約100億光年彼方にある星形成時期の銀河の姿

Posted by moonrainbow on 06.2017 銀河   0 comments   0 trackback
初めて見る現在の星の大多数が生まれた現場

約100億光年彼方の星形成銀河
VLA(電波)とHST(可視光線)の観測データを合成した、ハッブル・ウルトラディープフィールド内にある約100億光年彼方の星形成銀河(提供:K. Trisupatsilp, NRAO/AUI/NSF, NASA)

二つの電波望遠鏡が約100億光年彼方の銀河を観測し、星形成が非常に盛んだった時期の星形成現場である銀河の姿を初めて精細にとらえました

約100億年前の時代は宇宙の歴史の中において星形成が非常に盛んだった時期で、現在の宇宙に存在するほとんどの星はこの頃に生まれたと考えられています。しかし、そのころの銀河は星形成が活発なため塵が多く存在しており、可視光線で星形成の現場を詳しく観測することは困難です。塵を見通した観測には電波望遠鏡が適しています

カブリIPMUのWiphu Rujopakamさんたちの研究チームは、米・ニューメキシコ州のカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡(VLA)と南米チリのアルマ望遠鏡を用いて、この時代の銀河を電波観測しました。観測対象としては、2003年から2004年にかけてハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した天空の一領域「ハッブル・ウルトラディープフィールド」に含まれる、約100億光年彼方の銀河11個が選ばれました

観測から、アルマ望遠鏡では星形成に必要な冷たいガスの分布が明らかにされ、VLAでは星形成が起こっている場所がとらえられました。どの銀河でも星形成が広い領域で活発に行われており、その活発さは現在の普通の銀河の20倍にもなります。現在の宇宙では銀河の合体が起こっている場所など限られた領域で星形成が盛んであることとは異なる状況です

今後より多くの銀河の星形成現場を精細に観測することで、当時の銀河における星形成のメカニズムや、現在の銀河との違いに迫り、銀河進化の歴史の解明が進んでいくことが期待されます。.

2017年2月20日
Astro Artsより

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