Posted by moonrainbow on 01.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
木星の南極と渦巻く嵐を探査機ジュノーが撮影

木星の南極側の画像

現在も木星の探査ミッションを続けている、NASAの探査機「ジュノー」。そのジュノーから、新たに木星の南極側の画像が地球へと届けられました
 
2017年5月19日に、木星から約4万6900km上空から撮影されたこの画像。撮影にはジュノーに搭載された可視光カメラ「ジュノーカム」が利用されています。画像には加工がくわえられていますが、そのおかげで南極側に渦巻く嵐の様子がよくわかります。また、画像の上部には真珠の首飾りのような白い嵐が4つ、それにオレンジ色の嵐が一つ確認できます
 
ジュノーは2016年7月いらい木星の観測を続けており、現在は極を53.5日で通過する軌道を描いています。次回の観測は2017年7月となり、観測は2018年7月まで続けられる予定です
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Gerald Eichstädt /Seán Doran

2017/06/19
Soraeより

小惑星「ケレス」の地形「Pongal Catena」

Posted by moonrainbow on 19.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
小惑星「ケレス」の不思議な地形「Pongal Catena」

小惑星「ケレス」の不思議な地形

NASAの探査機「ドーン」が調査を実施した、火星と木星の間にある小惑星帯の準惑星「ケレス」。 そのケレスから、クレーター「ウルヴァラ」にある細長い地形「Pongal Catena」の画像が届けられました
 
このPongal Catenaは長さ96kmほどの凹んだ地形で、その起源は複数ありそうです。しかし現在は、おそらく巨大衝突によるクレーターの形成に伴って生じたものと推定されています。またこの地域には複数の似た地形があります
 
今回の画像が撮影されたのは、2015年の9月28日。ケレスから1,470km上空より撮影されました。ケレスでは濃縮された炭酸塩鉱物や熱水が湧き出していた証拠、それに水の氷、さらには有機化合物などが発見されています。もしかしたら生命が存在している(あるいはしていた)ケレスの、さらなる探査を期待したいです
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA

2017/06/12
Soraeより

探査機ジュノーが捉えた木星の環

Posted by moonrainbow on 07.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
「木星の環」内側からの撮影に初成功

「木星の環」を内側から撮影

Jupiter Ring
Credit:NASA

現在木星の観測を行っている探査機「ジュノー」ですが、そのジュノーから興味深い観測画像が送信されました。上の画像は、「木星の環」を内側から撮影したものです
 
木星にもうっすらとした4つの環が存在します。今回の画像は、ジュノーが木星に接近した2016年8月27日に撮影されたもの。撮影にはジュノーに搭載された観測機器「Stellar Reference Unit (SRU-1)」が利用されました
 
木星の環は内側からハロ環、主環、ゴサマー環(アマルテア)、ゴサマー環(テーベ)にわけられ、上の画像の中央に見えているのはそのうちの主環です。また環の少し上ではオリオン座のベテルギウスが輝いています
 
2017年5月25日にはジュノーからの木星の科学観測データが取りまとめられ、発表されました。その内容は、これまで強力な磁場に阻まれて観測が難しかった木星の、新たな姿を報告しています
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI

2017/05/29
Soraeより

地球時間30年で夏至を迎えた土星

Posted by moonrainbow on 06.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
夏至を迎えた土星の北半球

土星の北極領域の六角形模様
土星の北極領域。2013年6月と2017年4月にとらえられた土星の北極領域の六角形模様。夏が近づくにつれ色が青色から黄色に変化しており、太陽光で作られた大気中の粒子の影響と考えられている(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute/Hampton University)

2017年5月25日、土星の北半球が夏至を迎えました。探査機「カッシーニ」は2010年以降の「至点ミッション」で、土星本体や環、衛星に起こった季節変化を見届けてきました

土星探査機「カッシーニ」のミッションは、残すところ約4か月となりました。そのカッシーニが2017年5月25日(日本時間)、土星の北半球の夏至という新たな記念すべき節目を迎えました。この日、土星の北半球では一日が土星の一年(地球の約30年)のうちで最も長くなり、土星の北極が最も太陽方向に傾いていたことになります

