月の内部は乾燥

Posted by moonrainbow on 04.2017   0 comments   0 trackback
月の内部は乾燥している

1972年4月に行われた「Rusty Rock」の採取の様子
1972年4月に行われた「Rusty Rock」の採取の様子(提供:NASA)

表面がさびたように見える月の石に含まれる亜鉛の分析から、月の内部は湿っておらず乾燥しているとする結果が得られました

月の歴史や形成について知るうえで、水や揮発性物質などの量は重要な手掛かりを与えてくれます。「月が湿っているのか乾燥しているのかは、ささいなことに聞こえるかもしれませんが、実はとても重要な問題です」(米・スクリップス海洋研究所 James Dayさん)

Dayさんたちの研究チームは1972年にアポロ16号のミッションで月面から採取された、「Rusty Rock」と呼ばれる月の石の破片を分析しました

Rusty Rockの表面は、さびたようになっているが、そのさびには軽い亜鉛の同位体が大量に含まれていることがわかりました。これは高温だった月の形成期の間に蒸発した亜鉛が、月の温度が下がるにつれて月面に凝縮した結果できたものかもしれないのです

Rusty Rockの表面に見られる金属塩(さび)のクローズアップ
「Rusty Rock」表面の金属塩。Rusty Rockの表面に見られる金属塩(さび)のクローズアップ(提供:NASA)

海水が蒸発して雲ができるとき、雲には軽い酸素の同位体が、海には重い酸素の同位体が多くなるのと似たようなことです。同様に考えると、月の内部は重い同位体が豊富で、軽い同位体や揮発性元素がなくなってしまっているはず、つまり月は「乾燥」しているはずです。「月が乾燥しているのなら、月がある種の激しい衝突で形成されたとする説と一致することになります。月は形成時には極めて熱かったのです」(Dayさん)。

今回の結果は、最近別の研究チームによって発表された「月の内部に水の存在を示唆」する成果と相反するものだ。月は湿っているのか乾燥しているのか、研究の進展に期待がかかります

2017年8月28日
AsgtroArtsより

月に生命体?

Posted by moonrainbow on 26.2017   0 comments   0 trackback
月の地下には大量の水が眠っている。生命体の期待すらできちゃうかもっていう研究結果(米研究)

月も地球と同じ

月にも地球と同じ、もしくはそれ以上の水があるとしたらどうだろう?水のあるところに生命体あり。ロマン炸裂妄想フルスロットルとなるんじゃないだろうか

 アメリカ・ブラウン大学の研究によると、月にある火山付近で採取された結晶から大容量の水が地底に存在することを示唆する痕跡が発見されたという

 この研究は、1970年代のアポロ15号と17号からもたらされた結晶を米国政府援助のもと解析したのである

月に水がある。じゃあなんかいるかも!?

 ネイチャー・ジオサイエンスに掲載された文によると、彼らが研究に使用した火山噴出物の結晶は、月の内部に大量の水が存在することを証明するのに十分なものであったようです

 今回の発見は今後の月でのミッションを大幅に飛躍させるだけでなく、既に月という惑星になんらかの生命体が宿っている可能性すら示唆するものであるという

月の水が存在すると思われる個所を分布した図
月の水が存在すると思われる個所を分布した図

 この論文の主執筆者であるブラウン大学のシャイ・リー博士はこう語る

これまでの研究で月の水は月極にのみ存在していると考えられていましたが、今回の発見でそれ以外にも水が存在している事が分かりました。

今後、月への有人ミッションで、調査隊が水をもっていく必要がなくなるかもしれません。

月に水

 NASAの科学者であり、論文の評価に携わったアンソニー・コラプレーテ氏はこう語る。

今回の調査結果は、この結晶が生成された火山時代にも月に水が存在しており、今も月の内部に水分が存在していることを指し示しています.。

 科学者たちは長い間、人類を地球から月へと移住させる構想を考えてきたが、月に水分があるという事実はこの理想を現実に変える大きな手助けになることだろう

 ESA(欧州宇宙機関)の局長はこの発表を受け「すでに各国の人々が月面基地の建設に名乗りを上げており、月面に基地ができる事はそう遠くないだろう。」と語っています

2017年08月20日
カラパイアより

アマゾンの「月への輸送便」

Posted by moonrainbow on 11.2017   0 comments   0 trackback
月移住目指し2020年に、アマゾンが「月への輸送便」提案を発表 

月への輸送便

世界のネット通販を支配する勢いのアマゾンですが、次のお届け先は月になるのでしょうか。同社は2020年に、月への輸送便を実現する計画があると発表しました
 
アマゾンの発表によれば、この輸送便に使われる着陸船「Blue Moon」は1万ポンド(約4.5トン)の商品を月へと運ぶことができます。輸送便の着陸地点は、月の南極近くのシャクルトン・クレーター。輸送を担当するのは、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が率いるブルー・オリジン社のロケット、あるいはNASAのSLS(スペース・ローンチ・システム)やユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)のアトラスVロケットも想定されています
 
