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ブレイクスルー・イニシアチブ(Breakthrough Initiatives)」プロジェクト

Posted by moonrainbow on 28.2019 ニュース   0 comments   0 trackback
地球外文明に関する調査報告が公開。1327個の星々から痕跡は見つかったのか?

「ブレイクスルー・イニシアチブ」プロジェクト

ロシア生まれの資産家ユーリ・ミルナー氏の出資によってスタートした「ブレイクスルー・イニシアチブ(Breakthrough Initiatives)」プロジェクトは2019年6月18日、同プロジェクトの一部である「ブレイクスルー・リッスン(Breakthrough Listen)」のもと、地球外の知的生命体による活動の痕跡がないかを観測した結果を発表しました

観測結果は研究チームを率いたカリフォルニア大学バークレー校のDanny Price氏らによって論文にまとめられ、6月17日付で発表されています

観測の対象となったのは、地球から160光年以内にある1327個の恒星です。研究チームはアメリカのウェストバージニア州にある「グリーンバンク天文台」の直径100mの電波望遠鏡と、オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある「パークス天文台」の直径64mの電波望遠鏡を使い、文明活動によって生じた痕跡(通信による電波など)を2015年から探し続けています

「ロバート・バード・グリーンバンク望遠鏡」
グリーンバンク天文台にある巨大な「ロバート・バード・グリーンバンク望遠鏡」(Credit: NRAO/GBO)

自然現象によって生じた電波を除外するために、研究チームは観測される電波の周波数を数十億のチャンネルに分けて分析。観測所の近く(つまり地球上)で生じた電波や、空の一点から届いたものではない電波などを慎重に除外する作業を繰り返しました

結論を言えば、1327個の恒星から文明活動の痕跡は見つかっていません。しかし、Price氏が「知的生命体がそこにいないという意味ではない」と語るように、現在の観測装置や分析手法では見つけられなかっただけ、という可能性もあります

パークス天文台の64m電波望遠鏡
パークス天文台の64m電波望遠鏡(Credit: S.Amy, CSIRO)

論文で発表されたのは電波による観測結果ですが、ブレイクスルー・リッスンではさまざまな痕跡をキャッチするべく、可視光線(人の目に見える光)を使った観測も実施しています。また、今後は64基の電波望遠鏡群から構成される南アフリカの観測施設「MeerKAT(ミーアキャット)」を加えて、観測対象を数千倍に拡大することも計画されています

さらに、ブレイクスルー・イニシアチブでは、超小型・超軽量の探査機に薄い膜でできた帆を取り付け、レーザー光によって光速の20パーセントまで加速させることで恒星のフライバイ探査を実現する「ブレイクスルー・スターショット」の研究も進められています

探査目標の「アルファ・ケンタウリ」星系までの距離は4.22光年離れていますが、ブレイクスルー・スターショットの探査機なら20年ほどで到達します。これはもしかすると文明があるかも……そんな痕跡が見つかったとき、地球からの距離によっては恒星系に向けて直接探査機を送り込む、そんな未来が意外とすぐそこまで来ているのかもしれません

Image Credit: J.Smith, CSIRO

2019/6/21
Soraeより

現在活動中の宇宙探査機のマップ「Where We Are」

Posted by moonrainbow on 23.2019 ニュース   0 comments   0 trackback
活動中の探査機がひと目で分かる太陽系マップ

Where We Are
「Where We Are」2019年7月1日版

カリフォルニア州パサデナにある
惑星協会(The Planetary Society)のEmily Lakdawalla氏は2019年6月11日、現在活動中の宇宙探査機の場所を示したマップ「Where We Are」の2019年7月1日版を公開しました。

もともと惑星協会の会員向けコンテンツとして作成されている「Where We Are」では、太陽系内の惑星や小惑星の公転軌道上における位置だけでなく、今まさに観測を行っている探査機の最新情報が3か月に一度更新されています

キャプションはすべて英語で書かれていますが、幅広い会員に向けたものであるためか、難解な専門用語は極力用いられていません。天体と探査機の名称を読み取ることができれば、日本人でも楽しめるコンテンツとなっています

この画像が最新版の「Where We Are」。小惑星帯よりも内側にある水星/金星/地球/火星が描かれた中段をメインに、月と火星はそれぞれ上と左に詳細が描かれています。NASAが2024年の有人探査再開を目指している月(Moon)や、その先に有人探査が予定されている火星(Mars)では、数多くの探査機が活動していることがわかります

気になる日本の探査機も3つ描かれています。小惑星「リュウグウ(Ryugu)」で2回目の試料採取に挑もうとしている小惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」は太陽(Sun)の上方に、金星(Venus)を周回観測中の金星探査機「あかつき(Akatsuki)」は太陽の左側にその姿を確認できます

また、太陽の右に見える地球(Earth)のすぐ近くには、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)が共同開発し、日本の水星磁気圏探査機「みお」を載せた「ベピ・コロンボ(BepiColombo)」の姿が。現在ベピ・コロンボは地球の比較的近くで太陽を周回しており、地球と金星の重力を利用して軌道を変更するスイングバイを来年に控えています

