準惑星「ハウメア(Haumea)」にリングが存在

Posted by moonrainbow on 22.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
エッジワース・カイパーベルトの小型天体の準惑星「ハウメア(Haumea)」にリングが存在

準惑星「ハウメア」にリング

海王星の外側に存在する太陽系外縁天体……と聞くと、私達には少し縁の遠い話にも思えますが、その太陽系外縁天体に分類される準惑星「ハウメア」にリング(環)が存在することが、科学雑誌のNatureにて報告されました
 
ハウメアとは、2005年に発見された細長い卵のような形の天体。海王星の外側に位置するエッジワース・カイパーベルトの天体としてはかなり大型な部類となり、ルドルフやブリッツェンという2つの衛星を持ちます。また今年には恒星の前を通過したことで、その形やサイズに関する詳細が判明していました
 
今回の研究結果を提出した共同執筆者で、スペインのInstituto de Astrofísica de Andalucíaの天文物理学者のSantos Sanz氏は、観測にあたって12個の天体望遠鏡を利用。その過程では、ハウメアの長軸が最低でも2,300kmと以前よりも大きいことが判明しました。さらに、幅70kmほどのチリからなるリングがハウメアから1,000km上空の周囲に存在していることが判明したのです
 
ハウメアよりも小さな天体でリングを持つものはいくつか見つかっていますが、科学者は今後もこのような小さな天体のリングについて調査を進めたいとしています
 
Image Credit: IAA-CSIC/UHU

2017/10/12
Soraeより

木星のオーロラの謎

Posted by moonrainbow on 19.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
木星のオーロラがもたらす大きな謎

「ジュノー」が2016年12月にとらえた木星の北極のオーロラ
木星の北極のオーロラ。「ジュノー」が2016年12月にとらえた木星の北極のオーロラ(提供:NASA/JPL-Caltech/Bertrand Bonfond)

NASAの探査機「ジュノー」が、強力なオーロラを引き起こす大量のエネルギーが木星の極域で渦巻いている様子を観測しました

米・ジョンズ・ホプキンス大学のBarry Maukさんたちの研究チームが、探査機「ジュノー」に搭載された紫外線分光器と高エネルギー粒子検出器の観測データから、木星の磁場に沿った強力な電位の存在を観測しました。この電位により電子は木星大気に向かって加速され、最大で40万電子ボルトものエネルギーを得て大気に衝突し、激しいオーロラを発生させます。このエネルギーは地球で観測される最も強いオーロラを発生させるのに必要な量の10~30倍も高いのです

木星のオーロラは太陽系内で最も強力なものであり、電位がオーロラ発生に果たす役割それ自体は不思議ではないのですが木星の電位は大きいにも関わらず時折しか観測されないことや、地球とは異なり最も激しいオーロラの発生源ではないことは、研究者を悩ませています

「木星の最も明るいオーロラは、まだよく知られていない激しい加速プロセスのようなものによって発生します。最新のデータによると、オーロラを発生させるエネルギー密度が高ければ高いほどプロセスは不安定になり、新しい加速プロセスが優勢になります。今後もデータを見守り続ける必要があります」(Maukさん)

ジュノーがオーロラ観測(電子エネルギー計測)を行った経路
ジュノーによるオーロラ観測。(赤い矢印)ジュノーがオーロラ観測(電子エネルギー計測)を行った経路、(白い矢印)離散オーロラを発生させた電子の加速プロセスの発生を示すデータ、(縦軸)エネルギーの強さ、(横軸)時間経過(提供:NASA/JPL-Caltech/SwRI/Randy Gladstone)

「木星のオーロラ発生領域で観測される最も高いエネルギーは、非常に恐ろしいものです。高エネルギー粒子を知ることは、ジュノーや将来の探査機にとって大きな課題である木星の放射線帯を理解するために役立ちます」(Maukさん)

さらに、木星のオーロラを引き起こしたり宇宙天気や宇宙環境に影響を及ぼしたりするエネルギーについて知ることは、地球においても役立つ情報となり得ます。「今回のデータや地球周辺の衛星の観測結果から、探査機や宇宙飛行士を厳しい宇宙環境から守ることにつながる多くの情報が得られるでしょう」(Maukさん)

2017年9月13日
AstroArtsより

「グリーゼ710」が太陽に接近

Posted by moonrainbow on 16.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
太陽から2兆kmまで近付く星「グリーゼ710」

Waiting for a stellar encounter


110万年後から150万年後の、グリーゼ710から太陽を眺めた様子のシミュレーション動画。130万年後に太陽に最も近付き、速度も上がる(提供:ESA/Gaia/DPAC、以下同)

