系外惑星「プロキシマケンタウリb」の大気

Posted by moonrainbow on 17.2017 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
系外惑星「プロキシマケンタウリb」の宇宙天気予報(CfA)

プロキシマケンタウリb表面の想像図
プロキシマケンタウリb表面の想像図。明るく描かれているのが中心星のプロキシマケンタウリで、その右の2つの点はリギルケンタウルスA・B(リギルケンタウルスA・Bとプロキシマケンタウリは全体で連星系)(提供:ESO/M. Kornmesser)

太陽系から最も近い恒星「プロキシマケンタウリ」の周りを回る系外惑星「プロキシマケンタウリb」では恒星風の圧力が相当強く、惑星大気に悪影響が及んでいるようです

地球から4.28光年(約40.5兆km)の距離にある「プロキシマケンタウリ」は、太陽系から最も近い恒星です。2016年、この星の周りを11.3日周期で公転する惑星「プロキシマケンタウリb」(以降、プロキシマbと表記)が見つかりました。つまりプロキシマbは、私たちから最も近いところにある系外惑星です

中心星とプロキシマbとの距離(約700万km)は太陽から地球までの20分の1しかない。一方で中心星はM型矮星に分類される星であり、質量は太陽の10分の1、明るさは1000分の1しかないのです。そのため、この惑星系のハビタブルゾーン(惑星表面に水が液体の状態で存在できる領域)は中心星に近いところになり、プロキシマbもその領域に位置しています

最近の統計によれば、こうしたM型矮星の半分には、ハビタブルゾーンの近くに地球サイズの惑星が存在すると見積もられています。また、M型惑星は最もありふれたタイプの星だ。最も多いと考えられる系外惑星系の環境を理解するうえで、プロキシマケンタウリと惑星プロキシマbについて知ることは重要です

ところで、プロキシマケンタウリのようなM型矮星からは、太陽よりもはるかに強烈な紫外線や極紫外線、X線が放射されます。こうした放射によって、中心星の近くにある惑星の大気は蒸発してしまいます。また、星の強力な磁場活動によって引き起こされる恒星風やコロナ質量放出といった現象も惑星に甚大な被害をもたらします

ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのCecilia Garraffoさんたちが行った研究により、プロキシマbが受ける恒星風の圧力は地球が受ける太陽風の圧力より1000倍から1万倍も強いことが示されました。さらに、恒星風の圧力は極めて不均一であり、プロキシマbの大気は毎日3倍も縮んだり膨らんだりすることもわかりました。そのうえ、プロキシマbの大気は超音速状態にあるらしのです

これらすべての現象が惑星大気にかなりマイナスの影響を与えていることでしょう。「ハビタブル」という言葉の大元の意味は「生命が居住可能な」だが、プロキシマbをはじめM型矮星の周りの系外惑星の環境は、少なくとも私たちには「快適に暮らせる」ものではなさそうです

2017年4月7日
Astro Artsより

系外惑星「GJ 1132b」に大気や水があるかも?

Posted by moonrainbow on 16.2017 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
地球サイズの系外惑星「GJ 1132b」に大気 水の存在の可能性も

系外惑星「GJ 1132b」

2017年2月に39光年先で7つの地球サイズの惑星が発見されるなど、盛り上がりをみせる系外惑星の観察。そんななか、地球よりわずかに大きい系外惑星「GJ 1132b」で大気が観測されました。地球サイズの系外惑星で大気が観測されたのは、今回が初めてとなります
 
矮星「GJ 1132」を周回するGJ 1132bは地球から39光年先に存在。半径は地球の1.4倍ほどで、質量は1.6倍ほど。実は2015年には岩石からなる金星に似た惑星として、科学者に観測されていました。そして今回、そこに分厚い大気が存在することが観測されたのです
 
また観測に利用された波長の違いから、GJ 1132bの大気は水蒸気やメタンで構成されていることが予測されています。そのことから、もしかしたらこの惑星には海が存在しているかもしれません。またGJ 1132のような赤色矮星は地球のそばにも多く存在しているので、GJ 1132bのように大気を持つ系外惑星のさらなる発見が期待されています
 
今後、科学者はこの惑星の大気が生物の存在に適しているのか、あるいは生命体の存在の証拠を探したいとしています。今後のハッブル宇宙望遠鏡や、2018年に打ち上げられるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡でのさらなる観測に期待したいです
 
Image Credit: MPIA

2017/04/07
Soraeより

NASAが「TRAPPIST-1」画像を公開

Posted by moonrainbow on 20.2017 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
7つも地球型惑星が見つかった「TRAPPIST-1」をNASAが画像を初公開

TRAPPIST-1_20170313091605839.jpg

2016年に発見され、2017年2月には「地球型で生命体がいるかもしれない惑星」が3つも見つかった惑星系「TRAPPIST-1」。その初画像を、ケプラー宇宙望遠鏡が届けてくれました
 

