太陽に接近する謎のキューブがNASAの観測機にとらえられる
われわれ人類を含む地球生命体の活動に欠かせない熱や光のエネルギー源でもある太陽。 そんな灼熱の恒星のごく近くに「謎めいた黒色のキューブ」が存在する、との主張がネットで取り沙汰されている。
今月初め、地球外生命体の専門家を名乗るユーチューバーが、NASAのライブストリーミングで発見したという「太陽に接近する得体の知れない立方体」について独自の見解を公表した。
太陽観測機SOHOのカメラがとらえた太陽付近の謎物体 Alien black cube shoots out of the sun and then disappears into space Alien black cube shoots out of the sun and then disappears into space
太陽の端に現れてすぐ画像がクラッシュ?「謎の黒いキューブ」 上の動画は今月5日、自称「地球外生命体の専門家」のユーチューバー、スコット・ワーリング氏が公開したもの。
そこにあるのはNASAと欧州宇宙機関 (ESA)が打ち上げた太陽観測機SOHOによる太陽の記録だが、このたび彼が注目したのは太陽の右下にある「不吉な黒っぽい物体」だ。
彼いわく、このシーンはNASAの公式ライブストリーミングでも配信されたものだが、当時はこの物体の出現からわずか2秒で突然終了したという。
つまり謎の黒いキューブが現れてまもなく、観測機のカメラがクラッシュしたというのだ。
このハプニングについて陰謀論者の間では「原因を説明できるのは宇宙人だけ」との噂がまことしやかに広まっているそうだ。
「宇宙機関がキューブの存在を隠蔽した」という主張 この噂にからめたものか、地球外生命体をよく知るらしいワーリング氏は「宇宙機関がとっさに故障を装い、このキューブの存在を隠蔽した」というなかなか大胆な仮説を述べている。
ちなみに太陽の記録は現在も一般公開されているので、だれもが自由に眺められる。ワーリング氏もそのサービスのおかげで気になる物体をじっくり眺められるようだ。
画像の乱れは異常?宇宙を移動する黒いキューブは宇宙船? なお自身のブログをもつワーリング氏は、そこでもライブストリーミングで目にした異常について自説を展開している。
5月2日にNASAのライブ映像を視聴していたところ、太陽の謎の物体が見えた瞬間にシャットダウンした。午後1時6分頃だ。
謎のキューブが太陽から現れた直後に画像が乱れて1/4程度見えなくなり、次に見えた時はキューブが消失していた。明らかに異常だ!
キューブが出てくる時だけ画像がぎくしゃくしてその後ひどく乱れる。目を疑う光景だ。このシーンはSOHOの公式サイトでも公開中だが、問題の瞬間は左下のタイムスタンプとも一致している。
みなさん、これはNASAもSOHOも隠ぺいの一部であることを示す動かしがたい証拠だ。彼らは我々の太陽から離発着して宇宙を移動する黒いキューブを隠そうとしている。彼らはそこで何かを採取している。それは何だ?
「太陽フレアでしょ!」「よく比べてみろ」「天使では?」との声も
ワーリング氏の突きぬけた仮説をめぐり、ユーザーからは以下のような反応が巻き起こった。
この件に関するユーザーの反応は...
・あれは太陽フレア。電磁波の影響で起きる局所的な爆発にすぎない
・心情的には君の説を信じたいがあれはフレアじゃないかな。
・メンテナンスのためのシャットダウンのタイミングがおかしいことには同意するが、一般的な太陽フレアと特別違いがあるのかどうか自分でよく比較してみて欲しい。
・あれは天使の仮の姿です。天使が物理的な世界に現れるには大量のエネルギーが必要なので、太陽の力でブーストするんです。宇宙を移動するときは黒いキューブ形をしているのでそうとはわからないでしょう。そして私たちの世界に来るときは人間の姿で現れるのでやはり私たちには認識できないのです。それでも信心がある人にはそれとわかるのです。
・ちょっとまて。天使が四角いなんて説は初耳だが?
さて大半の人があれは単なる太陽フレアでたまたま四角く見えたとみていたようだ。あとついでにいえば太陽の記録が1日2回、午前1時6分と午後1時6分の固定に見えるのは気のせいだろうか?
image credit:youtube via soho
にしても「太陽を行き来する黒いキューブが実は宇宙船で何かを採取してる」とはかなりの想像力だが、みんなはどう思う?2022年05月14日
カラパイアより