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宇宙のはじまり

Posted by moonrainbow on 31.2009 ゼロの世界   6 comments   0 trackback
        ゼロからの始まりとは:

宇宙は140億年前、時間も空間もない”無”の状態から生まれたと考えられています。
量子論によると”無”の状態は真空エネルギーに満たされた躍動的な世界なのです。
この真空エネルギーにより”インフレーション”と言われる超加速度的膨張をします、
インフレーションが終わる頃に真空エネルギーは熱エネルギーに転化します。
これがビッグバンと言われています。
ビッグバンの膨張の速度は、インフレーションの急激な変化に比べれば穏やかです。
しかし、ビッグバンの温度は100万度の1兆倍の1兆倍にたっしたのです(10の33乗度)。
宇宙の全ての物質の素はこのすさまじい超高温から誕生しました。
 やがて宇宙は膨張と共に冷えてゆき、約30万年後に宇宙は透明になり
光が飛び交うようになりました。
この時期を”宇宙の晴れ上がり”と言います。

続きは、、、、

インフレーション理論

Posted by moonrainbow on 28.2009 ゼロの世界   2 comments   0 trackback
    インフレーション理論によると:

1.「無」--ゼロ
2.宇宙が真空のゆらぎの中に、量子論の1つの「トンネル効果」によって、ぽろりと出現した。
  その大きさは:プランクの大きさ(10のマイナス33乗センチ)
3.プランク時間で10のマイナス44乗秒後に、宇宙を支配する1つの”重力”が生まれた。  
4.その時点に3次元の空間と1次元の時間が現れて、宇宙が誕生。
5.宇宙は10のマイナス36乗秒後から34乗秒後の間に加速度的に膨張する。
6.現在の大きさである、10の100乗倍の大きさになります、
  これが”インフレーション(超加速度的膨張)で真空のエネルギーを溜め込みます。
7.10のマイナス32乗秒後、真空の相転移は終了し、インフレーションは終わり、
  溜め込んだ真空エネルギーは熱エネルギーになり、ビックバンが誕生します。
  この時の温度は、10の30乗度です。
8.ビッグバン開始から最初の3分間、粒子と反粒子が生じたり、対消滅しながら、光子(光)を
  生成します。そして、素粒子や元素が誕生していきます。

インフレーション
図は山賀 進のWeb siteより

9.15分後には、光子、電子、陽子、ヘリウムの軽い元素の原子核がプラズマの状態になる。
  (これは、太陽の内部と同じ状態)
  宇宙を構成する、全ての物質の素となる水素とヘリウムはこの時、生まれました。
10.30万年後:プラズマ状態の宇宙が、4000度まで温度が下がり、原子核が電子を取り込んだ原子ができます。光が直進出来る様になります。この状態を「宇宙の晴れ上がり」と言います。この時に発せられた光は、約140億年後の現在に地球に届いているのです。同時に暗黒の時代が始まります。

宇宙の晴れ上がり  
宇宙の晴れ上がり 2
図は山賀 進のWeb siteより

  宇宙の90%を占める水素、残りのヘリウムの様な軽い元素で宇宙は満たされています。

11.2億年後:星や銀河の誕生。
12.50億年後:クエーサーの時代。
13.100億年後:太陽系が誕生。
14.その後:現在の宇宙が形成されて行きます。



トンネル効果とは:量子力学がもたらす不思議な現象。ミクロの世界で素粒子がエネルギーの障壁を通る事が出来ます。
           
相転移とは:物の性質「相」が、エネルギーによって変化する事を言います。例えば、水蒸気が水に(気体が液体)、水が氷に(液体が固体)なる事です。つまり「相」の変化、相転移です。相転移が起こるとエネルギーの出し入れが生じます。

プラズマの状態とは:高温の状態では、原子はプラスの電荷をもった「イオン」と、マイナスの電荷を持った「電子」に分かれます。この状態を「プラズマ状態」と言います。その中では、光は外に飛び出す事が出来ません。

プランクとは:量子論に於ける最小単位(大きさ、時間、等々)


    上記の過程を簡単に言うと:

1.ゼロ
2.超極小の宇宙の出現(10のマイナス33乗センチ)
3.10のマイナス44乗秒後:”重力”が生まれる
4.宇宙が誕生
5.10のマイナス36乗秒後から34乗秒後:宇宙の膨張
6.インフレーション(超加速度的膨張)
7.10のマイナス32乗秒後:ビックバンの誕生
8.ビッグバン開始から最初の3分間:素粒子や元素が誕生
9.15分後:元素の原子核がプラズマの状態
10.30万年後:「宇宙の晴れ上がり」
11.2億年後:星や銀河の誕生。
12.50億年後:クエーサーの時代。
13.100億年後:太陽系が誕生。
14.その後:現在の宇宙が形成されて行きます。 

宇宙のはじまり

Posted by moonrainbow on 28.2009 ゼロの世界   1 comments   0 trackback
ゼロからの始まりとは:

宇宙は140億年前、時間も空間もない”無”の状態から生まれたと考えられています。
量子論によると”無”の状態は真空エネルギーに満たされた躍動的な世界なのです。
この真空エネルギーにより”インフレーション”と言われる超加速度的膨張をします、
インフレーションが終わる頃に真空エネルギーは熱エネルギーに転化します。
これがビッグバンと言われています。
ビッグバンの膨張の速度は、インフレーションの急激な変化に比べれば穏やかです。
しかし、ビッグバンの温度は100万度の1兆倍の1兆倍にたっしたのです(10の33乗度)。
宇宙の全ての物質の素はこのすさまじい超高温から誕生しました。
 やがて宇宙は膨張と共に冷えてゆき、約30万年後に宇宙は透明になり
光が飛び交うようになりました。
この時期を”宇宙の晴れ上がり”と言います。

これらの理論を解明出来たのは、アルバート・アインシュタインの”相対性理論”を基本として、
”量子力学”によりマクロの世界の解明で解き明かされていくのです。
現在では、佐藤勝彦氏とアラン・グース氏の”インフレーション理論”により
ゼロの世界から超瞬間に巨大化して、現在の宇宙がある事が解明されました。

、”インフレーション理論”は宇宙が1つではなく、無数に発生していく可能性を示してくれます。
もとの宇宙を”親宇宙”とすると、インフレーションの過程で生じる相転移によって
囲まれた真空は「ワームホール」という管状の宇宙を通り「子宇宙」を、又、「孫宇宙」を
生み出していくと考えられています。
 

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