準惑星マケマケの衛星「MK 2」

Posted by moonrainbow on 05.2016 太陽系   0 comments   0 trackback
準惑星マケマケ(Makemake)に衛星を発見(NASA

マケマケの衛星「MK 2」
マケマケの衛星「MK 2」(矢印の先)(提供:NASA, ESA, A. Parker and M. Buie (Southwest Research Institute), W. Grundy (Lowell Observatory), and K. Noll (NASA GSFC)) .

ハッブル宇宙望遠鏡による観測から、準惑星マケマケに衛星が見つかりました

マケマケは太陽から約70億km離れたところを公転している、太陽系外縁天体の一つです。2005年に発見され、2008年に名前と、当時4つ目となる準惑星に分類されることが発表されました。マケマケという名前は、南太平洋のラパ・ヌイ島(イースター島)にまつわる神話に出てくる、人間を創造し豊穣をつかさどる神に由来します

2015年4月にハッブル宇宙望遠鏡(HST)がマケマケを観測した画像に、暗い天体がとらえられていました。動きがマケマケと一致していることなどから、この天体はマケマケの衛星とみられています。仮符号「S/2015 (136472) 1」、愛称「MK 2」と名付けられた衛星は、マケマケから約2万1000km離れたところにあり、直径は160km(マケマケは1400km)、明るさはマケマケの1300分の1ほどです

今回の発見で、5つの準惑星のうち太陽系外縁部に存在する4つ(冥王星、エリス、マケマケ、ハウメア)に衛星が存在していることが明らかになりました。残る1つの、小惑星帯にあるケレスには、今のところ衛星は見つかっていません

MK 2の軌道は正確にはわかっていないですが、円軌道であると仮定すると公転周期は12日以上となります。軌道の形を決定することは、衛星の起源に関する疑問解決の手助けになります。もし軌道が円形なら、MK 2はおそらくマケマケと別の太陽系外縁天体との衝突で誕生したものであり、楕円軌道の場合はMK 2は外から取り込まれた可能性が高いのです

また、MK 2の軌道からマケマケ系全体の質量を計算できる。質量と大きさからマケマケの密度を見積もれば、冥王星とマケマケの類似性についても調べられます。どちらも凍ったメタンで覆われている準惑星ですが、全体的な組成も似ているかどうかが確かめられます。「今回の発見によって、太陽系外縁部における比較惑星学という新たな章への扉が開かれました」(米・サウスウエスト研究所 Marc Buieさん)。

太陽系内における準惑星の位置
2016年4月27日の準惑星の位置(太陽系)(ケレスの名称は略)。この日、地球からマケマケまでは約77億km離れている。

NASA's Hubble Discovers Moon Orbiting Dwarf Planet Makemake



2016年4月27日
Astro Artsより

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