【▲ 今回発見された天の川銀河の中心の近くに存在する非常に変わった点滅をする巨星VVV-WIT-08の想像図。濃い茶色の物体はVVV-WIT-08と連星をなす伴星の円盤(Credit: The University of Cambridge、Amanda Smith)】
イギリスのケンブリッジ大学は6月11日、ケンブリッジ天文学研究所(Cambridge’s Institute of Astronomy)のリー・スミス博士が率いる研究チームが、私達の天の川銀河の中心の近くで、非常に変わった点滅をする巨星「VVV-WIT-08」を発見したと発表しました。研究チームによれば、点滅の原因はまだよく解っておらず、既知の変光星(明るさを変える星)の分類には当てはまらない可能性があるといいます。