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宙企業ブルーオリジンの有人月面着陸機「ブルームーン」

Posted by moonrainbow on 26.2023   0 comments   0 trackback
ベゾス氏の宇宙企業が有人月面着陸機を開発へ NASAが2社目選定

ベゾス氏の宇宙企業が有人月面着陸機
宇宙企業ブルーオリジンが開発する有人月面着陸機「ブルームーン」のイメージ図=同社提供

 米航空宇宙局(NASA)は19日、アポロ計画以来の有人月探査を目指す「アルテミス計画」で使う月面着陸機の2社目の開発企業に、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が立ち上げた宇宙企業ブルーオリジンを選んだと発表した。2029年に予定している月面着陸で利用することを想定している

 NASAはすでにスペースXと月面着陸機の開発について契約している。スペースXが開発中の「スターシップ」は25年のアルテミス計画の第3弾「アルテミス3」で、2人の宇宙飛行士を乗せて月面着陸する予定になっている。

 ブルーオリジンが開発する月面着陸機「ブルームーン」は、29年に計画されている「アルテミス5」で利用することを見込んでいる。

 アルテミス5では、宇宙飛行士4人がNASAの宇宙船オリオンに乗って地球を出発する。月の軌道上にこれから作る宇宙ステーション「ゲートウェー」で、2人の飛行士がブルームーンに乗り換え、月面に着陸した後に南極地域で約1週間かけて探査し、再びゲートウェーへ戻る。

 この月面着陸機は全長16メートル。ブルーオリジンはロッキード・マーチン、ドレイパー、ボーイングなど防衛・航空宇宙大手と協力して開発を進める。契約は34億ドル(約4700億円)。28年には試験機で月面着陸を試みる計画だ


2023年5月20日
朝日新聞デジタルより

ispaceの民間初の月面着陸「達成できず」

Posted by moonrainbow on 26.2023   2 comments   0 trackback
ispace、民間初の月面着陸「達成できず」 通信が途絶

ispace、民間初の月面着陸「達成できず」1

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日本の宇宙ベンチャーispace(アイスペース) は25日、民間初の月面着陸を試みた探査機との通信が予定時間を過ぎても確立できておらず、失敗した可能性があると発表した。

日本の宇宙ベンチャーispace(アイスペース)は26日、民間として世界で初めて試みた月面着陸を「達成することができないと判断した」と発表した。通信が回復しないことから、着陸に失敗した可能性が高いとしている

着陸船が月面に対して垂直になったことは確認したものの、予定時刻を過ぎても着陸を示すデータを取得できなかった。燃料の推定残量がなくなった上、データ上で降下速度が急に上昇したことを確認し、最終的に通信が途絶えたという。

袴田武史・最高経営責任者(CEO)は通信が途絶えた時点で、「月面着陸を完了できなかったと考えざるを得ない」と述べ、「現時点で言えることは、この初回ミッションですでに多くのことを達成した点を非常に誇りに思うということだ」と語っていた。

着陸船は月面から90メートルの地点まで接近した後、日本時間26日午前1時40分ごろ自律着陸する予定だった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)とタカラトミー、ソニーグループ、同志社大学が共同開発した超小型自走ロボットや日本特殊陶業5334.Tの固体電池など7つの荷物を積み、安定した通信と電力供給を確立するとともに、搭載機器の運用能力を実証する計画だった。

着陸後のデータ送信を条件に、一部取引先から最大約1億0600万円の売り上げが入る予定だったが、計上できない可能性がある。2024年3月期の業績予想をすぐに修正すべき規模ではないとしている。また、月面着陸を達成できなかったことで、保険金を受け取る可能性があるという。

今回は同社の月探査計画「HAKUTO―R」の初回ミッションだった。着陸船は昨年12月、米民間企業スペースXのロケットで米フロリダ州から打ち上げられ、今年3月に月を周回する軌道に入っていた。

24年に予定する2回目は月面探査車の走行性などを検証し、25年の3回目は米航空宇宙局(NASA)の有人月探査計画「アルテミス」にも関わる計画にしている


2023年4月26日
ロイターより

月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1

Posted by moonrainbow on 18.2023   0 comments   0 trackback
月面着陸前の軌道制御完了、4月26日未明に降下予定 民間月探査「HAKUTO-R」続報