当初、カッシーニは2004年の土星到着後の4年間で土星本体と環、衛星を探査する計画でしたが、観測が順調だったのでミッションが延長され、2008年から2010年の太陽光が土星をほぼ真横から照らす期間に「分点ミッション」が実施されました。

さらに2010年には2度目のミッション延長が決まり「至点ミッション」がスタート、以来7年間にわたりカッシーニは土星の季節変化を観測し続けてきました。夏至を迎えたことは、このミッションにおける重要なゴールです。「土星の北半球が冬から夏へと劇的に変化する一連の季節変化を、『リングサイド』という特別席から目の当たりにすることができました」(カッシーニ・プロジェクトサイエンティスト Linda Spilkerさん)

至点ミッションでカッシーニは、巨大な嵐が発生し土星を取り巻く様子を目撃しました。また、春の訪れで生じた「もや」により、北のほうの青っぽい色が消えていく様子も観測しました。得られたデータから、もやの形成と、上層大気の温度や化学組成の季節変化との関連が示されています。太陽光の量の変化に応じて、大気中に含まれるエタンなど微量の炭化水素が他の物質より素早く反応することが明らかになりました

さらに、カッシーニが観測した大気の変化は徐々に起こるのではなく、特定の緯度で突然起こっており、研究者たちを驚かせました

土星の環は土星本体の赤道面に沿ったところに広がっているため、土星の季節変化はすなわち環の季節変化でもあります。北半球の春分から夏至に向かって太陽の高度が上がるつれて、太陽光が環の奥にまで届くようになり環の温度が上がりました。環の粒子がどのように集まるのか、環の中心に埋もれた粒子と外層部の粒子に組成や構造に違いがあるのかを調べるうえで、高い角度からの太陽光は大きな助けとなります

また大型の衛星も土星の赤道面を公転している(かつ自転軸はほぼ傾いていない)ので、このミッション期間中に衛星にも季節変化が起こっています。衛星「タイタン」の季節変化としては、雲の発生や移動などがとらえられています

衛星「エンケラドス」では南半球が冬を迎えることを利用して、太陽光の影響を受けずに衛星内部からの熱の温度をはっきりと継続的に観測することができ、エンケラドスの地下に広がる海に関する理解が深まっています。エンケラドスの南極域では、地下海から氷と水蒸気が噴き出しており、カッシーニはその中を飛行して観測を行いました

2017年5月29日
Astro Artsより

木星で発生する「巨大オーロラ」

Posted by moonrainbow on 02.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
木星で発生する「巨大オーロラ」を 理化学研究所が爆発的増光を観測

木星で発生する「巨大オーロラ」

木星では現在探査機「ジュノー」が観測を行っていますが、同惑星では地球より大きく圧倒的に明るい巨大オーロラが発生していることが知られています。そして今回、理化学研究所は木星オーロラの爆発的増光の観測に成功したと発表しました
 
木星のオーロラの発生には、これまでも太陽風と同惑星の衛星「イオ」からの火山性ガスが関わっていることが知られていました。しかし、どのようにしてガスが光速近くまで加速されるのかが不明だったのです。今回理化学研究所は観測衛星「ひびき」や宇宙望遠鏡「ハッブル」、そしてジュノーの観測結果を利用しています
 
同研究所の発表によれば、まず木星遠方の約710万km以内に二酸化硫黄などの火山性ガスと木星磁場のエネルギーが大量に蓄積されます。そして太陽風によって磁場エネルギーがガスに移動し、高エネルギーガスが発生。次に高エネルギーガスが赤道域を木星に向かって運ばれ、数時間から20時間でイオ周辺のガスが濃密な領域に到達します。最後に高エネルギーガスが木星磁場に沿って地磁気緯度60度以上の極域に降下し、オーロラが爆発的に発光するのです
 
というわけで、太陽風とイオ、それに木星磁場が複雑に絡み合って発生する同惑星のオーロラ。この先もジュノーによるさらなる観測結果に期待したいです
 
Image Credit: NASA

2017/05/24
Soraeより
 

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