いっぽう下段には、小惑星帯よりも外側の木星/土星/天王星/海王星と太陽系の外縁が描かれています。活動する探査機の数は小惑星帯から内側よりも圧倒的に少なく、惑星を周回しているのは木星(Jupiter)で活動を続けるNASAの木星探査機「ジュノー(Juno)」ただ1機のみとなります

すでに太陽圏を脱出したと見られている「ボイジャー(Voyager)1号」「同2号」や、太陽系外縁天体「ウルティマ・トゥーレ」をフライバイ観測した「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」を含めても、下段にはわずか4機しか描かれていません

なお、「Where We Are」では地球を離れて活動を行っている探査機が描かれているため、地球を周回している「ハッブル」宇宙望遠鏡や「国際宇宙ステーション(ISS)」のように、よく知られていても描かれていない探査機や構造物もあります

人跡未踏の深宇宙で人間に代わり科学観測を実施している無人探査機たち。各国の火星探査機打ち上げが予定されている来年以降のにぎわいぶりが今から楽しみです

Image credit: The Planetary Society

2019/6/17
Soraeより

「宇宙人の星」を見つけ出せ

Posted by moonrainbow on 20.2019 ニュース   0 comments   0 trackback
NHKスペシャル『スペース・スペクタクル』放送へ

オウムアムア

NHKは、NHKスペシャルの新シリーズ「シリーズ スペース・スペクタクル」の放送を発表しました

2019年6月23日に放送される第1集のテーマは『「宇宙人の星」を見つけ出せ』。2017年、太陽系外から飛来した恒星間天体「オウムアムア」は、自然には起こりえない加速をしつつ接近し、不自然な動きで太陽系を離れていった。この長さ400mの謎の葉巻形の物体は、一部の研究者からは宇宙人が作った「宇宙船」であると唱えているという。実際に宇宙人はいるのか、宇宙人の星は見つかるのか、などの謎に迫ります

また、7月放送の第2集のテーマは『「宇宙の黒幕」ブラックホールを見よ』、9月以降に放送予定の第3集のテーマは『「地球生命のルーツ」を追え』となります

番組ナビゲーターに嵐 櫻井翔が起用されています。
詳細はNHKの特設サイト(https://www.nhk.or.jp/special/space/)を参照してください


Image Credit:ESO/M. Kornmesser

2019/5/24
Soraeより

日米の宇宙開発

Posted by moonrainbow on 15.2019 ニュース   0 comments   0 trackback
日米、有人月面探査にて協力を拡大

nichibei.jpg


日本とアメリカは有人月面探査を含む、宇宙開発分野での協力の拡大を発表しました

トランプ大統領は安倍首相との共同会見にて、「日本はアメリカによる有人宇宙開発に協力することになる。そして我々は月へと向かい、近日中には火星へと向かうはずだ。これはすばらしいことだ」と述べています

現在アメリカ(NASA)は、2024年までに有人月面探査を実施すると表明しています。この計画では、月周辺に拠点「ゲートウェイ」を設置し、地球から宇宙船によって移動した宇宙飛行士が着陸機に乗り換え、月面に降り立つ予定です

なお、一部メディアでは日本人宇宙飛行士が月面に降り立つ可能性を指摘しています。会見やあるいはNASA、JAXAからは具体的なプランは発表されていませんが、NASAは2024年から2028年までに5回の有人月面探査を予定しており、そのミッションに日本人宇宙飛行士がくわわる可能性があるかもしれません

2019年5月31日
Soraeより

2020年に生物を深宇宙へと打ち上げ

Posted by moonrainbow on 09.2019 ニュース   0 comments   0 trackback
NASAは2020年に「バイオセンチネル」にて生物を深宇宙に打ち上げます 

小型宇宙船「バイオセンチネル(BioSentinel)」

NASAは小型宇宙船「バイオセンチネル(BioSentinel)」にて、2020年に生物を深宇宙へと打ち上げます

バイオセンチネルでは、ブリーフケースほどの宇宙船に酵母菌を搭載。そして太陽を回る軌道にのせることで、地球磁気圏外での放射性の影響を調べようというのです

バイオセンチネルは「アルテミス1」ミッションにて打ち上げられる、13個のキューブサットのうちの1個。ミッションでは9〜12ヶ月にわたってデータを収集し、DNAが修復できる通常型の酵母菌と修復できない突然変異型の酵母菌を観察します。また、同様の実験が国際宇宙ステーション(ISS)でも実施されます

アルテミス1のミッションは、NASAの次世代ロケット「SLS」によって実施されます。さらに、2023年に実施される「アルテミス2」では、「オリオン」宇宙船による有人による月周辺の飛行ミッションが予定されています

Image: NASA
■In 2020, NASA Will Send Living Things to Deep Space for First Time Since Apollo

2019/5/24
Soraeより
 

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