民間月探査「HAKUTO-R」続報
月面に着陸したispaceのランダーの想像図

“世界初”なるか…日本の宇宙ベンチャーispaceの月面着陸船、最速「4月26日未明」にも着陸へ 月面探査計画「HAKUTO-R」|TBS NEWS DIG



株式会社ispaceは4月14日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1について、ランダー(月着陸船)を高度100kmで月を周回する円軌道に到達させることに成功したと発表しました。ミッション1ランダーによる民間企業初の月面着陸は、早ければ4月26日に実施されます。【2023年4月17日11時】

HAKUTO-Rミッション1のランダーは2023年3月21日に高度100×6000kmで月を周回する楕円軌道へ到達することに成功。4月12日の時点では高度100×2300kmの楕円軌道を周回していました。ispaceによると、日本時間2023年4月13日10時8分に月軌道制御マヌーバ(マヌーバ=姿勢や軌道の制御)を開始し、主推進系を用いた約10分間の燃焼を完了したことで、ランダーは高度100kmの円軌道へ到達しました

民間月探査「HAKUTO-R」続報1
ispace「HAKUTO-R」ミッション1のマイルストーンを示した図

HAKUTO-Rミッション1では打ち上げから月面着陸までの各段階に応じて10のマイルストーンが設定されていて、3月21日にはSuccess 7「月重力圏への到達/月周回軌道への到達」の完了が発表されていました。今回のマヌーバ完了により、Success 8「月周回軌道上での全ての軌道制御マヌーバの完了」が完了したことになります。

次はいよいよ民間企業初となる月面着陸です。ispaceによれば、着陸に向けた降下は日本時間2023年4月26日0時40分頃に始まります。着陸体制に入ったランダーは軌道速度からの減速と姿勢制御を自律的に行いつつ、約1時間後に月面へ軟着陸する予定です。着陸地点はバックアップも含めて複数の候補があるため、運用の状況に応じて着陸は5月1日または5月3日に変更される可能性もあるということです


民間月探査「HAKUTO-R」続報2
HAKUTO-Rミッション1の着陸シーケンスを示した図

なお、HAKUTO-Rミッション1ランダーに搭載されているペイロードは以下の通りです。

・日本特殊陶業株式会社(HAKUTO-Rコーポレートパートナー)の固体電池
・アラブ首長国連邦(UAE)ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC)の月面探査車「Rashid(ラシード)」
・株式会社タカラトミー等が開発した変形型の月面探査ロボット「SORA-Q(LEV-2)」
・カナダのMCSS社が開発した人工知能(AI)を用いたフライトコンピューター
・カナダのCanadensys社のカメラ
・HAKUTOのクラウドファンディング支援者の名前を刻印したパネル
・サカナクションの「SORATO」(HAKUTO※応援歌)の楽曲音源を収録したミュージックディスク

※…HAKUTOは民間初の月面無人探査を競うコンテスト「Google Lunar XPRIZE」に日本から参加したチームで、HAKUTO-Rの前身にあたる。Google Lunar XPRIZEは勝者がないまま2018年に終了


Source
Image Credit: ispace, MBRSC, タカラトミー

2023年4月17日
sorae より

アルテミス計画の宇宙飛行士4人決定

Posted by moonrainbow on 09.2023   0 comments   0 trackback
アルテミス計画の第2弾、宇宙飛行士4人決定 2024年に月周回

アルテミス計画の第2弾、宇宙飛行士4人決定 
アルテミス2に搭乗することが決まったNASAのクリスティーナ・コック氏(左)とビクター・グローバー氏(中央上)、レイド・ワイズマン氏(中央下)、カナダ宇宙庁のジェレミー・ハンセン氏=NASA提供

 米航空宇宙局(NASA)とカナダ宇宙庁(CSA)は3日、再び人類の月面着陸をめざす「アルテミス計画」の第2弾「アルテミス2」として、2024年に予定している宇宙船オリオンの月周回飛行に搭乗する宇宙飛行士4人を発表した。新たに開発したオリオンでの初めての有人飛行となる

