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「クリスマスツリー星団」

Posted by moonrainbow on 24.2023 星団   0 comments   0 trackback
ホリデーシーズン彩る「クリスマスツリー星団」、NASAの宇宙望遠鏡で撮影

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地球から2500光年の距離にある若い星々からなる「クリスマスツリー星団」

米航空宇宙局(NASA)の2つの宇宙望遠鏡が捉えた新たな画像が、クリスマスシーズンの盛り上げに一役買っている。1枚は緑色の光の中に浮かぶ星々の集まりがクリスマスツリーのように、もう1枚は矮小(わいしょう)銀河を形成する星々がスノードームの中で舞う粉雪のように写っている

このうちチャンドラX線観測衛星が撮影した天体は、地球から約2500光年離れた「NGC2264」。「クリスマスツリー星団」とも呼ばれる若い星々の集まりで、緑色に輝くガス状の星雲が周囲を取り巻くその姿は、電飾付きのクリスマスツリーさながらだ。

星団内の星は誕生から100万~500万年経過しており、太陽より小さいものもあれば大きいものもある。

今回の新たな合成画像は、ツリーの頂点が上方へ来るよう時計回りに160度回転させている。動画化したバージョンに見える青と白の明かりは、チャンドラが検知した若い星々が発するX線の光。ツリーを思わせるガス状の緑色の光は、アリゾナ州の砂漠に設置した別の望遠鏡が検知したものだ。

もう1枚の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影した「UGC8091」と呼ばれる矮小銀河。無数の恒星を含むこの銀河はおとめ座に属し、地球から700万光年の距離にある。

不規則な恒星の配列は、無造作に絡まったクリスマスツリーの電飾のようにも見える。まるでクリスマスが終わった後、急いで片づけたかのようだ。こうした特徴は、UGC8091が不規則銀河であることに由来する。不規則銀河は渦巻銀河や楕円(だえん)銀河のような構造的な外見を持たない。

今回の画像はハッブル宇宙望遠鏡が捉えた異なる波長の光のデータを合成したもの。これらのデータは2006年から21年にかけて収集された。

このうち青い光は、新たに生まれた恒星から発せられている。一方、宇宙に染み出たようなピンクがかった赤い光は、若く活発な恒星からの光に影響されて高温化した水素分子の可能性がある


2023年12月21日
CNN.より

星団「ピスミス 24(Pismis 24)」

Posted by moonrainbow on 08.2023 星団   0 comments   0 trackback
星団と星雲の協演。耳で聴く「ピスミス 24」NASAが公開

ピスミス 24
【▲ 「ピスミス 24」は散光星雲「NGC 6357」の中に存在している(Credit: CTIO/NOIRLab/DOE/NSF/AURA; T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), J. Miller (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab), M. Zamani & D. de Martin (NSF’s NOIRLab))】

「ピスミス 24(Pismis 24)」は、地球から約8000光年先の「さそり座」に位置する散光星雲「NGC 6357」の中にある星団です。この美しい星団を「音」に変換して40秒ほどの短い動画にまとめた作品を、アメリカ航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙飛行センターが公開しています

まずはその音をお楽しみ下さい

Data Sonification: Pismis 24



このように非言語音を使って画像などの情報を伝える手法は「ソニフィケーション」(可聴化)と呼ばれています。「ピスミス 24」の可聴化では、星団と星雲のデータから作成された「音」が、画像の上から下に向かってスキャンするように再生されます。

ゴダード宇宙飛行センターによると、星団の星々はクラシックギターを再現した音色で、星雲は環境音のような連続した音で再生されます。どちらも明るいほど音量が大きく、かつピッチ(音高)が高くなる仕組みです。また、画像の赤色は低音域、緑色は中音域、青色は高音域にそれぞれ割り当てられているといいます。

可聴化されたピスミス24の音色に耳を傾けてみると、星団を示すクラシックギターの音色が活動的な前半と、神秘的な星雲の音色が響く後半のコントラストが絶妙です。作曲されたメロディではありませんが、天体の美しさと合わせて一層感動的な作品に仕上がっています


Image Credit: NASA、ESA、Jesús Maíz Apellániz (Instituto de Astrofísica de Andalucía, Spain)、Acknowledgment:Davide De Martin (ESA/Hubble); Sonification:SYSTEM Sounds (M. Russo, A. Santaguida)

2022-12-03
Soraeより

散開星団「NGC 346」

Posted by moonrainbow on 18.2022 星団   0 comments   0 trackback
20万光年先の星形成領域で中心へ向かう星々とガスのらせん運動

散開星団「NGC 346」
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した散開星団「NGC 346」(Credit: NASA, ESA, A. James (STScI))】

こちらは南天の「きょしちょう座」(巨嘴鳥座)にある散開星団「NGC 346」とその周辺の様子です。NGC 346は、地球から約20万光年離れた天の川銀河の伴銀河(衛星銀河)のひとつ「小マゼラン雲」(SMC:Small Magellanic Cloud、小マゼラン銀河とも)にあります

星団を包むように取り囲んでいるのは、ガスや塵を材料に新たな星が生み出されている星形成領域です。この領域は星団と同じNGC 346や、あるいは「N66」と研究者から呼ばれています。画像を公開した欧州宇宙機関(ESA)によると、星形成領域としてのNGC 346は直径150光年で、質量は太陽5万個分に相当します。この画像は「ハッブル」宇宙望遠鏡に搭載されている「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」を使って取得された画像(可視光線と近赤外線のフィルター合計2種類を使用)をもとに作成されました。

画像の上半分に注目すると、ガスと塵でできたアーチ状の構造があることがわかります。星形成領域NGC 346はその不思議な外形に加えて、星々が急速に形成されていることから、研究者から注目を集めてきたといいます。

