アンドロメダ座大銀河のハローの大きさ

Posted by moonrainbow on 16.2015 銀河   0 comments   0 trackback
アンドロメダ銀河の周囲に広がる巨大ハロー

アンドロメダ座大銀河(M31)
(提供:Adam Evans)

ハローの大きさの見積もり方を示したイラスト
ハローの大きさの見積もり方を示したイラスト。ハローを通過したクエーサーの光は一部暗くなっています。(提供:NASA, ESA, A. Feild (STScI), N. Lehner and J.C. Howk (University of Notre Dame), and B. Wakker (University of Wisconsin, Madison))

ハッブル宇宙望遠鏡による観測から、アンドロメダ座大銀河の周囲に広がるハローが従来の測定よりもはるかに大きいことが明らかになりました。ハローは銀河から100万光年も広がっており、もし目で見ることができれば差し渡し満月100個分にも達するという事です

アンドロメダ座大銀河M31は、私たちのいる天の川銀河から250万光年離れたところに位置する「お隣」の銀河です。空の条件が良ければ肉眼でも見え、写真では美しい渦巻き模様をとらえることができます

アンドロメダ座大銀河の円盤部分の直径は約20万光年で、地球から見ると満月6個分ほどの大きさに見えます。さらに、高温で希薄なガスでできた「ハロー」と呼ばれる構造が、銀河全体を球状に取り囲んでいます。ハッブル宇宙望遠鏡による観測データの解析から、このハローは従来の測定よりも6倍も大きく1000倍も重いことがわかりました。銀河から100万光年(直径200万光年)も広がっており、肉眼で見ることができれば、直径が満月100個分にも及ぶという巨大さです

研究の鍵となったのは、地球から見てアンドロメダ座大銀河の向こうに位置しているクエーサーです。はるか遠くに位置するクエーサーからの光が銀河のハロー部分を通過すると、ハロー中のガスが光を吸収し、紫外線の一部が少し暗くなります。ハローを透かして見えた18個のクエーサーからの光を調べた結果、ハローの巨大さが明らかになりました

このハローは、銀河中のあちこちで起こった超新星爆発によって吹き飛ばされたガスで作られたと考えられています。もし天の川銀河にも同程度の大きさのハローがあるとすれば、互いの銀河のハロー同士が混じりつつある可能性も考えられます。両銀河は40億年後に衝突して1つの巨大な楕円銀河になるとみられていますが、ハローはすでにぶつかり始めているのかもしれないのです

Hubble Finds Giant Halo Around the Andromeda Galaxy



2015年5月11日
Astro Artsより

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