準惑星ケレスの内部構造

Posted by moonrainbow on 18.2016 太陽系   0 comments   0 trackback
重力データから明らかにされた準惑星ケレスの内部構造

ケレスの内部構
ケレスの内部構造の想像図(提供:NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA) .

探査機「ドーン」の動きの計測から、準惑星ケレスの内部構造が明らかにされました。ケレスの密度が地球や月などに比べてはるかに低いことが確かめられ、ケレス内部がいくつかの層に分かれていることが示されたのです

NASAの探査機「ドーン」は2015年3月から準惑星ケレスの周回探査を行ってきました。数万枚にのぼる撮影画像からはケレスの内部を窺い知ることはできませんが、ドーンの動きのわずかな変化を調べれば、ケレスの内部構造や地形によって生じる重力の違いを測定することができます。ドーンから地球に送り返される電波から探査機の速度が秒速0.1mmという誤差精度で測られ、それをもとにしてケレスの重力場の地図が作られました

NASAジェット推進研究所のRyan Parkさんらの研究によれば、ケレス内部は深さによって明確に組成が違う層構造をしており、その中心には密度の高い核が存在しているようです。また従来の推定どおり、ケレスの密度が地球や月、小惑星ベスタなど太陽系内の他の岩石質天体に比べてずっと低いことが確かめられました。ケレスには水の氷など低密度の物質が含まれていると考えられてきましたが、こうした物質は岩石質の物質とは分けられて外側の層に存在しているとみられます

これまでに得られてきたケレス表面の組成データと、重力データをもとにした内部構造の新情報とを合わせることで、ケレスが辿ってきた歴史を再構築することができます。「これまでの調査で、ケレス内部では水と岩石との相互作用が起こっていたはずだと考えています。今回明らかになった内部構造と合わせて考えると、ケレスでは熱に関する複雑な歴史があったと思われます」(NASAジェット推進研究所 Carol Raymondさん)。

2016年8月10日
Astro Artsより

  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://earth38moon.blog115.fc2.com/tb.php/7094-77561f46

プロフィール

moonrainbow

Author:moonrainbow
昔、"地球の旅人"の頃




服と鞄と雑貨の販売をしています

カテゴリ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード