宇宙人探しのプロジェクト「ブレークスルー・リッスン」

Posted by moonrainbow on 14.2016 科学   0 comments   0 trackback
スティーヴン・ホーキング、マーク・ザッカーバーグ、ユーリ・ミルナーが1億ドル(100億円)の巨費を投じて地球型惑星の生命探査プロジェクトを始動

ブレークスルー・リッスン

世界最高の富豪であり頭脳でもある3人の男たちが自らの夢と野望を叶えるべく立ち上がりました。フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ氏、ロシアの起業家ユーリ・ミルナー氏、物理学者スティーヴン・ホーキング氏が”アース2.0”からの信号をキャッチするプロジェクトを始動させると明かしたのです

 3人が計画するプロジェクトは”ブレークスルー・リッスン(Breakthrough Listen)”と呼ばれ、1億ドル(約100億円)もの資金を投じ、世界最高の望遠鏡で宇宙人からのメッセージを捉えようという野心的なものです

ブレークスルー・リッスンプロジェクトとは?

 2016年9月発見されたアース2.0は、正式名称をプロキシマ・ケンタウリbあるいはプロキシマbという。岩石で構成された地球と同じくらいの大きさの惑星で、太陽にもっとも近い恒星であるプロキシマ・ケンタウリのハビタブルゾーンに位置すると考えられています。しかも、地球から4光年という近さにある点でも研究者の関心を強く引きつけています

 「ホーキング博士と私が、ザッカーバーグ氏の支援を受けて、ブレークスルー・スターショットプロジェクトを立ち上げたほんの数ヶ月後のことでした」とミルナー氏は説明しています。ブレークスルー・スターショットとは、1世代以内に超小型宇宙船をアルファ・ケンタウリに送り込むことを目的とするプロジェクトです

ブレークスルー・リッスン1
左からスティーヴン・ホーキング、ユーリ・ミルナー、マーク・ザッカーバーグ

 「当時はケンタウリに惑星があればと願ってはいたものの、実際にあるとは驚きでした。今では明確なターゲットがあります。これによって、ミッションがより具体的なものに感じられるようになりました」

 これまで数千もの太陽系外惑星が発見されていますが、プロキシマbは手の届きそうな位置にある点において異色の存在です。たった4光年といっても、約38兆キロメートルもあり、実際にははるか彼方にある。しかし、将来世代の超高速宇宙船ならば数十年で到達できる可能性があります

ブレークスルー・リッスン2

 2016年11月初頭、ブレークスルー・リッスンのプロジェクトチームは、オーストラリアにあるパークス天文台で背景ノイズから拡散される電波放出の検出を開始します

 「調査期間がどれほどになるか予測もできませんが、地球のような生命が誕生するために必要な条件は宇宙において普遍的に存在することはわかっています」とバークレーSETI研究センターのディレクターを務めるアンドリュー・シェミオン氏
 
 かつてロシアのゼレンチュクスカヤにあるRATAN-600電波望遠鏡が偽の信号をキャッチしたことがある。プロジェクトチームはこうしたミスを避けたいと考えているが、実際には非常に難しい作業になるという事です

 「科学技術によって発生する電波の種類については、自分たちの技術によって知ることができますが……私たち自身の技術が背景に大きな干渉を起こしてしまうのです」

ブレークスルー・リッスン3
 
宇宙人とのコンタクトは慎重に

 プロジェクトに参加するホーキング博士であるが、仮に宇宙人を発見するようなことがあってもコンタクトには慎重を期さなければならないと警告しています

 「歳をとるにつれて、人類が孤独な存在ではないと確信を深めるようになりました」と話す彼は、高度文明との遭遇はアメリカ先住民がクリストファー・コロンブスに遭遇したときと似たような状況である可能性について言及しています。「それは先住民にとって好ましい結果にはなりませんでした」。したがって、相手に見つけられる前に見つけることが大切となります

 これに関連して、ミルナー氏は「私は生命と宇宙の存在に関する疑問を問い続けてきました」と話しています。起業家として成功した彼ですが、かつてはモスクワの大学で物理学の博士課程に在籍していたこともあります。そうした影響もあってか、2012年にブレークスルー賞という、基礎物理学、数学、生命科学の分野を対象とした学術賞を設立しました

 「この場所が大きな計画の一部なのか理解することが必要不可欠です。他者と自分を比べることなしに、自らが何者なのか知ることはできないでしょう。彼らが正しいのかもしれない。あるいは間違っているのかもしれない。いずれにせよ、答えはすごいものでしょう。人類は真実を知りたいと願う好奇心のある存在です。ならば探すしかないでしょう?」

 ブレークスルー・リッスンでは、ウェストバージニア州のグリーンバンク望遠鏡とカリフォルニア州のリック天文台からすでに他の恒星系のデータを集めており、これまで地球から16光年先の恒星の大半をカバーしてきた。調査は感度が50倍も高く、空の10倍と電波スペクトルの5倍を対象とし、100倍の速さで行われています

 もし本当に地球以外の文明を発見したらどうするつもりだろうか? こう問われて、「冷蔵庫にしまってあるシャンパンを開けて、返信すべきかどうか考えます」とミルナー氏は答えている

2016年09月28日
カラパイアより

  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://earth38moon.blog115.fc2.com/tb.php/7219-1dc8a40a

プロフィール

moonrainbow

Author:moonrainbow
昔、"地球の旅人"の頃




服と鞄と雑貨の販売をしています

カテゴリ

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード