太陽系外の「685の惑星系に含まれる1,705の惑星」を可視化する動画

Posted by moonrainbow on 16.2015 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
1,000個以上の太陽系外惑星に目を奪われる動画

ケプラー10b
ケプラー10b:NASA/Kepler

これまでに発見された太陽系外の「685の惑星系に含まれる1,705の惑星」を可視化する動画が公開されました

Kepler Orrery IV



. ケプラー宇宙望遠鏡は2009年以来、685の惑星系で、1,000個以上の太陽系外惑星の発見に貢献してきました(さらに数千の惑星が知られているものの、まだ未確認の状態だ)。

これら多数の惑星には、人々が覚えやすい名前が付けられているわけではなく、例えば、「ケプラー452b」といった名前です。ただし、国際天文学連合(IAU)は2015年8月、太陽系外惑星20個について、いくつかの名称案から一般投票できるようにしています

これらの惑星をすべて一度に、ひとつの動画で見ることができるようになりました

天文学の大学院生であるイーサン・クルーズは、これまでに発見された太陽系外惑星を可視化するための新しい方法を開発しました。クルーズ氏が制作した動画では、13年までに収集されたデータが採用されており、「685の惑星系の1,705の惑星」が含まれています(未確認の惑星も多数含まれている可能性がある)。

この動画では、太陽系外惑星の軌道は正確な縮尺で表現されているものの、惑星の大きさは明らかにそうではない。はっきりしていることは、これまでに発見された系外惑星の多くは、恒星に対し、地球と太陽の関係よりもはるかに近い距離を周回しているということです

その理由は、多くの系外惑星を発見した手法にあります。例えば、系外惑星が恒星を周回する際の「光の増減」などを、地球と比較しながら参考にする手法だ。つまり、恒星から遠くて小さな惑星よりも、恒星に近い距離を周回している大きな惑星の方が、はるかに発見しやすいことになります

直径約4.7mのケプラー宇宙望遠鏡は、一度に15万以上の星の光度を観察できるセンサーを使用することにより、宇宙のはるかかなたに存在する惑星や物体を探査します。ケプラーは、物体の明るさを観察しており、光度の強さが落ち込むところを探します。それらは、恒星を周回している系外惑星が存在する可能性を示しているからです

ケプラー宇宙望遠鏡によるこれまでで最大の発見には、「第2の地球」と呼ばれている、わたしたちの世界に非常に近い系外惑星があります。より大きく古い地球と言われているケプラー452bは、地球よりおよそ60パーセント大きい

これら以外にも、互いに近接した距離を周回するガス惑星とスーパーアース(太陽系外惑星のうち地球の数倍程度の質量をもち、かつ主成分が岩石や金属などの固体成分と推定された惑星)などの発見があります

米航空宇宙局(NASA)は、確認済みの系外惑星の完全な表を公開しています

なお、以下の動画は13年に公開されたもので、相対的な系外惑星のサイズを可視化しています。天文学の教授であるダン・ファブリックリーにより作成されたものです

Kepler Orrery II



WIREDより
2015年12月9日


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