ハッブル宇宙望遠鏡や「ジェイムズ・ウェッブ」宇宙望遠鏡を運用する宇宙望遠鏡科学研究所(STScI、アメリカ)のElena Sabbiさんを筆頭とする研究チームと、Peter Zeidlerさんを筆頭とする研究チームは、星形成領域NGC 346の挙動を解き明かすことに挑みました。Sabbiさんたちは11年に渡るハッブル宇宙望遠鏡の観測データを利用して、NGC 346の星々の動きを測定。また、Zeidlerさんたちはヨーロッパ南天天文台(ESO)の「超大型望遠鏡(VLT)」に搭載されている広視野面分光観測装置「MUSE」による観測データを利用して、ガスの立体的な動きを測定しました


星とガスのらせん運動
【▲ NGC 346における星とガスのらせん運動を示した図(Credit: NASA, ESA, A. James (STScI))】

両チームによる分析の結果、NGC 346では星々とガスが「らせん」を描きながら内側へ向けて移動していることが明らかになったといいます。らせん状の動きについてZeidlerさんは「星々やより多くの星の形成を促すガスが中心に向かって移動する上で、最も効率的な方法です」とコメントしています。

最初期の宇宙に存在していた元素の大半は水素とヘリウムで、重元素(水素やヘリウムよりも重い元素全般)は恒星内部の核融合反応や超新星爆発などによって生成されてきたと考えられています。ESAによれば、小マゼラン雲の化学組成は天の川銀河と比べて重元素が少なくよりシンプルであり、小マゼラン雲における星形成を理解することは、初期の宇宙における星形成を理解することにつながります。「星は宇宙を形作る機械です。星がなければ生命も成り立ちませんが、私たちはまだ星の形成を完全には理解していません」(Sabbiさん)

今回の研究成果は、2022年で打ち上げから32周年を迎えたハッブル宇宙望遠鏡の長期間に渡る観測データに支えられています。研究チームは、NGC 346に存在する小質量星の動きを捉えて大質量星と比較し、NGC 346の挙動全体を理解するために、ウェッブ宇宙望遠鏡による観測に期待を寄せています


Hubble Spots Spiraling Stars



Image Credit: NASA, ESA, A. James (STScI)

2022-09-13
Soraeより

散開星団「NGC 346」

Posted by moonrainbow on 07.2022 星団   0 comments   0 trackback
小マゼラン雲の大半の大質量星が散らばる星団

小マゼラン雲の大半の大質量星が散らばる星団
散開星団「NGC 346」

画像中央の輝く星々は南天の「きょしちょう座(巨嘴鳥座:Tucana)」にある散開星団「NGC 346」です。散開星団とは、数十~数百個の恒星がまばらに緩く集まっている天体を言います

NGC 346は、約21万光年先の不規則銀河「小マゼラン雲」に位置しており、力強い輝きを放っている短命な大質量星が散らばっています。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、小マゼラン雲にある青く高温な大質量星全体のうち、その半分以上にあたる数十個がNGC 346に存在しているといいます。一方で、NGC 346には大質量星以外にも、太陽質量の半分ほどの恒星も含まれているようです。

画像の多くを占めるピンク(赤)の箇所は、ガスや塵でできたHII領域(えいちつーりょういき)という新しい星が誕生する星形成領域で「N66」と呼ばれています。N66は、NGC 346を包む様な形をしており、中心付近には色が薄い空洞の様な箇所があります。これは、若く高温の大質量星による放射によって吹き飛ばされて作られたと考えられています。

冒頭の画像は「ハッブル」宇宙望遠鏡のデータから作成された疑似カラーの画像で、NASAの今日の一枚「Young Stars of NGC 346」として2022年5月13日付で紹介されました


・Image Credit: NASA, ESA - acknowledgement: Antonella Nota (ESA/STScI) et al.

2022年6月2日
Soraeより

球状星団「NGC 6558」

Posted by moonrainbow on 22.2022 星団   0 comments   0 trackback
重力で結ばれた美しき星々の集い。ハッブルが撮影した”いて座”の球状星団

球状星団「NGC 6558」
【▲ 球状星団「NGC 6558」(Credit: ESA/Hubble & NASA, R. Cohen)】

こちらは「いて座」の方向約2万3000光年先にある球状星団「NGC 6558」です。球状星団とは、数万~数百万個の恒星が互いの重力に引き寄せられて密集している天体のこと。数え切れない星々が青、赤、白と様々な色で輝く宝石箱のようなその様子は、渦巻く銀河とはまた違った美しさを感じさせます

天文学者にとって、美しき球状星団には別の魅力があります。画像を公開した欧州宇宙機関(ESA)によれば、球状星団を構成する様々な星々はほぼ同時期に形成されたものであり、誕生当時の化学組成はどれもみな同じだったと考えられています。同じ条件下で形成された異なる星々がどのように進化していくのかを調べ、理論を検証する上で、球状星団は天然の実験室として助けになるのだといいます。

冒頭の画像は「ハッブル」宇宙望遠鏡に搭載されている「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」使って取得された画像(可視光線と近赤外線のフィルターを使用)をもとに作成されたもので、ハッブル宇宙望遠鏡の今週の一枚として2022年5月16日付で公開されています。ESAによると、ハッブル宇宙望遠鏡は天の川銀河の内側にある球状星団を調査する研究の一環として、NGC 6558の観測を実施したとのことです


画像の一部を拡大した
▲ 冒頭の画像の一部を拡大したもの。無数の星々が視野を埋め尽くしている(Credit: ESA/Hubble & NASA, R. Cohen)】

Image Credit: ESA/Hubble & NASA, R. Cohen

2022-05-18
Soraeより
 

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