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地球外生命体を探し方「気候デコーダー」

Posted by moonrainbow on 05.2020 科学   0 comments   0 trackback
太陽系外惑星の反射光に隠された”コード”から居住可能性を判断する方法(米研究)

気候デコーダー

地球外生命体の捜索は今も続けられているが、宇宙はあまりにも広大すぎる。せめて対象の惑星に生命が存在できるのかどうかを知ることができる何かしらのヒントが欲しいところだ

 新しい研究では、その新しいヒントを提案している。それは「気候デコーダー」と呼ばれる。太陽系外惑星の表面の色と星明かりの反射から、その惑星に生命が宿ることができるかどうかを判断するのである

光に含まれる”コード”を解析し、大気の状態を推測

 気候モデル、化学モデル、さらには恒星や地球外惑星の観測結果といったものからコーネル大学(アメリカ)の研究チームが考案したのは、はるか彼方にある惑星の気候を推測する方法だ。

 もう少し具体的に言うと、地球で観測された光やスペクトルに含まれる”コード”を解析し、そこから太陽系外惑星の大気の状態を推測する。

 惑星科学者のジャック・マッデン氏によると、惑星の表面で反射される光は、全体的な気候と大いに関係があるのだという


気候デコーダー1

惑星の光の反射比率で表面温度を推測
 
鍵となるのは、惑星の「アルベド」――つまり天体の外側から差し込んできた入射光に対する反射光の比率だ。

 マッデン氏はそれを黒と白のTシャツに例えている。黒いTシャツを着ていれば、光が吸収され、体は温まる。その反対に、白いTシャツを着ていれば、光は反射されて涼しさが保たれる。

 同じことが惑星にも言える。惑星の気候やそこに生命が存在できるかどうかは、その表面、大気の状態、恒星の光によって左右される。

 Tシャツの色から体の暖まり具合を推測できるように、惑星の色からその表面の温度を推測することができるというわけだ


気候デコーダー2

次世代望遠鏡による新しい宇宙観測の時代に期待

この気候デコーダーは、きっと近い将来大いに活躍してくれるはずだ。

 2021年に打ち上げが予定されているジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡や、それと連携して稼働する巨大マゼラン望遠鏡といった次世代望遠鏡なら、太陽系外惑星が放つスペクトルをこれまでよりずっと詳細に観察することができるからだ。

 従来のモデルは地球や太陽に関する知識に基づくものだったが、気候デコーダーを利用した新しいアプローチならば、もっと適切な形でさまざまな種類の惑星や恒星を分析することができる。

 特に待ち遠しいのは、現時点で生命が存在する可能性がもっとも高いと評価されている地球外惑星の観測だろう。

 またアルベドを利用するアプローチは、潜在的に居住可能な岩石惑星をモデル化するためにも欠かせないそうだ。

この研究は『Monthly Notices of the Royal Astronomical Society』に掲載された


2020年05月29日
カラパイアより

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