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系外惑星「WASP-178b」「WASP-184b」「WASP-185b」「WASP-192b」

Posted by moonrainbow on 24.2019 太陽系外惑星   0 comments   0 trackback
昼間は2000度を超える「ウルトラホットジュピター」を確認。観測史上で第何位の熱さ?

ホットジュピターの想像図
ホットジュピターの想像図

イギリスのキール大学は2019年8月14日、主星の至近距離を公転する木星に似た太陽系外惑星、いわゆる「ホットジュピター」を新たに4つ確認したCoel Hellier氏らの研究成果を発表しました。研究内容をまとめた論文は7月26日付でarXivに登録されています

■WASP-178bは2000度を超える「ウルトラホットジュピター」

確認された系外惑星は「WASP-178b」「WASP-184b」「WASP-185b」「WASP-192b」の4つ。いずれも系外惑星の検出を目的とした「WASP」プロジェクトのために南アフリカ天文台に設置されたWASP-South望遠鏡によって発見されました。

4つの系外惑星のサイズは、木星の1.2~1.8倍ほど。どれも10日以内の周期で公転するほど主星に近いため、表面の温度はすべて1000K(ケルビン)を超えています。このうちWASP-178bの温度はおよそ2470K(摂氏2200度ほど)と、今回確認された4つの系外惑星のなかでは一番高温で、研究チームはホットジュピターのなかでも温度が高い「ウルトラホットジュピター(ultra-hot Jupiter)」に分類しています


■一番熱いウルトラホットジュピターは何度?

最近の研究では、昼側の温度が2200K(摂氏1930度ほど)を超える木星のような系外惑星がウルトラホットジュピターに分類されており、今回の論文では過去に確認されたウルトラホットジュピターの一覧も掲載されています。

それによると、今回の研究対象であるWASP-178bの2470Kという温度は、2012年に報告された「WASP-78b」に並ぶ9位タイ。1位は2017年に報告された「KELT-9b」で、温度はなんと4050K(摂氏3780度ほど)に達しています。

先日2つの系外惑星が見つかったM型の恒星「Teegarden’s star(ティーガーデン星)」の表面温度が2600~3000K弱とされていますから、KELT-9bの表面温度は小さな恒星をも上回る高温ということになります。

系外惑星というと生命体の存在が期待されるハビタブルゾーンに位置するものが注目されがちですが、このように極端な環境にあるウルトラホットジュピターのような系外惑星の研究も、惑星の形成や進化を考える上では欠かせない存在の一つです


Image Credit: ESO/L. Calçada

2019/8/16
Soraeより

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