探査機「ニューホライズンズ」の目標天体「2014 MU69」の愛称は「世界の果て(Ultima Thule)」

Posted by moonrainbow on 26.2018 ニュース   0 comments   0 trackback
探査機「ニューホライズンズ」の次の目標天体「2014 MU69」の愛称として「世界の果て(Ultima Thule)」

1539年に描かれた地図の一部
「Thule」が描かれている1539年の地図の一部
1539年に描かれた地図の一部。矢印の先が「Thule(地図上の表記はTile)」(出典:Frontier Worlds)

NASAの探査機「ニューホライズンズ」の次の目標天体「2014 MU69」の愛称として、「世界の果て」を意味する「Ultima Thule」が選ばれました

2015年7月に史上初の冥王星フライバイ(接近飛行)を果たしたNASAの探査機「ニューホライズンズ」は、2019年1月1日に次の探査目標である太陽系外縁天体「2014 MU69」(以下MU69)をフライバイします。その到着に先立ち、MU69にもっとわかりやすい名前をつけようと、NASAは2017年11月から12月にかけて愛称募集キャンペーンを実施しました

呼びかけに応じて世界中の11万5000人から3万4000もの愛称の候補が寄せられました。その中から選考や人気投票を経て、ニューホライズンズチームは「Ultima Thule(ウルティマ・トゥーレ、英語風の発音ではアルティマ・スーリー)」をMU69の愛称として選び出しました

「このような、興味深くて人々の心に訴えかける愛称を提案してくださった方々に感謝します。ニューホライズンズが体現する探査の真の精神を、名称という一つの形にしたことは、賞賛に値します」(ニューホライズンズ科学チーム Mark Showalterさん)

「Ultima」はラテン語で「最後の、究極の」といった意味の言葉、「Thule」は中世の文学や地図に描かれた極北の地(島)のことであり、2つを合わせた「Ultima Thule」は「既知の世界の境界線を越えた、世界の果て」を表します。MU69の軌道は冥王星よりさらに16億km外側にあり、探査機が訪れる天体としては史上最遠であることから、実にふさわしい愛称といえるでしょう

太陽系外縁天体「2014 MU(69」の想像図
太陽系外縁天体「2014 MU(69」の想像図(提供:NASA/JHUAPL/SwRI/Steve Gribben)

「MU69は人類の次の『Ultima Thule』です。ニューホライズンズは、私たちが知っている世界の極限を越え、さらにその先にあるミッションの次の到達点を目指しています」(ニューホライズンズ主任研究員 Alan Sternさん)

今回選ばれたのはあくまでも愛称です。公式名は、ニューホライズンズがMU69をフライバイした後に、天体の特徴(単独星か、それとも実は複数の天体の集まりなのか)などに基づいてNASAとニューホライズンズチームから名称を管轄する国際天文学連合に提案される予定です

2018年3月16日
AstroArtsより

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