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Joep Beving

Posted by moonrainbow on 26.2023 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
Klangfall



ハービッグ・ハロー天体「HH 211」

Posted by moonrainbow on 26.2023 宇宙   0 comments   0 trackback
若き原始星の産声 ウェッブ宇宙望遠鏡が観測したハービッグ・ハロー天体「HH 211」

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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で観測されたハービッグ・ハロー天体「HH 211」

こちらは「ペルセウス座」の方向約1000光年先のハービッグ・ハロー天体「Herbig-Haro 211(HH 211)」です。ハービッグ・ハロー天体とは若い星の周囲に見られる明るい星雲状の天体のことで、若い星から恒星風やジェットとして流れ出たガスが周囲のガスや塵の雲に衝突し、励起された物質から光が発せられていると考えられています

この画像は「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)」の「近赤外線カメラ(NIRCam)」で2022年8月28日に取得したデータをもとに作成されました。ウェッブ宇宙望遠鏡は人の目で捉えることができない赤外線の波長で主に観測を行うため、公開されている画像の色は取得時に使用されたフィルターに応じて着色されています(※)。

※…この画像では1.62μmと1.64μmを黄色、2.1μmと3.23μmを青、3.35μmをシアン、4.6μmを緑、4.66μmをオレンジ、4.7μmを赤で着色しています。

ジェットは若い星から双方向に噴出するため、この画像では中央から右上と左下に向かって、バウショック(弧状の衝撃波面)を連ねた一対のハービッグ・ハロー天体が形成されています。HH 211でジェットを噴出させているのは誕生から1万年以内とみられる若い原始星で、質量が今の8パーセント程度しかなかった成長途中の頃の太陽に似た天体だとされています。

ウェッブ宇宙望遠鏡を運用する宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)によると、この観測では過去に取得された画像と比べて5~10倍も空間解像度が高いHH 211の画像を得ることができました。ジェットは小刻みに揺れるように放出されていることから、画像中央の塵が豊富な雲の奥に隠されている原始星は連星の可能性があるようです。

ダブリン高等研究所(DIAS)のTom Ray教授を筆頭とする研究チームがウェッブ宇宙望遠鏡の観測で得られたHH 211のデータを分析した結果、この若い原始星が放出させているジェットは従来の予想に反してほぼ分子だけで構成されていて、さらに進化した段階の原始星が放出させるジェットと比べてゆっくり移動しているように見えることがわかったといいます。Rayさんによると、より単純な原子やイオンを加えることなくジェットが形成される仕組みは、今のところ謎だということです。

冒頭の画像はSTScIをはじめ、アメリカ航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)から2023年9月14日付で公開されています


Source
Image Credit: ESA/Webb, NASA, CSA, T. Ray (Dublin Institute for Advanced Studies)

2023年9月23日
sorae 宇宙へのポータルサイトより

Andrea Vanzo

Posted by moonrainbow on 25.2023 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
Fire Burns Inside Me

小惑星「ベンヌ」で採取した石が地球に帰還

Posted by moonrainbow on 25.2023 彗星   0 comments   0 trackback
NASAのカプセルが地球帰還、小惑星で石など採取

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 小惑星「ベンヌ」で採取した石などの試料が入った米航空宇宙局(NASA)のカプセルが9月24日、地球に帰還した。探査機「オシリス・レックス」が投下したカプセルがパラシュートで西部ユタ州の砂漠に着地した。写真は着地後のカプセルの様子。ユタ州ダグウェイで撮影。NASA提供(2023年 ロイター)

NASA's first asteroid sample lands in Utah



小惑星「ベンヌ」で採取した石などの試料が入った米航空宇宙局(NASA)のカプセルが24日、地球に帰還した。探査機「オシリス・レックス」が投下したカプセルがパラシュートで西部ユタ州の砂漠に着地した

小惑星から試料を地球に持ち帰るのは日本の「はやぶさ」と「はやぶさ2」に続き3例目で、NASAとしては初めて。回収した試料の重さはやぶさ2の5グラムを大幅に上回る過去最高の250グラムと推定されている。

ベンヌは直径500メートルほど。約45億年前の太陽系初期に形成されて以来、化学的・鉱物学的性質がほぼ変わっていないため、地球の起源などについて貴重な手がかりを提供する。

オシリス・レックスは2016年に打ち上げられ、18年にベンヌに到達。20年に試料を採取した後、地球への帰途に就いていた。

カプセルは今後、テキサス州にあるNASAのジョンソン宇宙センターに運ばれる


2023年9月25日
ロイターより

Walter Bishop, Jr. Trio

Posted by moonrainbow on 24.2023 癒しの音楽   0 comments   0 trackback
Good Morning Heartache

地球に最も近いブラックホール

Posted by moonrainbow on 24.2023 ブラック・ホール   0 comments   0 trackback
地球に最も近いブラックホール、150光年先のヒアデス星団に複数存在か

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地球に最も近い散開星団のヒアデス星団(NASA, ESA, and STScI Licensed under CC BY 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

わずか150光年先のヒアデス散開星団に、これまで検出された中で最も地球に近いブラックホールがあるとみられることが分かった

散開星団とは、同時期に誕生した数百個の恒星がまばらに集まったもので、所属する恒星はすべて共通の化学的性質を持っている。

オリオン座の三つ星の近くのおうし座に位置するヒアデスは、太陽系に最も近い散開星団で、冬の間中肉眼で見ることができる。天文情報サイト「EarthSky」によれば、約500個の星から成り、「雄牛の顔」とも呼ばれている


■地球に最も近いブラックホールを検出

そのヒアデス星団に、小型のブラックホールが複数存在する可能性あることが、英国王立天文学会の学会誌Monthly Notices of the Royal Astronomical Society(MNRAS)に掲載された論文で明らかになった。今まで検出された中で最も近くにあるブラックホールになる。

ブラックホールは、光を発しないので直接には観測できない。そこで研究チームは、ヒアデス星団内の恒星の運動と進化をシミュレーションし、結果を恒星の実際の位置と速度と比較した。

恒星の位置と速度については、欧州宇宙機関(ESA)の天文観測衛星ガイア(Gaia)の最新データを用いた。ガイアは、天の川銀河(銀河系)の3次元(3D)地図の作製を目指して、数十億個の恒星の運動を高精度で測定している


■ブラックホールは2~3個

今回の研究結果は、ヒアデス星団の中かその近くに、小型のブラックホールが2~3個存在することを示唆している。論文の筆頭執筆者で、イタリア・パドバ大学の博士課程修了研究者ステファノ・トルニアメンティは「今回のシミュレーションでは、いくつかのブラックホールが現在(あるいは最近まで)ヒアデス星団の中央部に存在すると仮定した場合でのみ、星団の質量と大きさの両方が一致する結果となった」と説明した。

太陽系に最も近いブラックホールとこれまで考えられていたのは、へびつかい座の方向に1560光年の距離にある「Gaia BH1」だった。へびつかい座は、北半球の夏(南半球の冬)の間中見えている。

今回の研究は、パドバ大とスペイン・バルセロナ大学宇宙科学研究所(ICCUB-IEEC)、英ケンブリッジ大学、欧州南天天文台(ESO)、中国・中山大学が共同で実施した


2023年9月18日
Forbes JAPANより
 

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