海王星の赤道付近に地球サイズの嵐

Posted by moonrainbow on 18.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
海王星の赤道付近に地球サイズの嵐

海王星の嵐
(上段)3つの波長でとらえた2017年6月26日の海王星、白い矢印の先が巨大な嵐、(下段)3つの波長でとらえた2017年7月2日撮影の海王星(提供:N. MOlter/I. De Pater, UC Berkeley/C. Alvarez, W. M. Keck Observatory)

海王星の赤道付近に、地球の4分の3ほどの広がりをもつ巨大な嵐が観測されました

米・ハワイのケック天文台での観測で、海王星の赤道付近に巨大な嵐がとらえられました。大きさは約9000kmで海王星の半径の3分の1にも達し、東西と南北の両方向で30度以上にわたっています。また、嵐の雲が2017年6月26日から7月2日の間でとても明るくなる様子も観測されました

当初、この雲は1994年にハッブル宇宙望遠鏡が北半球にとらえた複数の雲の集まりと同じものであると思われたが、位置が異なっているので別物のようです。「通常この領域はとても穏やかで、明るい雲が見られるのは中緯度域だけなので、低緯度に現れた明るい嵐に本当に驚いています。赤道に居座る巨大な雲の姿は壮観です」(米・カリフォルニア大学バークレー校 Ned Molterさん)

巨大な雲を生み出しているのは、海王星の大気の奥深くに潜む大きな高圧の暗い渦かもしれません。渦から上昇したガスが冷えて凝縮し、メタンの雲ができると考えられています。海王星の風向きは他の惑星と同様に緯度によって大きく異なるので、大きく明るい雲がばらばらにならず広い緯度にわたって存在しているのであれば、それらを一つにまとめる何かがあるはずです

あるいは、渦と関係がないとすればその正体は、2010年に土星に発見された巨大な嵐のように時おり他の惑星に見られる巨大な対流雲かもしれないのです。「海王星の大気内で非常に劇的な変化が起こることを示しています。数十年ごとに起こる季節的な気象現象なのかもしれません」(カリフォルニア大学バークレー校 Imke de Paterさん)

海王星の大気に関する理解を深めることは、巨大氷惑星で起こる循環の解明につながります。また、海王星サイズの系外惑星が多数発見されていますが、その大気についてはまだよくわからないため、海王星大気の研究の重要性は高いのです。MolterさんとDe Paterさんは今後も観測データの分析を続け、同時にこの秋にも観測を行って新たなデータや時間経過に伴う変化を調べる予定です

2017年8月9日
AstroArtsより

土星南極に出現したオーロラ

Posted by moonrainbow on 03.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
土星南極に出現したオーロラと背景を流れる星々

南極に発生したオーロラ

土星には地球と同じく、両極にオーロラが発生することが知られています。そして2017年7月20日に探査機「カッシーニ」が同惑星の接近観測を行い、南極に発生したオーロラとその後ろを流れる恒星という幻想的な光景を捉えました
 
太陽から吹き付ける荷電粒子が土星大気内に落下し、大気中の粒子と衝突することで発生する土星のオーロラ。今回の動画では、土星のオーロラが同惑星の昼側と夜側をまたぐようにして周回しているのが確認できます。なお、今回可視光として撮影されたのは動画右側の白黒の部分で、背景の土星は2008年にカッシーニが近赤外線で撮影したものを着色しています
 
また、木星の後ろを流れているはるか遠くの恒星は、突然その方向を変えて飛び去っているように見えます。これは恒星からの光が土星の大気によって捻じ曲げられることにより、ランダムに移動して見えるのです
 
なお、カッシーニは今年の9月15日にそのミッションを終える予定です

Auroras Over Saturn Seen by Cassini Spacecraft


 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

2017/08/01
Soraeより

冥王星と衛星「カロン」の上空を飛行しているような3Dアニメーション

Posted by moonrainbow on 01.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
冥王星と「カロン」の飛行体験をニュー・ホライズンズ視点で観れます

冥王星の約1万2000km未満の上空まで接近

冥王星の観測を終え、カイパーベルト探査へと旅立った探査機「ニュー・ホライズンズ」。NASAは今回、同探査機が冥王星と同惑星の衛星「カロン」を撮影した画像データを利用して、あたかも上空を飛行しているような3Dアニメーションを作成しました
 
New Horizons Flyover of Pluto


 
ニュー・ホライズンズが冥王星に接近し、画像を撮影したのは2015年7月14日。当時は冥王星の約1万2000km未満の上空まで接近したそうです。今回の映像でも、冥王星の寒そうで凸凹した地形がはっきりと確認することができます
 
動画は冥王星の南西に位置するハート型のスプートニク平野から始まり、さまざまな山脈や盆地、裂け目を映し出しています。画像は加工されたものですが、窒素の氷に覆われた平野などの特徴がよくわかります
 
New Horizons Flyover of Charon


 
さらに、NASAはニュー・ホライズンズが捉えた冥王星最大の衛星「カロン」も3Dアニメーションとして公開しています。こちらの動画では、同衛星を横切る巨大な谷などの地形が特徴的です

Image Credit: NASA

2017年7月17日
Soraeより

Posted by moonrainbow on 01.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
木星の南極と渦巻く嵐を探査機ジュノーが撮影

木星の南極側の画像

現在も木星の探査ミッションを続けている、NASAの探査機「ジュノー」。そのジュノーから、新たに木星の南極側の画像が地球へと届けられました
 
2017年5月19日に、木星から約4万6900km上空から撮影されたこの画像。撮影にはジュノーに搭載された可視光カメラ「ジュノーカム」が利用されています。画像には加工がくわえられていますが、そのおかげで南極側に渦巻く嵐の様子がよくわかります。また、画像の上部には真珠の首飾りのような白い嵐が4つ、それにオレンジ色の嵐が一つ確認できます
 
ジュノーは2016年7月いらい木星の観測を続けており、現在は極を53.5日で通過する軌道を描いています。次回の観測は2017年7月となり、観測は2018年7月まで続けられる予定です
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Gerald Eichstädt /Seán Doran

2017/06/19
Soraeより

小惑星「ケレス」の地形「Pongal Catena」

Posted by moonrainbow on 19.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
小惑星「ケレス」の不思議な地形「Pongal Catena」

小惑星「ケレス」の不思議な地形

NASAの探査機「ドーン」が調査を実施した、火星と木星の間にある小惑星帯の準惑星「ケレス」。 そのケレスから、クレーター「ウルヴァラ」にある細長い地形「Pongal Catena」の画像が届けられました
 
このPongal Catenaは長さ96kmほどの凹んだ地形で、その起源は複数ありそうです。しかし現在は、おそらく巨大衝突によるクレーターの形成に伴って生じたものと推定されています。またこの地域には複数の似た地形があります
 
今回の画像が撮影されたのは、2015年の9月28日。ケレスから1,470km上空より撮影されました。ケレスでは濃縮された炭酸塩鉱物や熱水が湧き出していた証拠、それに水の氷、さらには有機化合物などが発見されています。もしかしたら生命が存在している(あるいはしていた)ケレスの、さらなる探査を期待したいです
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA

2017/06/12
Soraeより
 

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