TRAPPIST-1動画
NASA Kepler and K2 ✔ @NASAKepler
This is a target pixel image of #TRAPPIST1. Its starlight and story traveled 40 yrs to reach the Kepler spacecraft.http://www.nasa.gov/image-feature/ames/kepler/light-from-an-ultra-cool-neighbor …
 
正直レゴブロックが動いているようにしか見えない、今回の画像。これは、ケプラー宇宙望遠鏡による2016年12月15日から3月4日までの「K2ミッション」のさなかの、2017年2月22日の観測結果です。そしてチラチラと明かりや形状が変化しているのは、約39光年先の赤色矮星「TRAPPIST-1」の前を惑星が通過しているからなのです
 
TRAPPIST-1にはTRAPPIST-1bからc、d、e、f、g、hまで、7つの地球に似たサイズの惑星が確認されています。そしてそのうちe、f、gが恒星との位置がちょうどよく、液体の水を保持しうる「ハビタブル惑星」に該当するのです
 
今回の観測では6つの惑星の大きさや、7つの惑星の公転周期/質量などの解明、それに恒星の重力活動などの解明ができるとされています。さらに2018年に打ち上げ予定の「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」にて、より詳細な観測が期待されているのです
 
Image Credit: NASA

2017/03/13
Sorae1より

39光年先に3つの生命存在可能な惑星を発見

Posted by moonrainbow on 23.2017 太陽系外惑星   2 comments   0 trackback
NASAが7つの地球サイズ惑星を39光年先に発見、その中の3つは生命存在可能

ハビタブル惑星

NASA VR: On the Surface of Planet TRAPPIST-1d (360 view)



これまでもさまざまな生命の存在が可能な惑星「ハビタブル惑星(Habitable-Zone Planets)」が発見されてきましたが、今回はさらなる快挙です。NASAは2017年2月22日、地球から39光年先の赤色矮星を周回する7つの地球サイズの系外惑星を発見したと発表しました
 
この赤色矮星「TRAPPIST-1」を周回する系外惑星のうち、3つは表面に水の存在しうる「ハビタブル惑星」に相当。地球外生命体の存在の調査が期待されます

TRAPPIST-1.jpg
 
今回の観測は、ヨーロッパヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)とNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡によって行われました。TRAPPIST-1のサイズは木星より少し大きい程度で、質量も太陽の8%しかありません。そして、その周りを7つの系外惑星が周回しています
 
TRAPPIST-1は非常に暗い恒星で放出するエネルギーも少ないのですが、惑星が非常に近くを周回しているためにハビタブル惑星が存在しています。系外惑星はTRAPPIST-1に近いものから「TRAPPIST-1b、c、d、e、f、g、h」と名付けられ、恒星から太陽と水星の間に収まるほどの距離を周回しています
 
NASA & TRAPPIST-1: A Treasure Trove of Planets Found



TRAPPIST-1b、c、d、e、f、gは岩石からできており、そのうちb、c、dは恒星から近すぎて液体の水を保持するには高温すぎます。そこで、TRAPPIST-1e、f、gがハビタブルゾーンに存在することが判明したのです。また、これらの惑星には水の海が存在する可能性もあります
 
今後、TRAPPIST-1とその系外惑星はハッブル宇宙望遠鏡、それに今後設置される欧州超大型望遠鏡やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって観測が予定されています
 
Image Credit: NASA / JPL-Caltech

2017/02/23
Soraeより

太陽系外の恒星を回る4惑星の動画が公開

Posted by moonrainbow on 14.2017 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
地球から129光年離れた明るい恒星のまわりを、4つの惑星が回っている動画が公開されました

Direct imaging of four exoplanets orbiting the star HR 8799


129光年先の恒星を回る惑星たち

129光年離れた惑星系の7年間の動きをとらえました。中央にある恒星の周りを4つの恒星が回っています。カナダ、ヘルツベルク宇宙物理学研究所のクリスチャン・マロワ氏が撮影した7年間の画像を系外惑星の研究団体NExSSのジェイソン・ワン氏がつなぎ合わせて作成しました。(Images by Jason Wang and Christian Marois)

 私たちは近隣の惑星の周りを衛星が回るところは見られても、太陽のまわりを惑星が周回するダンスを遠くから観察するのは難しい。そして今、科学者らが7年にわたりこの惑星系を見つめ続けた結果、私たちは惑星が静かに軌道をたどる様子を目にすることができたのです。ヨハネス・ケプラーが400年前に発見した惑星運動の法則にしたがって旋回するこれらの星々を見ていると、言葉では言い表しがたい厳粛な気持ちになります

2017.02.01
ナショジオより
 

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