火星の食事はカタツムリ

Posted by moonrainbow on 29.2015 火星   0 comments   0 trackback
ロシアの研究所が宇宙食としてカタツムリ(Snail)を提案

火星の食事はカタツムリ

ロシア、クラスノヤルスクのバイオフィジクス研究所は、将来的に火星や月へ移住する人類のタンパク源として、現地で巨大なカタツムリの養殖農場を作ることを提唱しています。また、メニューにはカイコも載っています

 「宇宙飛行士が宇宙で摂取するタンパク質の3分の2は動物性タンパク質であるべきです。しかし、スペースの限られた宇宙基地で牛を飼うことはできません」とバイオフィジクス研究所の上級研究員ウラジミール・コヴァレフ氏は説明しています。

Martian Cuisine: Giant snails could feed first Mars colonists



  ソ連時代の宇宙開発計画を支援するために設立された同研究所は、40年にも渡って自給自足型の居住地の開発を行ってきました。2015年、『ジャーナル・オブ・シベリアン・フェデラル・ユニヴァーシティ』誌に掲載された論文によれば、自給率97%のアフリカマイマイ生物圏の開発に成功しました。これは、ときおり植物の根や皮などの人間が食べられない部分を餌として与えるだけで、未来の宇宙飛行士は手軽にカタツムリを収穫できるということです。

 「1人分を賄うには700~800匹のコロニーが必要でしょう。1日平均では、100~150gのカタツムリ肉を食べることになります。ですが、500gまでは安心して食べれますよ」

 アフリカマイマイは特に肉付きの良いカタツムリです。10年以上の寿命を持ち、成長すれば20cmを超える。食欲が旺盛で、また寄生虫を媒介していることから侵略的外来種として危険視されますが、東南アジアでは珍味として珍重され、ペットとして飼われることもあります。

 「自分で食べてみましたが、肉ほどではないにしても、味は悪くはありません」とコヴァレフ氏。同じく食べてみたという同研究所のニコライ・マヌコフスキ氏によれば、レバーのような味だそうです。

火星の食事はカタツムリ1

 これまでにも同じような研究はありました。1990年代初頭より、似たようなカタツムリが宇宙食候補として、ソ連の宇宙ステーション、ミールや国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込まれています。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)を含む、日本の科学者もこの10年間、昆虫食を研究しており、ミツバチ、バッタ、カタツムリ、ハエ、シロアリという最新メニューを発表しました。さらに、今回のバイオフィジクス研究所では、植物の発達を促し、繊維も提供し、アミノ酸も豊富なカイコを宇宙移住のスター候補に挙げています。

 このように地上において昆虫の実験コロニーを築く準備は万端です。

rt.com

2015年07月19日
カラパイアより

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