天文位置衛星「ガイア」の観測データを基に、30万個以上の星の500万年にわたる動きが調べられました。太陽系の「オールトの雲」にまで近付く天体は、彗星の軌道に影響を及ぼす可能性もあります

ヨーロッパ宇宙機関の天文位置衛星「ガイア」は、5年間のミッションで正確な星の位置と動きを観測し、過去から未来までの星の動きを調べることを大きな目標としています。観測が始まってからの14か月間で10億個以上の星の位置を調べ、そのうち200万個以上の星については距離と天球上の動きも測定されています

さらにそのうち30万個以上の星について500万年にわたる動きを詳細に調べたところ、97個の星が太陽から150兆km以内に近づくことがわかりました。中でも16個は太陽から約60兆km以内まで近付くが、ここまで近いと太陽系の最縁部と考えられている「オールトの雲」に影響を及ぼす可能性があります。オールトの雲は太陽から約15兆kmのところまで広がると考えられている、「彗星のふるさと」とも呼ばれる領域です。オールトの雲の近くを星が通り過ぎると、星の重力がオールトの雲にある彗星を動かし、彗星の軌道を地球に近付くようなものへと変更するかもしれないのです

16個の星のうち、現在はへび座の方向63光年彼方にある10等星のグリーゼ710は、130万年後には太陽から2兆3000億kmの距離(太陽から地球までの距離の1万6000倍)にまで接近し、夜空で最も明るい星として輝くようになります。この最接近時にグリーゼ710はオールトの雲の中を時速5万kmで通過すると予測されています。これは他の星の速度の半分ほどに過ぎないゆっくりしたスピードであり、太陽の60%ほどと軽いグリーゼ710であってもオールトの雲に影響を与えるのにじゅうぶんな時間があるだろうと考えられます。多くの彗星が雨のように太陽系の内側にやってくるかもしれません

総合的に見ると、100万年あたりおよそ550個の星が太陽から150兆km以内に近付き、そのうち20個ほどが30兆km以内に近付くと推定されます。ガイアの観測によって位置精度は向上しており、今後もデータは更新されていきます。次回予定されている2018年4月の更新では、およそ20倍の数の星の情報も含まれるため、2500万年もの予測が可能となります

Tracking stellar motions


太陽から見た、200万個の星の110万年後から150万年後の動きを表したシミュレーション動画。動画の最初で円で囲まれているのがグリーゼ710で、動画の中盤から軌道が描かれる。

2017年9月7日
AstroArtsより

「木星」の大赤斑

Posted by moonrainbow on 28.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
「木星」の大赤斑から丸みまでをまるっと見てみよう

「木星」の大赤斑

以前にも木星の大赤斑の接近観測を行い、その新たな姿を次々と解き明かしている探査機「ジュノー」。そのジュノーが撮影した木星からのデータを天文愛好家のEichstädt氏とSeán Doran氏が現像し、新たな迫力ある撮影画像が公開されました
 
今回の写真は、ジュノーに搭載された観測機器「JunoCam」で2017年7月10日に撮影されたもの。撮影高度は土星大気から約1万6500km上空で、ジュノーが7回目の接近飛行を行っている最中に行われました。画像の木星は左側が北、そして右側が南となっています
 
2017/08/21
Soraeより

「土星」の波のような雲

Posted by moonrainbow on 24.2017 太陽系   0 comments   0 trackback
「土星」の波のような雲

「土星」の波のような雲

「土星」といえば木星ほどはダイナミックではありませんが、その表面には縞模様があることで知られています。そんな土星の大気の様子を、探査機「カッシーニ」が撮影して地球へと送信してくれました
 
土星の大気は緯度によって異なる方向、あるいはスピードで移動しており、それぞれの大気のバンドが接する場所では波のような、不思議な模様が形成されます。またこの画像は着色済みのものですが、土星の縁で上部大気がぼんやりと層になっているのも確認できます
 
今回の画像はカッシーニが2017年5月18日に、土星から上空約120万km、北緯46度の位置から撮影したものです。撮影には同探査機に搭載されている狭角カメラと、近赤外線を捉えるスペクトラムフィルターが利用されました
 
NASAとESA(欧州宇宙機関)、それにイタリア宇宙機関によって運用されてきたカッシーニのプロジェクトは、2017年9月15日に探査機が土星大気に突入することで終了する予定となっています
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

2017/08/16
Soraeより
 

プロフィール

moonrainbow

Author:moonrainbow
昔、"地球の旅人"の頃




服と鞄と雑貨の販売をしています

カテゴリ

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード