惑星「KELT-9b」の表面温度が4300度

Posted by moonrainbow on 10.2017 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
東大など国際研究チームが表面温度4300度の惑星発見 

恒星「KELT―9」と惑星
国立天文台などの研究チームが発見した、表面温度約4300度に達する惑星「KELT-9b」(右)と、恒星「KELT-9」の想像図(NASA提供)

 地球から約600光年離れた恒星を周回する惑星の表面温度が約4300度に達することを、東京大や国立天文台、米航空宇宙局(NASA)などの国際研究チームが明らかにしました。観測した電波のデータを分析した結果で、これまで分かっているなかで最も表面温度が高い惑星です。2017年6月5日付の英科学誌ネイチャーに発表しました。

 研究チームによると、この惑星は地球からはくちょう座の方向に約600光年離れた恒星「KELT―9」を周回しています。公転周期は1・5日で、水素が主成分のガスに覆われているとみられます。2014年にKELT―9の前を横切る影が観測され、16年に国立天文台岡山天体物理観測所などの観測で惑星と確定しました

 KELT―9の表面温度は約1万度で、太陽の約6千度と比べてかなり高いのです。また、惑星とKELT―9との距離は、太陽と水星の距離の10分の1程度で極めて近く、惑星は強い紫外線を受けているという事です。こうしたことなどから、惑星の表面温度が高くなっているとみられます

 東大理学系研究科の成田憲保助教は「どの程度の高温の星の近くでガス惑星が形成されるかがわかれば、惑星の形成過程を理解する手がかりとなる」と話しています。

KELT-9b - the hottest giant exoplanet



2017年6月6日
朝日新聞デジタルより

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