 選ばれたのはNASAの宇宙飛行士3人と、CSAの1人。NASAの3人は、ともに海軍戦闘機の元パイロットのレイド・ワイズマン氏(47)とビクター・グローバー氏(46)と、NASAや米国海洋大気庁(NOAA)研究者だったクリスティーナ・コック氏(44)。いずれも国際宇宙ステーション(ISS)での滞在経験がある。

 CSAの1人はカナダ軍戦闘機の元パイロットのジェレミー・ハンセン氏(47)で、初めての宇宙飛行となる。

 グローバー氏は「有人宇宙飛行はマラソンであり、短距離走ではないと言われるが、私は短距離走の連続で、世代を超えたリレーのようなものだと思う。私たちはその中でバトンを持たせてもらったとき、ベストを尽くす。それが国家間と自国の平和の源となるよう願っている」と語った


2023年4月4日
朝日新聞デジタルより

無人月着陸船の月周回軌道投入に成功!

Posted by moonrainbow on 28.2023   0 comments   0 trackback
無人月着陸船の月周回軌道投入に成功! 民間月探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1

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【▲ 月面に着陸したispaceのランダーの想像図(Credit: ispace)】

株式会社ispaceは2023年3月21日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1について、ランダー(月着陸船)の月周回軌道への投入に成功したと発表しました。月周回軌道で予定されている全ての軌道制御マヌーバを完了した後、ispaceはいよいよランダーの月面着陸に挑むことになります

ミッション1のマイルストーン
【▲ ispace「HAKUTO-R」ミッション1のマイルストーンを示した図(Credit: ispace)】

ispaceによると、ミッション1ランダーによる月周回軌道投入マヌーバは2023年3月21日10時24分に開始。数分間の主エンジン噴射は問題なく完了し、前述の通りランダーは月周回軌道に投入されました。HAKUTO-Rミッション1では打ち上げから月面着陸までの各段階に応じて10のマイルストーンが設定されていますが、今回のマヌーバ完了によってSuccess 7「月重力圏への到達/月周回軌道への到達」までが完了したことになります。月周回軌道投入に先立つ2023年3月18日には、Success 6「LOI(※)前の全ての深宇宙軌道制御マヌーバの完了」が完了していました。

今後は月周回軌道上で予定されている全ての軌道制御マヌーバが完了し、着陸シーケンスを開始する準備が整っていることが確認された後、2023年4月下旬にミッション1ランダーによる月面着陸が行われる予定です。

※…LOI:Lunar Orbital Insertion=月周回軌道投入の略


日本橋のミッションコントロールセンター
【▲ 東京・日本橋のミッションコントロールセンターで月周回軌道投入マヌーバ完了を喜ぶispaceのエンジニアたち(Credit: ispace)】

また、ispaceは今後実施を予定しているミッション2(2024年)およびミッション3(2025年)のランダー開発や顧客との契約を進めています。ミッション3では月の裏側にある着陸地点との通信を行うために2機の中継衛星も月周回軌道に投入することを同社は計画しており、ミッション1で得られたデータやノウハウがミッション3でも活用されるということです。

なお、HAKUTO-Rミッション1ランダーに搭載されているペイロードは以下の通りです。

・日本特殊陶業株式会社(HAKUTO-Rコーポレートパートナー)の固体電池
・アラブ首長国連邦(UAE)ムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC)の月面探査車「Rashid(ラシード)」
・株式会社タカラトミー等が開発した変形型の月面探査ロボット「SORA-Q(LEV-2)」
・カナダのMCSS社が開発した人工知能(AI)を用いたフライトコンピューター
・カナダのCanadensys社のカメラ
・HAKUTOのクラウドファンディング支援者の名前を刻印したパネル
・サカナクションの「SORATO」(HAKUTO※応援歌)の楽曲音源を収録したミュージックディスク

※…HAKUTOは民間初の月面無人探査を競うコンテスト「Google Lunar XPRIZE」に日本から参加したチームで、HAKUTO-Rの前身にあたる。Google Lunar XPRIZEは勝者がないまま2018年に終了


変形型月面ロボットHAKUTO-R-M1-payload-ESA-Rashid_rover.jpg
【▲ UAEの月面探査車「Rashid」の想像図(Credit: MBRSC)】

Image Credit: ispace

2023-03-22
soraeより
 

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