冥王星のうろこ模様の氷の平原と一酸化炭素の氷の分布図

Posted by moonrainbow on 21.2015 太陽系   0 comments   0 trackback
冥王星のうろこ模様の氷の平原

Frozen Plains
米探査機ニューホライズンズが14日、上空7万7000キロから撮影した冥王星にある氷の平原の画像。ひび割れのような模様が広がる。20マイルは約32キロ=NASA提供

 米航空宇宙局(NASA)は日本時間2015年7月18日、無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星への接近時に撮影した広大な氷の平原の画像を新たに公開しました。平原は冥王星のハート形にみえる領域の中心部分にあり、クレーターがなく、代わりに幅約20キロのうろこのようなひび割れが広がっていることが確認されました

 探査機が7月14日、冥王星に最接近した際に7万7000キロの距離から撮影されました。NASAのチームは記者会見で「このような地形について説明することは難しい。我々が冥王星に接近する前に予測していたことを超えている」と驚きを語っています。チームは、旧ソ連が1957年に打ち上げた人類初の人工衛星「スプートニク1号」にちなみ、この平原を「スプートニク平原」と名付けました

 クレーターがない平原は、1億年前以降の新しい時代に隕石などがぶつかってできた変化をなくすような活動が冥王星で起きていたことを示していると考えられます。NASAによると、うろこ状のひび割れは表面の物質が凍ったり溶けたりを繰り返したことで起きた可能性や、内部の熱によって表面の物質が溶けて対流を起こしてできた可能性があるという事です

 46億年前に生まれた太陽系の中で、冥王星のような小さな天体は、はるか昔に内部の熱源は失われていると考えられていました。ニューホライズンズによる観測で、標高3500メートル程度の富士山級の氷の山脈が見つかっており、何らかの地殻活動が継続している可能性が指摘されています。杉田精司・東京大教授(惑星科学)は「内部の活動が予想以上に活発な可能性もあり、重要な発見だ」と話しています

Animated Flyover of Pluto’s Icy Mountain and Plains



冥王星の一酸化炭素の氷

Frozen Carbon Monoxide
冥王星のハート形の明るい地域にある一酸化炭素の氷の分布図(緑色部分、中心が濃度が高い)。(NASA提供)

探査機ニューホライズンズの7月14日の観測に基づきます

時事通信 より
2015年7月18日

              ・・・・・・・・・・・・・

NHK総合で7月25日(土)午後7時30分~午後8時43分に「人類初 目撃!太陽系の秘境 冥王星&彗星 大冒険」を生放送する予定です

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