木星の渦巻く南極

Posted by moonrainbow on 30.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
探査機「ジュノー」が撮影した木星の不気味に渦巻く南極 

美しく渦巻く南極側の画像

NASAの木星探査機「ジュノー」からのデータを利用して、民間の科学者がその美しく渦巻く南極側の画像を作成することに成功しました
 
同探査機にはカメラ「JunoCam」が搭載されており、53日周期で木星を周回しながら撮影を続けています。そして一般公開されたイメージを科学者のGabriel Fiset氏が加工し、その大気の様子を浮かび上がらせたのです。なお、撮影日は2016年12月11日、木星から約5万2200km上空から行われました
 
木星には強力な磁気圏が存在し、探査機による観測を妨げてきました。しかしジュノーは、現在初となる接近観測による画像の送信を続けています。またNASAによれば、その天候のパターンは「これまでどの太陽系のガス惑星でも観測でされてこなかった」ものなんだとか。あれだけ巨大なガス惑星ですから、これまで私達が知らなかったような現象が起きていても不思議ではありません
 
なお、NASAはJunoCamを利用して「どのような画像を撮影してほしい?」という投票を受け付けていました。最新のジュノーによる木星フライバイは5月19日となっており、さらに木星からの素晴らしい観測結果がもたらされることになりそうです
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Gabriel Fiset

Soraeより

準惑星「ケレス」

Posted by moonrainbow on 24.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
オッカトル・クレーターもくっきり、ケレスの「衝増光」

ケレス。白い点のところがオッカトル・クレーター
ケレス。白い点のところがオッカトル・クレーター。リリース元のNASA/JPLでは動画が見られる(提供:NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA)

探査機「ドーン」が、正面から太陽に照らされる位置から準惑星「ケレス」を観測しました

NASAの探査機「ドーン」は2015年3月から準惑星「ケレス」の周回探査を行っています。2017年4月末、ドーンは太陽とケレスのちょうど間に入る位置に移動し、高度約2万kmからケレスを撮影しました。「オッカトル・クレーター」の中に見られる、ひときわ明るく白い輝点も明瞭にとらえられています

天体が観測者(この場合は探査機)を挟んで太陽と正反対にある、いわゆる「衝(しょう)」の状態にあるとき、天体はとくに明るく見えます。「衝増光(opposition surge)」と呼ばれる現象で、天体表面の粒子が作る影が全体として少なくなることが主因であり、見る角度が少し違うだけでも大きな明るさの変化となります。地上からの観測や過去のドーンの観測によってケレスでもこの現象が起こると予測されていたことから、探査機の軌道を調整してちょうどいい位置から観測が行われました

明るさの変化を詳しく分析すると、表面の粒子の大きさや穴の多さ(多孔性)に関する情報が得られます。ドーンによる2年以上にわたる観測で、ケレスの表面は他のどの太陽系内天体よりも様々な光の照射角度からとらえられており、今回のデータと合わせてケレス表面の特徴に関する新たな見識が次々に得られることが期待されます

2017年5月17日
Astro Artsより

土星北極の六角形

Posted by moonrainbow on 16.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
カッシーニが撮影した土星北極の目のような六角形

北極側の六角形のジェット

土星で最後となるミッション「グランド・フィナーレ」を開始した探査機「カッシーニ」が、同惑星では著名な北極側の六角形のジェットを撮影
 
2017年1月22日に土星から90万キロ上空で撮影された、今回の画像。土星の六角形のジェットはその幅が約3万2000kmにも達し、時速320kmの高速ジェットが周回しています。1980年代にボイジャー計画によって発見されたこの現象は、季節の変化(太陽光)によって六角形の色が変化するという興味深い特性も知られているのです
 
NASAは公式声明にて、「太陽から土星までの距離は、地球までの距離の10倍。そして太陽光の強さは1/100にまで弱まります。それゆえにこのような色の変化が起こっても、温度の変化は少ないのです」と伝えています

