土星の第一衛星「ミマス(Mimas)」

Posted by moonrainbow on 25.2017 衛星   0 comments   0 trackback
土星のデス・スターこと衛星「ミマス(Mimas)」を探査機「カッシーニ」が詳細画像を撮影

土星の第一衛星「ミマス」

NASAの探査機「カッシーニ」からの成果、続々です。現在土星やその環の観測を行っている同探査機は、土星の第一衛星「ミマス(Mimas)」の新たな詳細画像を撮影し、地球へと送信しました。同衛星の特徴となる大きなクレーターもしっかりと捉えられています
 
この画像は2016年の11月19日に、約8万5000kmの遠方から撮影されました。右側に見えるのが「ハーシェル・クレーター」で、その全長は約130kmほど。ミマスの直径の約396kmの1/3にも及んでいます
 
「ミマスを破壊しかねないほどの衝撃が、過去に同衛星を襲ったのです」と、NASAの公式声明は解説しています。先日詳細画像が地球へと届けられた衛星「パン」もそうですが、土星の衛星はどれも特徴的で興味深いです
 
2017年9月15日には、土星大気に突入してその生涯を終えるカッシーニ。その目的として、タイタンやエンケラドスなど生命の存在が期待される衛星を地球由来の微生物などで汚染しないようにする、というものがあります。しかしその素晴らしい志は、新たな探査機へと引き継がれることでしょう
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

2017/03/16
Soraeより

土星の衛星「パン」

Posted by moonrainbow on 19.2017 衛星   0 comments   0 trackback
UFOみたいな土星の衛星「パン」をNASA探査機が撮影に成功

衛星「パン」
NASAの土星探査機カッシーニが新たに撮影した土星の衛星「パン」。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/SPACE SCIENCE INSTITUTE)

衛星「パン」1
カッシーニが別の角度から撮影したパンの写真。赤道を一周するでっぱりがよく見える。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/SPACE SCIENCE INSTITUTE)

 NASAの土星探査機カッシーニが、土星の環のすき間に潜む小さな「空飛ぶ円盤」を撮影しました

 空飛ぶ円盤の正体は「パン」と呼ばれる直径35kmほどの小さな衛星で、2017年3月7日に撮影された一連の写真には、その特徴的な形が詳細にとらえられています

 カッシーニが送ってきたパンの画像を最初に見たとき、科学者のキャロリン・ポルコ氏は、画家が描いた想像図ではないかと思ったという事です

 彼女はその後、「これは本物です!科学は想像を超えています」とコメントしました

 パンという名前は、下半身がヤギであるギリシャ神話の牧神にちなんでつけられた。パンはその重力の影響で環の形状を支える「羊飼い衛星」で、土星のA環の中の細い空隙を公転しています。土星の環は氷の粒子からできているが、パンは、土星の周りを公転しながら、空隙に入り込んできた氷の粒子をその重力で吸い込んだりはじき飛ばしたりして、環を維持しています

空隙から衛星を予想

 実際、科学者たちが1980年代中頃という早い時期からパンの存在を予想することができたのは、空隙がきれいに保たれていたからでした。NASAの探査機ボイジャー2号が1981年に撮影した画像を詳しく調べたマーク・ショーウォルター氏の研究チームがA環の空隙にある小さな衛星を発見したのは、1990年のことです

 今回、すぐ近くからパンを撮影できたのは、2004年から土星を観測している探査機カッシーニが、ミッションの最終段階として土星のすぐ近くを周回する軌道に入ったからだ。最初の頃の画像でパンがクルミのような形をしていることが明らかになると、ポルコ氏らは、土星の環の破片が降り積もってこのような形になったのだろうと考えました

 より最近の詳細な画像では、土星の環の粒子からなる薄く滑らかな層がパンの胴回りにぐるりと付着した赤道降着円盤が見てとれます

 現在は米SETI研究所に所属しているショーウォルター氏は、「1990年に私がボイジャー2号の画像から探し出した、なんの特徴もない『点』とは大違いです!ついにパンのクローズアップを見られたことを、とてもうれしく思います」と言う

 ポルコ氏は、2007年に科学誌『サイエンス』に発表した論文で、パンの円盤は空隙の物質が完全に除去される前に形成されたと主張しています

 ショーウォルター氏は、「ほかの研究者も指摘しているように、パンがこのような形になったのは、土星の環の細かい粒子を常に引きつけているからなのでしょう」と言う。「パンの大きさに比べて土星の環は非常に薄いので、粒子は赤道付近に集まるのです」

 木星の異形の衛星はパンだけではない。アトラスという小さな衛星も、同様の理由から似たような形をしています

ナショナル ジオグラフィックより
2017年3月10日

準惑星ケレスで「有機化合物」発見

Posted by moonrainbow on 27.2017 衛星   0 comments   0 trackback
準惑星ケレスで生命体構成に重要な「有機化合物」発見 

準惑星ケレス

以前より湧き出す熱水や水の氷などが観察されていた「準惑星ケレス」ですが、今回新たに研究者によって「有機化合物」の存在が確認されました。有機化合物は地上の生命体に必要不可欠なことから、今後は同準惑星での生命探査への期待が高まります
 
