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2025年、人工重力を利用した宇宙ホテルを建設が始まる

Posted by moonrainbow on 10.2021 宇宙への旅   2 comments   0 trackback
宇宙旅行時代がもうすぐやって来る!

宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」
credit:The Gateway Foundation

宇宙旅行時代が到来する!宇宙ホテルが4年後に建設予

 待望の宇宙旅行時代は着々と近づきつつある。世界初の宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」の建設が2025年に着工されるそうだ。

 世界初となる商業宇宙ステーション、ボイジャー・ステーションは、車輪型にして回転させることによりその遠心力で月面レベルの人工重力を生み出すという。

 早ければ2027年にも運用が開始できる可能性があるという

回転して人工重力を発生させる車輪型のホテ
 
ボイジャー・ステーションを建設するのは、Orbital Assembly Corporation(オービタル・アセンブリー社)。その野心的な計画の詳細が、2021年1月に催されたオンラインイベント「First Assembly」で発表された。

First Assembly" - Orbital Assembly Virtual Event


"First Assembly" - Orbital Assembly Virtual Event

 これぞ宇宙ステーションといった雰囲気のあるボイジャー・ステーションは、「フォン・ブラウン型」(ロケット技術黎明期の最重要人物に挙げられるヴェルナー・フォン・ブラウンにちなむ)と呼ばれる車輪のような形状をしている。

 その形状は、回転することで人工的に重力を発生させるためのもの。ボイジャー・ステーションの場合、内部に月面に近い重力がかかるようになるという


宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」1

 ボイジャは一連のリング状の骨組みによって構成されており、直径200メートルの一番外側のリングには24基のモジュールが装着される。

 各モジュールの大きさは20×12メートル。ここに最大400人まで収容することが可能で、人間の居住区や、空気・水・電力といった物資の貯蔵庫などとして利用される


宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」2

世界一周クルーズ船のような豪華さ
 
公開されているイメージを見ると、モジュールの内部はさながら一流ホテルのような豪華さだ。

 レストランやバー、宇宙の風景を満喫できる展望ラウンジのほか、スパ、コンサートホール、バー、図書館、映画館、ジムなどが完備されており、長期の滞在でも退屈することはない。

 移動しているだけあって、なんだか世界一周をする豪華客船のような趣があるが、軌道を周回するボイジャー・ステーションは、たった90分で地球を一周してしまうところが時代の最先端を行っている。

 企業や政府機関などにモジュールが販売・賃貸される可能性もあるという。NASAやESAなら宇宙研究所や、火星への有人飛行に備える宇宙飛行士の訓練施設としても使えるかもしれない


宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」3

2025年に着工予定

 着工予定は2025年。工事は段階を追って進められるとのことで、まずは国際宇宙ステーションに似た小型のプロトタイプの建造から始まる。

 また低軌道での組み立てには、「STAR(Structure Truss Assembly Robot/構造トラス組み立てロボット)」というロボットが利用される。

 こちらのロボットも本番前にまずプロトタイプが作成され、事前に地上で試験が行われることになる。ちなみにそのプロトタイプ「DSTAR」は、重量8トンで、直径90メートルの骨組み部分を90分で完成させる能力があるという


宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」4

コストダウンが進み、宇宙旅行が夢じゃなくなってきた!
 
建造費や宿泊費についての詳細は明かされていないが、オービタル・アセンブリー社によれば、スペースX社のファルコン9やスターシップをはじめとする再利用可能なロケットのおかげで、関連コストはどんどん安くなっているのだという。

 これまで宇宙に物資を打ち上げる平均コストは、1キロあたり80万円以上もした。しかしスペースX社が開発した2段式の商業用打ち上げロケット「ファルコン9」の登場によって20万円にまで低下。

 さらにスペースX社が民間資本により開発している「スターシップ」が運用されるようになれば数万円にまで下がると見込まれている。

 商業宇宙ステーションが現実的になった背景の1つには、こうしたコストの劇的な低下が挙げられる


宇宙ホテル「Voyager Station(ボイジャー・ステーション)」5

早ければ2027年に運営できる可能性
 
やがて当たり前になると予測されながら、なかなか実現しなかった気軽に楽しめる宇宙旅行時代がいよいよ現実味を帯びてきたようだ。

 「次の産業革命になるでしょう」と、ゲートウェイ財団(オービタル・アセンブリー社を設立した財団)の創立者ジョン・ブリンカウ氏は語る。

 世界初の商業宇宙ステーションは、早ければ2027年にも運営できるようになる可能性もあるとのことだ。あと6年後じゃないか!

 なおオービタル・アセンブリー社は今年4月21日、個人投資家向けに株式の販売を開始する。販売価格は1株0.25ドルだそうだ。同社の株を買って、人類の新たなる一歩を応援するのもいいかもしれない


References:orbitalassembly

2021年03月04日
カラパイアより

えらい時代になりましたね^^
生きてる間に宇宙へ行けたらいいですね〜宇宙の映画館でSF観たいです(笑)
2021.03.10 18:05 | URL | JUNxxx #- [edit]
JUNxxxさん

僕のブログの写真と同じ形の宇宙ステーションが、
現実になりそうです。
僕のブログの宇宙ステーションは、
もっと深宇宙で人類が生きていくためのステーションをイメージしていますが、
先ずは、ホテルからですね。

もう、火星もホテルも現実味が出てきました。
2021.03.11 09:10 | URL | moonrinbow #- [edit]

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