Image Credit: NASA

2017/05/11
Soraeより

土星の輪の内側

Posted by moonrainbow on 11.2017 太陽系   2 comments   0 trackback
土星の輪の内側には何も無い広大な空間だった

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土星とその最も内側の輪の間を通過しようとする米航空宇宙局の無人探査機カッシーニの想像図(2017年4月6日提供)。

米航空宇宙局(NASA)の無人探査機カッシーニ(Cassini)は、土星の輪の間への突入を2回終えたが、その広大な未踏の空間にはほぼなにもないことがNASAの研究者らによって明らかにされました

 NASAの研究者らは、これまでに土星の輪の間で宇宙塵(じん)すら見つかっていないことに驚いています。土星の輪そのものは氷片や岩のかけらなどで構成されており、高速で移動しています

 全長6.7メートルの探査機カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の周回軌道に入りました

 土星の大気圏の表面と土星の輪は約2400キロ離れています。カッシーニは土星の輪の間を計22回通過する予定で、その後は2017年9月に土星の大気圏に突入して燃え尽き、ミッションを終えることになっています

AFPより
2017年5月6日

土星の雲頂から約3000km以内からの土星大気のクローズアップ画像

Posted by moonrainbow on 09.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
土星探査機「カッシーニ」初ダイブ成功(NASA JPL)

史上最接近距離から撮影された土星の大気
史上最接近距離から撮影された土星の大気。(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute)

探査機「カッシーニ」が土星本体と環の間を22回通り抜ける最終ミッション「グランドフィナーレ」の1回目が無事に実施されました。土星大気のクローズアップ画像や、この領域に塵がほとんどないという予想外の発見がもたらされました

土星探査機「カッシーニ」は2017年4月末から、13年にわたる探査の最後を飾る「グランドフィナーレ」ミッションを開始しました。このミッションでカッシーニは、土星の本体と環の間に広がる幅約2000kmの空間を通り抜けるダイブのような飛行を22回行う予定で、4月26日(日本時間、以下同)にその1回目が実施されました

1回目のダイブでは、カッシーニは土星の雲頂から約3000km以内、目に見える環の最も内側の端からは約300km以内を通りました。モデルによれば、この隙間領域に環の粒子が存在するとしても、煙の粒子ほどのとても小さいものであることが示唆されていた。とはいえ、カッシーニは時速約12万4000km(土星に対する相対速度)でこの空間を飛び抜けたので、小さな粒子であっても探査機に損傷を与える可能性もありました

そこでカッシーニは幅4mの高利得アンテナを粒子の方向へ向け、探査機を保護しました。そのため、探査機は環を飛び抜け切るまで地球とのコンタクトが取れない状態にありました。環を通過してから約20時間後の4月27日15時56分に通信が復帰し、16時01分に観測データの送信が始まりました

「土星にこれほど接近した探査機はありません。カッシーニが計画通りにダイブを行って、反対側から最良の状態で出てくることができたことを非常にうれしく思います」(カッシーニ・プロジェクトマネージャー Earl Maizeさん)。

地球へ送信されてきた未加工画像には、これまでで最も土星に近いところからとらえられた大気中の渦のような模様や、乱流のようなものが鮮明に写し出されています

初ダイブでは予想外のデータも得られています。カッシーニが通過した土星本体と環の間の領域には、塵がほとんど存在しなかったのです

過去にカッシーニが土星のメインリングのすぐ外側を飛行した際、電波プラズマ波観測器は毎秒数百個の粒子の衝突を検出していた。しかし今回は、わずか数個の衝突が検出されるにとどまっており、直径約1μm以上のものはなかったことが示唆されています。運用チームでは現在、塵の観測に適した計画作りに取り掛かっています

カッシーニの2回目のダイブは5月3日4時38分で、初回とほぼ同じ領域を通過する予定です。今後も週に一度ほどのペースでダイブを繰り返し、9月15日に土星大気へと突入してミッションを終了します

NASA: Cassini's First Fantastic Dive Past Saturn



2017年5月2日
Astro Artsより
 

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