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宇宙ベンチャーのispace(アイスペースの月探査計画「HAKUTO-R」

Posted by moonrainbow on 23.2023   0 comments   0 trackback
ispace、来冬に2回目の月面着陸挑戦、「準備は順調」

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宇宙ベンチャーのispace(アイスペース)の袴田武史代表取締役CEO(最高経営責任者)は16日、月探査計画「HAKUTO-R」で2024年の打ち上げを予定する2回目の挑戦「ミッション2」を同年冬に行うと表明した。写真は「HAKUTO-R」の月探査機。東京で4月撮影。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon/File photo)
Maki Shiraki

宇宙ベンチャーのispace(アイスペース)の袴田武史代表取締役CEO(最高経営責任者)は16日、月探査計画「HAKUTO-R」で2024年の打ち上げを予定する2回目の挑戦「ミッション2」を同年冬に行うと表明した

袴田CEOはミッション2の進捗報告会で「準備は順調に進んでいる」と述べ、継続的な複数のミッションのための資金調達も並行して行い、「今後の長期的な持続可能性を確保してきている」と話した。

ミッション2では、初回の挑戦での成果を踏まえた月着陸船の設計・技術、月面の輸送・データサービス提供という事業モデルのさらなる検証と強化を目指す。月面探査車が着陸地点で周辺を探査し、米国航空宇宙局(NASA)との契約に基づき「レゴリス」と呼ばれる月の土を採取してその所有権をNASAに譲渡することも計画する。

11月にスウェーデンの土木鉱山機械メーカー、エピロックと「コーポレートパートナー」契約を締結。同社はレゴリス採取に使われるスコップを設計開発したほか、ペイロード(搭載品)を制御する電子機器やソフトウエアを設計。両社は今年初めには長期的な協力協定を結んでおり、既存・将来の商業的な月でのミッションの技術やソリューション分野で協業する。

ミッション2では5つのペイロードを輸送予定で、そのひとつが高砂熱学工業が開発した月面用水電解装置。この装置で水素・酸素の生成実験を行う計画で、飲料水や燃料などの生産につながれば月面での生活や活動が可能になる。宇宙での食料生産に向けた月面環境実験として、ユーグレナの藻類バイオ観測機能を持つ自己完結型モジュールなども運ぶ。

ispaceは今年4月12日に東京株式市場に上場。10月には経済産業省の「中小企業イノベーション創出推進企業」において予算額(補助上限)120億円の補助対象事業にも採択された。4月26日未明、民間企業として初めて挑んだ月面着陸は失敗したが原因は把握できており、月着陸船の基本構造は大きく変更せずソフトウエア改良などで改善を図って2回目のミッションに挑む


2023年11月16日
ロイターより

H-IIAロケット47号機打ち上げ成功

Posted by moonrainbow on 07.2023   0 comments   0 trackback
H-IIAロケット47号機打ち上げ成功 JAXAの「XRISM」と「SLIM」を搭載

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【速報】H2Aロケット47号機打ち上げ 月探査機など搭載(2023年9月7日)


種子島宇宙センターから打ち上げられたH-IIAロケット47号機。JAXAのライブ配信から引用

三菱重工業株式会社は2023年9月7日、「H-IIA」ロケット47号機の打ち上げに成功しました。搭載されていた宇宙航空研究開発機構(JAXA)のX線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」と小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」について、三菱重工業はロケットからの分離が確認されたと報告しています

打ち上げに関する情報は以下の通りです

■打ち上げ情報:H-IIA 202(XRISM&SLIM)

ロケット:H-IIA 47号機
打ち上げ日時:日本時間2023年9月7日8時42分【成功】
発射場:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場(日本)
ペイロード:XRISM、SLIM


XRISMは2016年に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」(運用終了)の後継機としてアメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)などとも協力して開発された科学衛星で、星や銀河だけでなく銀河の集団が形作る大規模構造の成り立ちに迫ることが期待されています。

SLIMは月面へのピンポイント着陸技術を検証するための探査機です。斜面への着陸に対応するために着陸直前に機体を斜めに傾けて横向きに接地するという特徴的な着陸方法が採用されており、科学的に興味深い「着陸したい場所」への高精度着陸の実現に貢献することが期待されています。

なお、SLIMには月面着陸直前に分離される「LEV-1」および「SORA-Q」という2機の探査ロボットが搭載されていて、月面到達後に画像の取得と地球へのデータ送信を連携して行う予定です


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【▲ 小型月着陸実証機「SLIM」の想像図(Credit: JAXA)】

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【▲ SLIM、SORA-Q、LEV-1の月面着陸イメージ(Credit: タカラトミー)】

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【▲ SLIM、SORA-Q、LEV-1の月面着陸イメージ(Credit: タカラトミー)】

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【▲ 変形型月面ロボット「SORA-Q(LEV-2)」。左は変形前、右は変形後の様子(Credit: タカラトミー)】

SORA-Q(ソラキュー)、JAXAとタカラトミー等の共同開発によって生まれた、超小型の変形型月面ロボットの映像です


【▲ タカラトミーによるSORA-Qの紹介動画】
(Credit: タカラトミー)