ブルー・オリジンは宇宙旅行計画を含めた宇宙開発のために、再利用可能なロケット「ニュー・シェパード」や宇宙船カプセルの開発を行っています。さらに超大型ロケット「ニュー・グレン」も計画中です。そしてアマゾンの月輸送便では、月移住のための装備品などを輸送するつもりなのです。またシャクルトン・クレーターは日光が当たり水も入手できる可能性があるため、着陸地点に選ばれました
 
ただし、今回の計画は「NASAへの提案」という形を取っており、NASAが計画に同意しないかぎり進展しません。なお、現在ブルー・オリジンは6人乗りの宇宙船による地上100kmの宇宙旅行を2018年に行う(有人テスト飛行は2017年末)と発表しています

soraeより
2017年3月7日

トランプ大統領の月往復の有人ロケット

Posted by moonrainbow on 02.2017   0 comments   0 trackback
トランプ大統領意向で前倒しもある月往復の有人ロケット

月往復の有人ロケット

以前にもNASAは初の次世代大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」とオリオン宇宙船の打ち上げに宇宙飛行士搭乗を検討中だと発表しましたが、いよいよ協議が本格化してきました。トランプ米大統領のチームはNASAに対し、初の同ロケット/宇宙船打ち上げと月往復ミッションへの宇宙飛行士の搭乗を検討するように伝えているのです
 
当初、初のSLSとオリオン宇宙船の打ち上げミッション「EM-1」は2018年11月に行われる予定でした。そして月を周回しながら宇宙船の強度などを確認し、地球に帰還。次回の有人ミッション「EM-2」へとデータが活かされるはずでした。「EM-2」の予定時期は2021年。しかしトランプ政権は、この計画を前倒ししようとしているのです
 
現在NASAはこの要請を受けて、2人の宇宙飛行士を搭乗させた場合のリスク、あるいはベネフィットを試算しています。またNASAは報道陣向けのテレカンファレンスにて、「この計画の前倒しに賛成の立場を表明しなかった」ことを明かしています。計画の前倒しはもちろんリスクを伴うのですが、まず1日ほど宇宙船に地球を周回せて生命維持装置の動作を確認し、リスクを抑える方法もあるそうです。ただしいずれの方法にしろ、NASAにとっては懸念をはらむものとなりそうです
 
今回のNASAによる協議はおよそ1ヶ月後に結果が出されます。宇宙飛行士を搭乗させた場合の打ち上げ時期は2019年に遅れることが予測されますが、それでも間に合わない場合は当初の「EM-2」と同じく2021年に打ち上げが行われます。だったら最初から無人の「EM-1」を2018年に、有人の「EM-2」を2021年にすればいいのでは、という声も聞こえてきそうですが……
 
トランプ大統領がなぜこのような要望を出したのかについては、1期目(2017年〜2021年)に成果を残したいからだ、という見方もあります。安全第一が原則のはずの宇宙開発ですが、この先どう状況が変化するのでしょうか
 
Image Credit: NASA

2017/02/27
Soraeより

スペースX社の「月周回旅行」

Posted by moonrainbow on 01.2017   0 comments   0 trackback
スペースX社が2018年に2人打ち上げを発表 

月周回旅行

dragoncrew_8k.jpg

2017年の2月27日(現地時間)、民間宇宙開発企業のスペースX社は2人の民間人を月へと往復させる計画を明かしました
 
この2人はスペースXに金銭を支払って乗り込むプライベートな搭乗員です。すでに同社は2人とコンタクトを取っており、どちらも「非常に真剣」でかつ多額のデポジット(手付金)も支払っています。また月旅行はおよそ1週間の日程で、打ち上げられた後に月を周回してまた地球に帰ってくるものとなります
 
月旅行の打ち上げは2018年後半の予定で、「ファルコン・ヘビー」ロケットに搭載された「ドラゴン2」宇宙船を利用。また2人の名前は明かされていませんが、お互いに面識があるそうです。月旅行の価格は明らかにされていませんが、ISS(国際宇宙ステーション)への宇宙飛行士の打ち上げミッションに比べて少し高い、「比較可能なもの」とのこと。ただし、打ち上げにはFAA(連邦航空局)の認可が必要です
 
現在、スペースXは無人の「ドラゴン2」宇宙船を「ファルコン9」ロケットによって年末にもISSへと打ち上げる予定です。そして2018年後半にはNASAとの契約「商業乗員輸送プログラム(CCP)」にもとづく宇宙飛行士のISSへの輸送を、さらにその後に今回の月旅行を実施する予定なのです
 
これまでプライベートにISSへと打ち上げられた民間人はいましたが、個人での月周回旅行はもちろん今回が初めて。ロケットや宇宙船の開発計画の進捗など不安要素はありますが、それでもぜひ実現して欲しいものです
 
Image Credit: Space X

2017/02/28
Soraeより
 

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