今回の有機化合物は、探査機「ドーン」の可視・赤外マッピング分光計によって観測されました。ケレスでは以前から塩分やアンモニアなども観測されており、サウスウエスト・リサーチ・インスティチュートのシニアリサーチサイエンティストのSimone Marchi氏は「ケレスは生命に必要な重要な成分を含んでいる」と声明にて語っているのです
 
また、有機化合物が発見されたのはケレスの北半球に位置する、Ernutetクレーターのそば。有機化合物の組成はまだはっきりしませんが、タールに近いグループに含まれると予測されています。また研究者は、この有機物は隕石などで運ばれてきたのではなくケレスで生成されたのではないかと考えているのです
 
ケレスは45億年前に誕生したと予測されており、その観測は地球生命の誕生の理解に役立つことが期待されています。火星探査も含め、人類による生命探査はますます盛んになろうとしています
 
Image Credit: NASA

2017/02/17
Soraeより

木星衛星「エウロパ」探査

Posted by moonrainbow on 22.2017 衛星   0 comments   0 trackback
NASAが木星衛星「エウロパ」探査コンセプトを報告 着陸船イラストも登場

Europa Lander
Credits: NASA/JPL-Caltech
 
現在米政府からの要請により、NASAが作成している木星の衛星「エウロパ」の探査計画。2020年代のSLS(スペース・ローンチ・システム)による探査機と着陸船の打ち上げが期待されていますが、今回新たな報告書によりその詳細や着陸船のデザインが公開されました
 
エウロパは表面が氷で覆われており、その下には液体の海が存在していることが予測されています。また以前にはその水分の噴出の証拠も報告されているのです。さらにこの液体の海には生物の存在の可能性が指摘されており、その探査に大いに期待が寄せられています
 
NASAの科学的定義チームは、エウロパ探査の3つの目標を定めています。1つ目は生命の存在を確かめる探査、2つ目はエウロパが生命が存在しうる環境であるのか、そして3つ目はエウロパの表層下の探査の可能性です
 
ただし、エウロパの探査が他惑星の探査とは様子が異なることも確かです。まず同衛星は大気を持たないことから、着陸船に耐熱シールドは必要ありません。一方着地にはパラシュートを使わず、エンジン出力やクレーンを利用します。さらにエウロパは地球からかなり離れているので、着地のプロセスは全て自動にて行われる必要があるのです
 
そしてエウロパに着地したNASAの着陸船は、搭載された観測装置により同衛星での生命探査や環境調査を行います。このような生命探査システムは1970年代に火星に送り込まれた探査機「バイキング」以来となり、有機物の分析機や顕微鏡の搭載が予定されています
 
Image Credit: NASA

2017/02/13
Soraeより

土星の衛星「ダフニス」

Posted by moonrainbow on 28.2017 衛星   0 comments   0 trackback
土星の環の隙間にくっきり現れた衛星ダフニス(NASA JPL

キーラーの間隙と衛星ダフニス
キーラーの間隙と衛星ダフニス。斜めから撮影しているのでキーラーの間隙は実際よりも細く見えている。(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute)

土星の環の隙間の一つ「キーラーの間隙」に存在する衛星「ダフニス」の姿が、探査機「カッシーニ」によってとらえられました。衛星の模様や環の微細な構造がよく見えます

土星の衛星「ダフニス」は、2005年にNASAの探査機「カッシーニ」の撮影画像から発見された直径8kmほどの小さい衛星です

ダフニスは、土星のA環(アマチュアの天体望遠鏡で見える環のうち一番外側)の中にある、幅42kmの「キーラーの間隙(空隙)」という隙間に位置しています。A環の幅は約1万4600kmで、その外縁から約250km内側にキーラーの間隙があります

その衛星ダフニスとキーラーの間隙を、2017年1月16日にカッシーニが約2万8000kmの距離から撮影した画像が公開されました。解像度は1ピクセルあたり168mで、これまでで最も精細にダフニスの姿がとらえられています

土星の他の小衛星「アトラス」と「パン」のように、ダフニスには赤道部分に狭い隆起部が見られます。表面はなめらかで、環から細かい粒子が降り積もっていると考えられます。また、いくつかのクレーターや、赤道と平行な別の隆起も見えます

ダフニスだけでなく、環の様子も詳細に見えています。いくつかの幅の広い部分では表面がざらざらしているように見えており、これは粒子同士が集まっている構造かもしれません。また、画像の左端に見られるキーラーの間隙の波の頂点が、他のくっきりとした部分に比べてなだらかなのも特徴的です。ダフニスの重力によって間隙の縁には波が生じるが、おそらくダフニスがこの部分に近づいた際に環を構成する細かい粒子が動かされ広がったのでしょう。

さらに、ダフニスのすぐ後ろ(左側)には、環の物質が細くかすかな蔓(つる)状に見えています。ダフニスが環から一まとまりの物質を引きずり出し、それが拡散しつつあるところかもしれません

2017年1月20日
Astro Artsより
 

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