2023年9月7日

sorae 宇宙へのポータルサイトより

インド月探査機「チャンドラヤーン3号」月面着陸成功

Posted by moonrainbow on 27.2023   0 comments   0 trackback
インド月探査機「チャンドラヤーン3号」月面着陸成功

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Chandrayaan-3 Mission Soft-landing LIVE Telecast



チャンドラヤーン3号の月面着陸成功に沸く管制室。ISROのライブ配信から

インド宇宙研究機関(ISRO)は8月23日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のランダー(着陸船)による月面着陸に成功したと発表しました。インドの探査機が月面着陸に成功したのは今回が初めてで、米国、旧ソ連、中国に次いで4か国目の成功となります

2023年7月14日に打ち上げられたチャンドラヤーン3号は、ISROによる3回目の月探査ミッションです。月周回軌道から20分ほどかけて降下したランダーは、日本時間2023年8月23日21時33分頃に月面へ無事着陸することに成功しました。

ISROは2019年にもオービター(月周回衛星)、ランダー、ローバーで構成された月探査ミッション「チャンドラヤーン2号」の探査機を打ち上げましたが、月周回軌道への投入には成功したもののランダーの着陸には失敗しており、今回はインドにとって2回目の月面着陸挑戦での成功となりました。

チャンドラヤーン3号の月面着陸成功に関する詳しい情報は改めてお伝えします


2023年8月23日
sorae 宇宙へのポータルサイトより

月周回有人拠点「Gateway」

Posted by moonrainbow on 19.2023   0 comments   0 trackback
月周回有人拠点「Gateway」、初利用は「Artemis IV」のクルー

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月周回有人拠点「Gateway」、初利用は「Artemis IV」のクルー

米航空宇宙局(NASA)が中心となって進められている月周回有人拠点「Gateway」を初めて利用するのは有人月着陸ミッション「Artemis IV」のクルーになることがNASAによって確認された。海外メディアのSpace.comが報じている

 Gatewayは月の周回軌道に建設予定の有人拠点で、月面探査や将来的な火星探査の中継基地としての利用も検討されている。質量は国際宇宙ステーション(ISS)の6~7分の1で、将来的には4人の宇宙飛行士が年間30日ほど滞在することが想定されている。

 NASAによれば、Gatewayの最初のモジュールとなるミニ居住棟(HAbitation and Logistics Outpost:HALO)は、2025年後半に打ち上げられる予定だ。Artemis IVが2028年に打ち上げられる前に、2つ目の居住可能なモジュールが追加される。2029年に予定されている「Artemis V」には、Gatewayのための燃料補給装置が搭載される。

 欧州宇宙機関(ESA)は日本との協力の下、給油モジュールと第2居住区モジュールを提供する。その見返りとして、欧州の宇宙飛行士は「Artemis」計画全体で3回の飛行機会を得て、Artemis IVやArtemis VでGatewayでの滞在や月面着陸に参加する


2023年8月18日
UchuBizより

インドの月面探査ミッション「チャンドラヤーン3号」の打ち上げに成功

Posted by moonrainbow on 22.2023   0 comments   0 trackback
インド、月面探査ミッション「チャンドラヤーン3号」の打ち上げに成功

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「LVM-3」ロケット

インド宇宙研究機関(ISRO)は日本時間2023年7月14日に「LVM-3」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた同国の月探査ミッション「チャンドラヤーン3号」の探査機は無事に予定の軌道へ投入されたことが、ISROのSNSや公式サイトにて報告されています

打ち上げに関する情報は以下の通りです

■打ち上げ情報:LVM3-M4(Chandrayaan-3 Mission)

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チャンドラヤーン3号のランダー(着陸機)とローバー(探査車)

ロケット:LVM3-M4(Launch Vehicle Mark-3 Mission4)
打ち上げ日時:日本時間2023年7月14日18時5分【成功】
発射場:サティシュ・ダワン宇宙センター(インド)
ペイロード:チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)

チャンドラヤーン3号は、インドによる3回目の月探査ミッションで、月面に着陸するランダー(着陸船)と、月面を移動するローバー(探査車)で構成されています。ISROによると、ランダーには6つの観測装置が搭載されていて、着陸地点周辺の探査を実施するということです。

ISROは2008年にインド初の月探査ミッション「チャンドラヤーン1号」の探査機を打ち上げました。同探査機に搭載されていたアメリカ航空宇宙局(NASA)の観測装置によって、月の南極域に氷が存在していることを示す決定的な証拠が確認されたという報告がなされています。2019年にはオービター(月周回衛星)とローバーを搭載したランダーで構成された月探査ミッション「チャンドラヤーン2号」の探査機が打ち上げられましたが、オービターの月周回軌道への投入には成功したものの、ランダーの月着陸には失敗していました。

なお、チャンドラヤーン3号のミッションで取得されたデータは、チャンドラヤーン2号のオービターを介して地球に送信される予定です


Source
Image Credit: ISRO
ISRO - Chandrayaan-3

2023年7月14日
sorae 宇宙へのポータルサイトより
 

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