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太陽系には400京ものUFOが存在する可能性?

Posted by moonrainbow on 05.2022 UFO   0 comments   0 trackback
億千万ってレベルじゃない!太陽系には400京ものUFOが存在する可能性を示唆する天文学者

400京

能性太陽系には400京ものUFOが存在する可

 億千万で胸騒ぎをしているレベルじゃなかった。異星人研究でおなじみ、ハーバード大学の著名な天文学者アヴィ・ローブ教授によれば、この太陽系には400京というとてつもない数の異星人の船が隠れているかもしれないそうだ。

 2017年、観測史上初となる恒星間天体「オウムアムア」が発見された。かねてからローブ教授は、太陽系の外からやってきた葉巻のような天体は、地球外生命の宇宙船かもしれないと主張していた。

 このほどローブ教授とカーソン・エゼル氏が発表した新たな研究では、天の川や太陽系にオウムアムアのような天体がいくつ存在するか推定しており、天の川には40,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000(40溝)個もの宇宙船候補が存在するという。

 太陽系のハビタブルゾーンに絞っても、なお400京個あるそうだ。

恒星間天体の数から地球外文明を導き出す試み
 誤解がないよう言っておくと、アヴィ・ローブ教授は、太陽系を無数の異星人の宇宙船が行き交っていると主張しているわけではない。

 オウムアムア宇宙船説に肯定的な彼だが、それに似た天体ならすべて地球外文明の技術であるとはさすがに言わない。

 彼らが計算したのは、この宇宙にある恒星間天体の数だ。だがもしオウムアムアが本当に宇宙船なら、それに似た天体の中に同じような高度な地球外文明があるかもしれない。

 それはシンプルな計算だ。ローブ教授らは、「最近の星間天体の検出率と既存の方法で、太陽系周辺にある同様の天体の密度を推定できる」と論文で述べている。

 これまでに検出された恒星間天体は4つ、すなわち「オウムアムア」「CNEOS 2014-01-08」「CNEOS 2017-03-09」「ボリソフ彗星」だ


400京1
オウムアウア

 私たち人類は過去10年で4回恒星間天体を検出することができた。

 ローブ教授らはこの観測記録をもとにして、さらに地球の観測装置の観測範囲がそれほど広くないことを考慮しつつ、オウムアムアのような恒星間天体が何個存在するのか推定してみた。

 その結果はぶっ飛んでいる。天の川銀河内にある恒星間天体は全部で、40,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000個(40溝個!)だ。

 また、太陽系の「ハビタブルゾーン」の周辺に対象を絞ったとしても、なお400京個というとてつもない数が存在するという。

 ハビタブルゾーンは地球が太陽を周回している領域なので、それらを検出するチャンスすらあるということだ


400京2

そこに地球外文明の宇宙船は存在するか?
 
太陽系ハビタブルゾーンを通過する恒星間天体が、興味深いのはただ観測できそうだからというわけではない。

 最大のポイントは、それらが地球に向かってきているように見えることだ。つまり地球外生命の乗り物である可能性がもっとも高い天体でもあるのだ。

 ただし、400京個の天体がどれも「オウムアムア」に似ているわけではない。オウムアムアは大勢の乗組員を運ぶ宇宙船として十分な大きさがある。

 だが、これまでの経緯から推測すると、太陽系のハビタブルゾーンにある恒星間天体のほとんどは、90センチ以下の小さなものである可能性が高い。

 ローブ教授によると、オウムアムア級のものは、そうした恒星間天体100万個に1つ程度だろうという。

 そうだったとしても、太陽系のハビタブルゾーンのどこかには、まだまだたくさんのオウムアムアが潜んでいる可能性はあるわけだ。

 ローブ教授のように前向きになれば、そのどれかが宇宙船である可能性もなくはない


400京3
photo by Pixabay

ただし現実に発見するのは至難の業
 
ただし現実にそうした天体を発見することはきわめて難しい。

 私たちは運良くオウムアムアに巡り会えた。それは大きくて、明るく、しかも地球から3400万キロと比較的近くを通過してくれた。

 だが太陽系の全長は30兆キロもある。太陽から一番近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」までは40兆キロだ。

 オウムアムアよりも小さなほとんどの恒星間天体は、たとえハビタブルゾーンを横切っていたとしても、そう簡単には検出できない。

 それでも状況は少しずつ進展している。NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡をはじめとする次世代望遠鏡のおかげで、人類は太陽系外縁部の暗闇まで見通し、太陽系のものと外部からの訪問者をより正確に区別できるようになった。

 2023年にファーストライトを予定する「ヴェラ・C・ルービン天文台」なら、32億画素のカメラで4日に1度、南の全天を観測することができる。ローブ教授によれば、「人工物の表面にあるボルトやネジ」すら観測して、自然の天体と区別できるようになるという


400京4
ヴェラ・C・ルービン天文台 / image credit:LSST Project Office / WIKI commons

 残念ながら、そうした最新機器でオウムアムアを調べることはできなかった。

 だが理論上、人類には400京回のチャンスがある。次のオウムアムアは本当に異星人の船かもしれない。

 この研究の未査読版は現在『arXiv』(2022年9月22日投稿)で閲覧できる


2022年11月01日
カラパイアより
 

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