVison」は、地球と金星はなぜこれほどまでに異なるのか、その理由に迫ることを目的としたミッションだ(Credit: NASA / JAXA / ISAS / DARTS / Damia Bouic / VR2Planets)】

欧州宇宙機関(ESA)は6月10日、長期プログラム「コスミック・ビジョン(Cosmic Vision)」の下で検討が進められていた5番目の中型クラス(Medium-class)ミッションについて、金星を周回探査する「EnVision」を選定したことを発表しました

ESAにとって2014年にミッションを終えた「ビーナス・エクスプレス」以来の金星探査となるEnVisionは、金星内部のコア(核)から大気までを調査することで、金星の地質学的進化の性質と現状および大気との関係を見極め、どうして金星と地球の環境は異なるのか、どのようにして異なる環境になったのかを理解することを目指すミッションです。

探査機には低周波数の電波で地下の様子を探るレーダーサウンダー「SRS」(Subsurface Radar Sounder)、火山活動に関連した大気中の微量ガスや表面組成を調査する分光観測装置「VenSpec」(観測対象と波長が異なるVenSpec-M、VenSpec-H、VenSpec-Uの3台で構成)、金星の内部構造と重力場や大気の構造と組成を調べる電波科学実験装置(Radio Science Experiment)が搭載されます。また、EnVisionミッションのパートナーであるアメリカ航空宇宙局(NASA)からは、1ピクセルあたり10mもしくは30mの解像度で地表を観測できる合成開口レーダー(SAR)「VenSAR」が提供されます。

これらの機器を使った高解像度の観測を行うために、EnVisionでは92分で金星を1周する高度220×540kmの軌道に探査機を投入することが計画されています。EnVisionの打ち上げは早ければ2031年が予定されていて、打ち上げから約15か月後に金星へ到着。大気を利用した空力ブレーキを実施することで、到着から16か月後に所定の軌道へ入るとされています


EnVisonの探査機を描いた想像図
【▲ EnVisonの探査機を描いた想像図(Credit: ESA/VR2Planets/DamiaBouic)】

金星の大気は二酸化炭素が主成分で、空は硫酸の厚い雲に覆われており、地表は温度が摂氏約460度、気圧が約90気圧という環境です。しかし、かつての金星には海が存在していた可能性が指摘されており、ビーナス・エクスプレスの観測データは現在も火山活動が続いている可能性を示しています。過去の金星には海があって生命が存続することもできたのか、金星では今も地質活動が続いているのか、金星はどのような歴史を経て現在のような姿になったのか、そして金星は地球もまた壊滅的な温室効果に陥ることを予言しているのか。EnVisionはこれらの疑問に取り組むことになります。

なお、金星探査に関しては、先日NASAが「VERITAS」および「DAVINCI+」の2つのミッションを選定したことを発表しています。両ミッションの探査機は2028年~2030年の打ち上げが予定されており、同時期に始まる3つの新たな金星探査ミッションはこれまでにない包括的な研究の機会をもたらすだろうとESAは言及しています


Image Credit: ESA

2021-06-14
Soraeより

宇宙船「VSSユニティ(スペースシップツー)」が有人宇宙飛行を実施

Posted by moonrainbow on 05.2021 宇宙への旅   0 comments   0 trackback
ヴァージンがスペースポート・アメリカから初の有人宇宙飛行を実施

ロケットエンジンを点火して加速を開始したVSSユニティ
【▲ ロケットエンジンを点火して加速を開始したVSSユニティ(Credit: Virgin Galactic)】

ヴァージン・ギャラクティックは日本時間2021年5月23日未明、宇宙船「VSSユニティ(スペースシップツー)」による有人宇宙飛行を実施しました

同社のフレドリック・スターカウ(Frederick “CJ” Sturckow)飛行士とデヴィッド・マッケイ(David Mackay)飛行士の2名が搭乗したVSSユニティは、空中発射母機「VMSイブ(ホワイトナイトツー)」に抱えられてニューメキシコ州のスペースポート・アメリカを離陸。成層圏で切り離された後にロケットエンジンを点火したVSSユニティはマッハ3の速度で上昇し、最高高度約89.23km(55.45マイル)の宇宙空間(※)へ到達した後にスペースポート・アメリカへと無事帰還しました。

※…国際的な定義では高度100km以上が宇宙とされているが、米空軍は高度80km以上と定義している

ヴァージン・ギャラクティックにとって3回目の有人宇宙飛行となった今回のフライトは、商業用宇宙港として建設されたスペースポート・アメリカからの初の有人宇宙飛行となりました。飛行中には同社の収益源となるアメリカ航空宇宙局(NASA)の出資による科学実験が行われた他に、改修された水平尾翼やフライトコントロールのテストも実施されています


Virgin Galactic Completes First-Ever Spaceflight from New Mexico

▲ヴァージン・ギャラクティックが公開している今回のフライトのダイジェスト▲
(Credit: Virgin Galactic)

これまでにアメリカから宇宙空間へ到達した有人宇宙船は、ケネディ宇宙センターがあるフロリダ州と、ヴァージン・ギャラクティックが以前にフライトを実施していたカリフォルニア州から飛び立ったことがありますが、ここに3番目の州としてニューメキシコ州が加わったことになります。また、スターカウ飛行士はかつて宇宙飛行士としてNASAに所属しており、スペースシャトルで4回の宇宙飛行を経験。2018年12月にVSSユニティが初めて宇宙空間に到達したフライトの際にも搭乗していたことから、スターカウ飛行士は3つの州すべてから宇宙空間へ飛び立ったことのある人物となりました。

なお、今回のVSSユニティによるフライトは2020年12月以来の実施となります。前回の飛行では母機から切り離されたVSSユニティがエンジンを正常に点火することができず、宇宙空間へ到達せずに地上へと帰還しました。ヴァージン・ギャラクティックによると、エンジンが点火できなかったのは電磁障害(EMI)が原因とされており、今回のフライトではその対策も検証されています


Image Credit: Virgin Galactic

2021-05-27
Soraより
 

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