史上最短で到達 ロシアのソユーズカザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズMS-17(2020年10月14日撮影)。
宇宙飛行士3人を乗せたロシアのソユーズ(Soyuz)宇宙船が2020年10月14日、国際宇宙ステーション(ISS)に無事到着した。地上からISSまでの所要時間は、史上最短の3時間3分だった。ロシア国営宇宙企業ロスコスモス(Roscosmos)が明らかにした。
ソユーズに乗っていたのはロスコスモスのセルゲイ・リジコフ(Sergey Ryzhikov)飛行士とセルゲイ・クドスべルチコフ(Sergey Kud-Sverchkov)飛行士、米航空宇宙局(NASA)のキャスリーン・ルビンズ(Kathleen Rubins)飛行士の3人。
ISSまでの所要時間はかつて2日だったが、2013年に大幅に短縮されて約6時間になった。今回の記録は、無人補給船の最短記録をも上回った。
2020年10月15日
AFPより